前々からカミさんと一緒に愛媛県へ行きたいと思っていました。
風情たっぷりな道後温泉本館を楽しんでもらいたいのと、
「うどん空太郎」さんの美味しいうどんを味わってもらいたかったのです。
ただ、なかなか訪ねる目処が立たず、実現出来ませんでした。
そんな時、今年の後半、道後温泉本館が改修工事に入り、しばらく利用出来なくなるとの情報を知りました。
もし、全面改修工事(注)になると、7年から9年間、工事の為に施設が利用出来なくなります。
ですから訪ねるのは今しかないと思い、今回、愛媛県へ向かう事にしたのです。
なので今回は食べ歩き目的の旅ではなく、温泉目的の旅なのです。
(注)
私は当初、全面改修が行われるものと思っていましたが、実際は全面改修ではなく、部分改修(営業しながらの工事)で実施する事に決定しています。
また、工事の時期については、今年の秋に行われるえひめ国体終了後の適切な時期に実施するそうです。
カミさんと一緒に旅行をするのは5ヶ月ぶりです。
ひとり旅をしている時、よく思う事があるのです。
“この景色、カミさんにも見せてやりたいな~”とか、
“美味しいな~、カミさんにも食べさせたあげたいな~”とか。
なのでカミさんと一緒に旅行出来る事が、私にとってはベストな事なのです。(^v^)
この日は新大阪駅から新幹線に乗り、岡山駅を目指しました。
新幹線の車両はCOOLな500系、乗れて嬉しかったです。(^_^)v
岡山駅に着くと、ここからは特急しおかぜに乗換えて松山を目指します。
鋸屋根のある街を越え、
瀬戸大橋を越えてまずは香川県入り。
うどんを一杯食べたいところだが、下車せずにここはグッと我慢。(^v^)
海岸沿いを電車は走り抜けます。
いつか見た海の風景が、目の前を通り過ぎて行きます。
岡山県から2時間43分、JR松山駅に到着しました。
カミさんにとっては人生初、私にとっては約1年ぶり三度目の愛媛県松山市です。
うどん好きでありながら、香川県をスルーして何故に愛媛県を訪ねるのか?
答えは簡単です。
道後温泉本館がある事と、うどん空太郎さんがあるからです。
この2つの理由だけで充分です。(^.^)
松山駅に到着してすぐにバス乗場へ移動。
松山空港行きの一般路線バスに乗るわけですが、ここでちょっとしたミスを・・・(^^ゞ
誤って松山空港行きの直行リムジンバスに乗車してしまったのです。
出発時刻になっても動かない事から、様子が変だと思っていると、
乗車したバスが直行便だと気付き、出発する寸前にあわてて下車。
下車して目の前を見ると、私達が本来乗らなければいけないバスが動き出していました。
ただ、とてもラッキーな事に、そのバスの行く手を他のバスが遮っていた為、出発してすぐに停車。
私はあわててバスに駆け寄り、運転手さんにお願いして乗せてもらう事が出来ました。(^_^)v
JR松山駅を離れ、バスに揺られて10分ほど、空港通り三丁目停留所で下車。
この停留所から歩くこと5分、うどん空太郎さんに到着しました。
最近、テレビで紹介された事もあって、店内は盛況でした。
店内を見渡すと、
老若男女問わず、幅広い層に愛されているお店であることが一目瞭然です。
美味しいうどん作りへのこだわりが、多くの人の心に響いたのでしょうね。
↓↓メニュー。
私が今回選んだメニューは「鶏天ぶっかけうどん(冷)」です。
こちらの鶏天をまだ食べた事がなかったので、今回はこのメニューにしました。
あと「天むす」も注文しました。(^v^)
↓↓「鶏天ぶっかけうどん(冷)」と天むす。
鶏天がゴロゴロ入っていて嬉しい!!(^^♪
出汁をぶっかけて、麺からいただきます。
モチモチとした弾力に、しっかりとしたコシ。
喉越しもよく、とても美味しい麺です。(^^♪
本当は、もっとうまく表現したいのですが・・・。
兎にも角にも、ここで語る以上に素晴らしい麺なのです。
なかなかこういう麺とは巡り合えません。
鶏天がまた素晴らしかった!(^_^)v
サクッと軽い衣に、柔らかくて旨味の凝縮された鶏肉。
その鶏肉がとてもジューシーで、素晴らしく美味しかった!(^^♪
ハイレベルな鶏天ぶっかけで、大変満足させて頂きました。(^v^)
そうそう、あと「天むす」ですが、程よく空気が入ってふんわりしたおにぎりに、
プリプリのエビ天が最高でした!
