さとまゆ写真館

伊勢白山紀行と北海道の日常とお馬さんを紹介する写真館。
そして6人の子に囲まれた家族生活からの気づきの日記帳。

インフルエンザ

2009年01月13日 | 日常生活
かかってしまいました・・・
油断してしまいました・・・

インフルエンザです・・・・

丸々24時間、高熱と頭痛と全身倦怠感に襲われ、
発症後約60時間経過した今も、しばらく動いているとだるくて横になりたくなります。
日頃、鳥インフルエンザの対応演習とかで客観的に見ているものの、
実際に自分がなってみると全くそんな経験は役に立ちませんでした。
せいぜい、自分で個人輸入で買い置きしていた抗インフルエンザ薬が
ちょっと効いたかなという程度です。

最近のインフルエンザよりも病原性の強いものがそろそろ流行るとかで、
いろんなところで騒がれていますが、
みなさんおそらく他人事のようにTVなどを観ているのだろうなあと
あらためて感じました。
今回のインフルエンザは今までと大差ない程度のものだったけれど、
実際に39℃の熱と全身症状に襲われたわたしはそれがたった24時間だったとしても、
死んじゃうんじゃないかと思えるほどでしたから、
実際に本当に言われているようなものに罹ったら、どんなに冷静な人でも
人が変わったように弱り果ててしまうものと思います。
しかも、強ければ、回復するまでの時間も長くかかる可能性も高いし、
脳炎や肺炎、腸炎など熱などの症状以外の思ってもみない後遺症に長く
悩まされる可能性も高いと思います。

まさに生きるか死ぬかのギリギリのラインまで行く人が多数いると思います。
乳幼児、老人がまずもたないと言われていますので、
このようなご家族をお持ちの方で、今年もしくはこれまでにインフルエンザに
罹ったことのある人は、どうして罹ったか、どこでうつされたかなど、
感染した原因をしっかり把握して再現しないように注意すべきだと思います。
そして、もし罹ってしまったら、決してご家族の元に戻らず、
ウィルス排出も完全に終了することを保証できる発症後1週後までは
家族から自分を隔離する勇気を今から持っていたほうが良いと思います。

ヒトのインフルエンザは誰かが排出したものを吸い込んでから1~7日で発症。
症状は38℃~40℃程度の高熱が数時間以内に急激に発生し、
全身の倦怠感、ひどいときは膝や股の関節が痛くなります。
このとき、鼻水、くしゃみ、咳などの風邪様の症状はあまり強くありません。
この高熱が1~3日間くらい続くと自然に熱が下がり始めます。
この熱が下がった頃が実はとても危険です。
本人の体調がもっとも苦しい状況から解かれ、病気が終わったと思わせる頃、
身体の中で増えたインフルエンザ・ウィルスはもっとも多く排出されるのです。
まるでウィルスがそれを狙っているかのごとく、
そのたくさん増えたウィルスをより多く外界に付着させるために
この時期から鼻水がたくさん出始め、くしゃみもたくさん出て、咳も出てきます。
まるで高熱で死ぬ弱いウィルスを殺させて、強いウィルスのみ増やさせて、
それを他のより多くの人に感染させるかのごとくです。

ですから、熱が下がり、全身症状もだいたい落ち着いた時から48~72時間は
出勤・通学は控えるべきであるとの指摘も多くの医療機関でなされています。
本人は早く仕事に戻って滞ったことをやりたいとか、
社内での体面を悪くしないようになるべく休まないようにとかって
思う行動が、実は大きな犯罪行為なのです!!!!(大げさじゃないと思います)
もしかすると、うつした相手の家には生まれたばかりの赤ちゃんがいて、
運悪く感染した上に脳炎になり死亡もしくは大きな後遺症が残ってしまう・・
ということが全く無いと言い切れるでしょうか?

あらためて今回、自分自身が罹って、うつす方、うつされる方、その周囲に
ついて客観的に見直すことが出来ました。
日曜に高熱が出て月曜・火曜と仕事を休みましたが、
今の鼻水が出て止まらず、くしゃみが時々出る状態と少し動くとだるい状態が
明日の朝まで続いていれば勇気を持って明日もお休みです。


いやはや、本当に熱だけで済んで良かった・・・
いかしていただいて ありがとうございます
いかしていただいて ありがとうございます
                

写真はうなされる私のそばでずっと見守り続けた(というか、ただくっついて一緒に寝ていた)ワンコたちです。