知り難きこと陰のごとく

デジモノ、嗜好品好きなWebプロデューサーのブログ。ソーシャルとは何なのか探求したいです。

Ralaighに合いそうなレザーのチェーンカバーを作ってみた

2013-02-23 18:27:21 | Weblog

久々の更新。
モノ作りの意欲が少し湧いてきたので、チェーンガードカバーを作ってみました。

これまではABUSのチェーンロックを使っていたのですが、
さすがにナイロンカバーがボロボロに。



穴とか空いていた。

元々ABUSは堅さを評価して買ったのですが、ボロボロになると見た目が悪い。。。なので、
・Ralaighのクラシカルな雰囲気に合うもの
・耐久性のよいもの
素材選びで帆布かレザーか迷ったのですが、前からレザークラフトに興味があったので、
レザーにしてみました。

材料はオカダヤと調達。




【材料 計2,500円くらい】
・厚さ2.5mm程度の厚手ヌメ革を10デシ(10cm×120cm)
・革紐3m
・ハトメ
オカダヤで調達するときは会員限定で全品20%オフの時を狙うと良いかも。

次に道具。道具にお金をかけたくなかったので、
家にあるものとかで代用。

【材料 左上から時計回り】
・ガラス瓶(鞣し用のガラス板の代用)
・木工用ニス(トコノールの代用)
・メジャー
・母が使っていたハトメパンチ
・木工用キリ(菱目打ちの代用)
・Gボンド
・鉛筆
・紙やすり(へら落としの代用)
・REDWINGのミンクオイル
・竹尺
・カタログにクリアファイル貼ったもの(工作用カッターマットの代用)

では作業に入ります。
まずは革の床面(革の裏)処理。

床面はそのままの状態だと毛羽立っていて、ボロボロになっていくので、
処理することで滑らかにするのと耐水性をつけます。蜜蝋と油分が入っているニスが代用になるのはそのためです。
ガラス瓶にニスをつけて毛羽おさえるようにゴリゴリと擦ります。

やってて気づいたのですが、古いニスだったこともあってトルエンが入ってるんですげーくさい。。
風通しの良い日陰で1日干して次の作業。


長さ120cmの革に竹尺と鉛筆で2cmずつ線を引いて、
そのあとにキリで革紐を通すための穴あけ。
100個以上の穴を開けるので想像以上に大変で手の平にマメができました。
菱目打ち合った方がよさそう...

続いて銀面(革の表面)処理。
ヌメにアジが出やすい用にミンクオイルを塗り込みます。

見えづらいですが、靴と同じでミンクオイルは手で塗ると良いムラ感が出るかなと思います。

その後にスニーカーの要領で革紐通して、
ハトメをつけて完成です。
こんな感じ。



ハトメは革の最後の部分をスナップっぽく留めてみました。
ヌメなのでまだ色が白っぽいですが、飴色になるのが楽しみです。

ではまた。


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