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知り難きこと陰のごとく

デジモノ、嗜好品好きなWebプロデューサーのブログ。ソーシャルとは何なのか探求したいです。

『パズル&ドラゴンズ』のヒットの理由をまじめに考えてみる

2012-04-11 00:05:57 | Weblog

こんにちは。

40万ダウンロード、App Storeでのトップセールスを未だ維持する
ガンホーオンラインの『パズル&ドラゴンズ』(通称パズドラ)のヒットの理由を、
ソーシャルゲーム漬けの自分(現在ランク:95)が考えてみました。

◆地下鉄で使える
単にオフラインでもできる、ということではないです。

オフライン化においてもゲームの大部分が遊べるのはもちろん、
片手で扱える画面の設計にしたことがすばらしいと思います。

GREE Platform Award2011で特別賞をとった
Destory Gunnnersにしても、


ちょっと前にぼくが絶賛していた
ドラゴンアークも、

面白いんだけど横向きじゃないとできない。

これが問題で、混雑かつ不安定な電車内でスマホを横向きにすると、
・片手持ちすると指が届かない
・両手持ちすると立つことが不安定
このような状態になり、結果プレイするのがだるくなるわけです。

◆これまでにない学習性
これまでのソーシャルゲームはポチポチするだけの
(どのようなパーティを組むか、などはありますが)非常に単純なゲームでした。

パズドラは「ドロップをうまく動かせるようになると強くなる」ことでプレイヤーに学習性を持たせました。

画面内にあるドロップをいかにうまく連鎖させてコンボが出せるかをプレイヤーは考えるわけです。

次に落ちてくるドロップが分からないので、
ぷよぷよやドクターマリオのようなヘビーな学習性はないにせよ、ライトな学習性を持たせることで、
「クリックするだけのゲームなんてゲームとは認めない」ユーザー層を取り込むことが出来たのだと思います。

電車内でできたり、ちょっとした学習性など、
人の隙間時間にプレイさせることを研究しつくされたゲームであること
がヒットに理由と思います。
開発は元ハドソンの方なんですね。なんだかボンバーマン世代としては胸アツです。

ではでは。


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