前世相談「今世での関係性と前世での関係性は一緒ですか？」・・・今世は親子、前世では夫婦。

　最近、１日で最大３件ほど「前世セッション」をする日が増えてきております。
この記事を書いている今日も、そんな日でした。

　さて、今日はそのセッションの中から、印象的なエピソードがあったお話と関連させて、タイトルに書いたテーマについて触れたいと思います。


相談者からの質問内容　「今世での、友人や親子・兄弟など、様々な人との間柄というのは、前世でも一緒なのですか？それとも違うのですか？」

　その方は、占い感覚で「前世のみ」の基本セッションを受けられた方でした。
スカイプを利用しての「遠隔セッション」でしたが、問題なくその方の「前世」を見終わったあと、上記の質問が出ました。

　細かい内容は割愛しますが、その方は今世で「父親との関係」がうまくいかず、交際相手との結婚も進展しない状況に苛立ちが出て、焦っているようでした。
場合によっては内緒で婚姻届を提出するという事も視野に入れられているご様子でしたが、出来れば「認めて欲しい」気持ちはあるようでした。

　相談者は「なぜ私だけこんなに苦しまなきゃいけないの？」というお気持ちから、「こんな父親を持った私は不幸だ・・。」という悩みになり、上記の質問内容になったようです。


　さて、それに関連するお話をさせて頂きますが、結論から申し上げますと、「様々な人生において、関わる人との関係性は、生まれ変わるたびに、必要に応じてその都度変化する」のです。

　一例を挙げれば、タイトルにあるように前世では「夫婦」だった二人が、今世では「親子」だったりする場合があります。
これは、以前ブログでも取り上げましたが、学ぶジャンルが違う者同士が、お互いを尊重し意見を受け入れ合いながら「魂のレベルアップ」を図る間柄である夫婦を経験した二つの魂が、
「あの世での待機期間中」に協議した結果、

「今度生まれ変わる時は、何かあれば最終的に離婚したら『赤の他人』に戻れる夫婦と違って、どんな事があろうと、絶対に切ることができない「血の繋がり」を持つ血縁として修行しないか？」と結論を出したということです。

他にも、物凄く仲の良い友人として人生を送った魂同士が、
「全く違う価値観を持って、お互いの長所短所を全て受け入れた上で過ごさなければならない「夫婦」として、どう人生を乗り越えるかやってみないか？」と、あえて茨の道を選ぶ場合もあります。

　その過程は、例え話をすると、以下のような感じではないでしょうか。

　あなたと友人４、５人が集まって、「ロールプレイング・ゲーム」をしていて、一通り「ゲームクリア」したとします。

あなた「いやぁー、面白かった！　魔術師でレベル５０まで行けた！この前は４５止まりだったもんな・・。」
友人Ａ「今回は、不完全燃焼だったな・・。　おかしいな・・、この前は『戦士』でレベル４０までいけたのに、今回は３５だもんなー」
友人Ｂ「俺はまあまあだな。商人で６０いけたら上出来でしょ！」

あなた「魔術師で５０いけたから満足だな。よし！次は俺に『戦士』やらせてよ。で、Ａは『魔術師』で俺のこと回復させてくれない？」
友人Ａ「魔術師かぁ。　僕そのキャラ苦手なんだよな・・。　しかし経験も必要か・・。いいよ！」
友人Ｂ「俺そろそろ塾があるから帰るね。　代わりにＣを呼んでおいたから。　じゃあな！」
友人Ｃ「おいっす！　Ｂの代わりに『商人』やるっす！」

一同「じゃあ、休憩も終わったしそろそろやるか。　ゲームスタート！」

　
　どちらにしろ、話し合うのはあくまでも「知り合いの魂同士」です。
ただ、その規模が、「何万人」というものすごい単位で、様々な「役割」について協議するのが「あの世」なのです。

　ただの「店員とお客」という関係から「運命的な出会いを果たすカップル」まで、役割は様々です。
その時の「人生の選択」によって、関係性が変化する面白さ。

　この世の人生とは、「作った本人さえも結末がわからない、究極のドキドキを味わえる最高のロールプレイング」なのです。