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まずは何をしよう

登山用カメラホルスターの自作

 登山用のカメラホルスターを自作してみました。カメラホルスター自体は世の中にたくさん出回っていますが自分に合った物がなくて自作したわけです。
自作のポイントは登山用に特化しており
 1.軽い
 2.動きやすい
 3.取り出しやすい
 4.カメラの保護
です。目次に従って記述していきますが、あくまでも個人的な見解です。また、登山スタイル、カメラワークなどにより見解が違ってくると思いますので記述内容が適合するかは十分に注意して下さい。



  ーーーーー  目次 ーーーーー

1.カメラホルスターのタイプ別特徴
 1.1 登山用カメラホルスターの種類
 1.2 登山用カメラホルスターの利便性

2.自作カメラホルスターについて
 2.1自作への経緯
 2.2自作カメラホルスターの評価

3.作り方
 3.1 材料
 3.2 前掛けタイプとストラップとの接続
 3.3 カメラストラップの長さ調整

4.使用方法
 4.1 装着の仕方・注意点
 4.2 運用方法

5.まとめ

 それでは、目次に従って記述します。
1.カメラホルスターのタイプ別特徴
1.1 登山用カメラホルスターの種類
 登山用カメラホルスターの種類として大きく分けて3種類かな…… 登山中に見かける頻度の多いカメラホルスターを順に記述すると
  1位:バックパックに取り付けるタイプ(ホールポジションは肩)
     ダントツで使用されています。以下、「取り付けタイプ」と記述します。
  2位:ベルト形状の前掛けタイプ(ホールポジションは腹)
     たまに見かける程度です。以下、「前掛けタイプ」と記述します。
  番外:ハーネス形状の抱え込むタイプ(ホールポジションはみぞおち)
     見かけたことはありません。以下、「ハーネスタイプ」と記述します。

1.2 登山用カメラホルスターの利便性
 個人的な登山スタイル&カメラワークから見たカメラホルスターの利便性を記述します。
取り付けタイプ
 一番良いところは、バックパックの肩に取り付けるため着ている服装の影響は受けず、服装着替え時にも取り外す必要がありません。

・軽さについて:問題なし。
・動きやすさについて:使用したことがありませんが肩の部分にカメラが来るので問題ないと思われます。バランス的には…… 判りません
・取り出しやすさについて:問題なし
・カメラ保護について:通常では問題なし。三脚選択時に雲台を考慮する必要あり。

前掛けタイプ
 最初に購入して使用したタイプですが、垂直方向に弱いため一眼レフの重量に耐えるのは厳しく小型カメラ用だと感じています。

・軽さについて:問題なし。
・動きやすさについて:腰回りなのでバックパックのベルトと干渉します。かがんだ状態だと太股と一眼レフのレンズ部分がぶつかります。
・取り出しやすさについて:問題なし
・カメラ保護について:通常は問題ありませんが、身体の動きによっては垂直方向に揺れるため、肩よりも劣ると感じます。

ハーネスタイプ
・軽さについて:質量・容積共に登山では考えさせられます。
・動きやすさについて:ホールド性については完璧ですが、服をまとう感じなので夏場は暑いかな。また、服の着替えにも手間が掛かります。
・取り出しやすさについて:問題なし
・カメラ保護について:通常では問題なし。

星取り表
 個人的な登山スタイル&カメラワークから見た利便性をまとめてみました。

         軽さ 動きやすさ 取り出しやすさ カメラ保護 着替え 適応性 総合

取り付けタイプ  1   2     1     2   1   1  1位
前掛けタイプ   1   3     1     3   2   2  2位
ハーネスタイプ  3   1     1     1   3   3  3位


2.自作カメラホルスターについて
 自作カメラホルスターの写真です。前掛けタイプにカメラストラップを取り付けただけの物です。
 このカメラストラップが重要な役目をしており、長さ調整をすることにより一眼レフカメラをみぞおち部分にしっかりと固定させる役目をしています。


2.1自作への経緯
・みぞおち部分に固定するカメラホルスターが最適と判断
    ↓
・ハーネスタイプは1.2項で記述したような欠点あり
    ↓
・前掛けタイプは水平方向には固定できるが、垂直方向には固定できない
    ↓
・前掛けタイプを下向きの力に対してみぞおち部分で固定できれば良い
    ↓
・市販カメラストラップを接続して下向きの力に対して固定
    ↓
・構想がまとまる

2.2自作カメラホルスターの評価
 改めて評価してみます。
➀ 軽さについて
 前掛けタイプとカメラストラップのみの構成なので質量・容積共に登山で問題なし。
② 動きやすさについて
 みぞおち部分で固定されるので動きに支障なし。
 着替え時には取り外さねばならないので不便であるが、取り外しはワンタッチで出来ます。また、着替えの服装によっては微調整が必要になる事と首にストラップを掛けるので首に負荷が掛かることが欠点です。
③ 取り出しやすさについて
 問題なし。
④ カメラ保護について
 カメラに付いているカメラストラップも落下防止のために首に掛けます。

星取り表
 自作タイプを追記してみました。

         軽さ 動きやすさ 取り出しやすさ カメラ保護 着替え 適応性 総合

取り付けタイプ  1   2     1     2   1   1  1位
前掛けタイプ   1   3     1     3   2   2  3
ハーネスタイプ  3   1     1     1   3   3  4位

自作タイプ    1   1     1     1   2   2  1位


3.作り方
 写真を見ただけで出来てしまいますが記述します。
3.1 材料
 二点揃えるだけとなります。
  ・前掛けタイプ
  ・市販カメラストラップ

3.2 前掛けタイプとストラップとの接続
 前掛けタイプにカメラストラップを取り付けます。接続位置は、カメラの両脇を支える位置に接続するのがポイントです。写真参照

3.3 カメラストラップの長さ調整
 カメラボディがみぞおち部分で固定される長さにカメラストラップを調整します。上記写真参照
 また、前掛けタイプのベルト長さ調整もだぶつかないように行います。

 カメラを装着した状態の写真です。かめらに付いているカメラストラップは落下防止のために必ず首に掛けます。


 取り外したときの写真です。

4.使用方法
4.1 装着の仕方・注意点
 特段記述するものはありませんが、ジッパー付き上着に対する装着に関してはジッパーの内側でも外側でも構わないと思います。外側だと胸回りの微調整が生じる場合があります。
 岩に接触する可能性のあるルートに関しては、カメラはバックパックに収納します。

4.2 運用方法
 衣服の着替えに際しては取り外しが必要です。
 雨天時には使用できません。
 岩場などの勾配のあるところでは、カメラはバックパックに収めて行動する必要があります。カメラをかばいながら岩場を通過するのは危険ですし、カメラの損傷するリスクもあります。

5.まとめ
 満足して使用しています。ちょっとした悪天候(霧、小雨、吹雪)でも上着ジッパーの内側に装着しているのでカメラを濡らすことなく歩行できることも良い点です。


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