ず~っと憧れていた 肴やさんに来ることができました。
過去に 日帰りで高山まで来たことがあります。街中で営業していたときで、
でも定休日に来てしまいお店に入ることはできませんでした。
街中から この場所に移転し 私としてはとても来やすくなりました。
アソシアの近くになったので、歩いても来れる範囲です。
また アソシアには素泊まりプランがあるので、それも助かります。
アソシアも肴やさんも9月上旬に予約しました。
まだ新築の香りのする素敵なお店です。
カウンターがあるお部屋には暖炉もあり、おトイレもとっても素敵。
落ち着いた大人の雰囲気のお店です。
今回 和室を用意してくださいました。玄関から一番近いお部屋でおトイレにも近い。
奥の小さな扉は厨房と繋がっています。
大皿でキノコを見せてくださいました。 今日 いただくキノコでしょうか。
すべて天然のきのこで 御主人自ら山で採ってきたものです。
クロカワ マイタケ ○○しめじ その他いろいろ・・・忘れたわ。^^;
キノコの煮物に小鉢が六種類だったかな。
天然のキノコ、歯ごたえも香りも味も あたりまえだけど みんな違います。
このイクラ 醤油漬けの味とも違い、このお出汁がまろやかで美味しかった。
左端のはワサビだったかな。
ちょっと感動したのが、もずくです。
この歯ごたえと太さ 今まで食べたことがありません。
富山の一振で採れるもずくだそうです。黒もずくと言うのかな。
天然キノコの炭火焼です。
味付けは軽く塩を振るだけ。
お話をしながら 一口ずつ 美味しくいただきました。
シンプルな炭火焼だと もっとキノコの味がはっきりしますね。
「スーパーのキノコは おがくずでの菌床栽培だから どのキノコを食べても味が同じ。香りが無いのですよね。」などと。
天然のキノコは採れるところがみんな違います。どんな場所か、どの木で採れたか、よって腐葉土も場所場所で違いますし。
ほんとうに それぞれ お味も 香りも 歯ごたえも違います。
久しぶりに美味しいキノコをいただきました。
クロカワは大根おろしといっしょにいただきます。
で、このクロカワには日本酒が合うそうです。
苦みのあるクロカワをいただいて、お酒をグイッと飲む。
そすると その苦みが消されるというか、まろやかな味に変身。
当然 お供は黒龍のしずくです。(笑)
今日だけは 日本酒解禁です。^^;
でもね、他のお料理では焼酎の水割りにしました。(理性があるので・・・)
百年の孤独と飛騨の天真三五度。飛騨の焼酎は初めて。
お造りは タコ派と甘エビ派に分かれて。タコの歯ごたえがいいですねー。
土瓶蒸しも美味しかったです!
久々 本物のマツタケの香りを堪能させていただきました。
マツタケって 家に何本も置くと マツタケ酔いするくらいにきついんです。
そういう香りに最近出会ったことがなく、 この主張する一切れが ちょうど良く他の食材と調和しています。
出汁にうるさい父を連れて来れなかったのが残念!
魚嫌いの同居人が この鮎を食べて感動していました。
飾り塩だけなので しょっぱくなく鮎の身をいただけました。
身もだけど、内臓の美味しいこと。臭みがまったくありません。
ワタクシ、鬼怒川の鮎で育っているので 川魚にはちとうるさいんです。
左がワタクシ。右が同居人。
ちょっとね、可哀想な食べ方だけど、初めて美味しいと言ったのは進歩だわ。
キノコのてんぷら。 シメジやマイタケ大好きの母は嬉しそう。
採りたてのなめこをサービスしていただいたのかな。
クロカワのソテー。 洋にも合うんですね。美味い!
大皿にキンキ。2人で一匹です。 脂が乗って美味しい~!
カニの酢のもの
そしてサラダ
飛騨牛A5の陶板焼き。ランプとサーロインです。
2切れはお料理の中についていたのかな? そこに別注で頼みました。
1切れ2~3センチだろうと思っていたけど、5センチ近くある大きな一切れです。
これが2皿 (義母でも噛める柔らかさ。)
キノコの炊き込みとキノコ汁
よく食べました。(笑) 大満足です!
お酒好きな方 一緒に食べに行きましょう!
駐車場まで御主人とスタッフの方がお見送りしてくださいました。
また 是非 寄らせていただきます。
次回は山菜の季節もよいかな・・・
私と母は 栃木育ちなので、天然のチタケやシメジの味を覚えています。
義母は会津で疎開したので、これまた天然のキノコの味を覚えています。
同居人は 飛騨牛に誘われてですね。(笑)
我が家の子供たちは 天然のキノコの味はしらないです。興味もないのかな。
でも、この日本には四季があり、落葉樹があり、落葉があるから 多くの種類のキノコが存在するもの。
大切に次の世代に残していきたいと思うものです。
お腹も心も豊かな食事をさせていただきました。感謝です!
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