とても美味しかったです。(^^♪
ちなみにカミさんは「山芋とろろぶっかけうどん」と「天むす」を注文。
↓↓「山芋とろろぶっかけうどん」と天むす。
私のカミさんは、結構シビアな評価をする人なのですが、
空太郎さんのうどんを「100点満点」と評価していました。
最終的に今回の旅行中に食べたものの中で、
空太郎さんのうどんが一番美味しかったと話していました。
カミさんを連れてきて正解でした!(^_^)v
空太郎さんをあとにして、伊予鉄道 土井田駅へ。
この小さな駅から松山市駅に向かいます。
土井田駅から松山市駅までは4分ほど。
この松山市駅で路面電車に乗り換えます。
と、ここで「坊ちゃん列車」と遭遇。(^_^)v
乗務員の方にお願いして客車両の中を撮影させていただきました。
ちなみに坊ちゃん列車は通常の運賃よりも割高になります。
節約家な私達夫妻は、坊ちゃん列車には乗車せず、通常の列車に乗車しました。
通常の列車と言っても、中には昭和初期から走っているのではないかと思うぐらいに、
とても古い車両があります。
床には木材が使用されていて、なかなか味わい深い車両なのです。
その列車に乗って、道後温泉駅に向かいました。
道後温泉駅に到着し、駅舎やからくり時計を撮影していると、
通りすがりの見知らぬじいさんが、カミさんに、
「このからくり時計は30分ごとに4階建てになるよ。」と話してくれました。
道後温泉駅の向側にある↓↓こちらの時計です。
ちなみに、この時計の横には足湯があります。
この場で5分ほど待っていると、からくり時計が動き出しました。
じいさんが話していた通り、2階建ての時計が4階建てになりました。
しかも、夏目漱石の作品「坊ちゃん」ゆかりのキャラクター達が登場します。
これは見ていて楽しくなりました。(^^♪
からくり時計を楽しんだあと、道後温泉本館へ向かいました。
カミさんにとっては初めての道後温泉本館。
その第一声が「意外と小さいな。」と・・・(^_^;)
でも、建物の全貌を見たとき、「やっぱ大きいな」と言っていました。(^v^)
さっそく入浴チケットを買いに窓口へ。
霊の湯三階個室を購入しようとしたが満室・・・。
20分ほど待てば部屋が空くとの事。
部屋が空けば呼び出してくれるとの事で、受付係に名前を言い周辺をブラブラと。
しばらくして時計を見ると、すでに20分が経過している・・・。
もう一度窓口へ行き訊ねると、受付係が担当者に電話で連絡し、部屋が空いている事を確認。
もう少し早く訊ねておけば良かったと思った瞬間でした。(^_^;)
靴を下駄箱に入れ、三階個室へ。
急な階段を「怖い怖い」と言いながら上がっていく高所恐怖症のカミさん。(^^ゞ
とにもかくにも三階個室へ到着。
このあと、温泉を堪能しました。
なんど訪ねても、こちらの温泉の雰囲気に酔いしれます。
本当に良い温泉です。(^^♪
温泉のあと、部屋に戻ると、お茶と「坊ちゃん団子」が用意されます。
この個室で食べるお茶と団子が、格別なのです。(^_^)v
「坊ちゃん団子」を食べたあと、
着替えを済まして同じ階にある「坊ちゃんの間」を見学しました。
小説「坊ちゃん」を読めば、漱石が、この道後温泉本館を気に入っていた事が分かります。
この部屋(坊ちゃんの間)でくつろいでいたかも知れませんね。(^.^)
部屋を出てから「又新殿」という、皇室専用の入浴施設を見学して道後温泉本館を後にしました。
カミさんも気に入ってくれたようです。(^v^)
道後温泉駅へ向かう途中、はちみつソフトクリームを買いました。
はちみつのほのかな香りを楽しみつつ、二人で駅へ向かいました。
うどん 空太郎
ジャンル:松山 うどん専門店
アクセス:伊予鉄道郡中線土居田駅 徒歩12分
住所:〒791-0054 愛媛県松山市空港通3-2-11(地図)
ネット予約:うどん 空太郎のコース一覧
周辺のお店:ぐるなび 松山×うどん
情報掲載日:2018年11月18日
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