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庭先で
子供の時から
ずっと見守ってくれている凌霄花
どんな時代も明るく振舞って、嫌な顔しないで、キュートな広がりを見せるオレンジと赤の衣装を着て
出かけていく家族を笑顔で見送り、帰ってくる家族を笑顔で迎えてくれた
いつもいつもそこにあるから
ありがたさを忘れていた
存在もわすれていた
いつもあって当然だった
毎年咲くお花の数は少なくなることがなかった
木が疲れて、年々やせ細ってもおかしくないのに、永遠みたいに新しい花が咲く
今年の夏はどうしたんだろう
燃えるようにたくさんの花をつけた
凌霄花の『霄』は「空」「雲」を意味するらしい
空に愛され、雲に愛され、終わりを知らないのだろうか
中国生まれ、平安時代に渡来したらしい
空のように
雲のように
果ての果てまでとどまることを知らないのだろう
その無邪気ゆえ、そのほがらかゆえ
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