「岡崎正義のかわら版」

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さまざまな親子関係。 前世での関係性 その2

2012年07月29日 16時42分02秒 | 親子関係について

 今回は、「親子なのに、相容れない」という話題です。

(2) 「子どもが2人いますが、上の子に対して、愛情が湧かない。」

 相談者から、このような内容で相談を受けました。
相談者は、実の子なのに愛情の湧き方が下の子と上の子では、
違うということに悩んでおられました。

 その後、上のお子さんと下のお子さんを「観察」してみると、
前世での関係性の違いから、そういう感情になることがわかりました。

まず、相談者自身の前世から触れたいと思います。

 相談者は、かつて何人もの奉公人を抱える卸問屋の「箱入り娘」でした。
ご両親も、手塩にかけて一人娘の相談者を育てていたようです。

 10歳前後ですが、すでに「婚約者」もいて、ゆくゆくはそのお婿さんに
お店を継いでもらおうと、ご両親は思っていたようです。

 当の相談者は、そんなことも露知らず、お店の奉公人でもある
同じ年代の「お兄さん」に、毎日遊んでもらっていたようです。

 そんな相談者も年頃になり、そろそろ「結婚」の準備を進めようと
ご両親が伝えたところ、なんと相談者はいつも一緒に遊んでくれた
「お兄さん」と結婚したいと伝えたようです。

 もちろん「お嬢様と奉公人」という身分違いの結婚なんて、認められるわけがありません。
ご両親は、即座に否定しました。

 でも、今まで思い通りに育ってきた相談者には納得がいきません。
ついに、相談者はご両親にこう告げたのです。

「では、祝言の夜に自害いたします。それでも良いなら縁談を進めて下さい。」

 お母様は泣いて思い直すよう説得していたのですが、お父様は、そんなに
想いが強いなら、娘の幸せのために奉公人との結婚を認めた方が良いのではと
思い始めたのです。

 しかし、現代と違い、当時の名家同士の結婚は、今以上に「家柄」を周りから
重視されます。

 まして商売人となれば、世間の目はいやでも注目されることになります。
そういう状況でのお父様の決断は、「苦渋の決断」と言えるでしょう。

 その旦那様から、「娘と結婚してやってくれ」と伝えられた奉公人も悩んだことでしょう。

 確かに、奉公人である男性も、恋愛感情が無いわけでもなかったようですが、
「身分違い」であり、そのような感情は無意味であるとあきらめていたようです。

 幸せに暮らしていたある日、田舎から、夫となった元奉公人のお母さんが上京してきます。
普通なら、「逆玉の輿」ですから大喜びのはずですが、「ひがみ根性」が強かったようです。

 「どうせ、自分の方が息子よりえらいと思っているんだろう。」とか、
 「もっと身分相応な嫁を貰った方が、息子は幸せだった」だの、言いたい放題でした。

当の息子本人も、もともと親思いの好青年でしたから、母親と、妻である相談者との
間で、板ばさみになっていました。

そんな関係が、終生変わることなく、それぞれ人生を終えることとなりました。


 そして、時代が変わり、現在の関係性で言うと、
相談者の上のお子さんが、「お姑さん」でした。

お姑さんはというと、どんなに嫌味を言っても優しくお世話をしてくれる
「嫁」に、結局感謝の言葉も伝えることが出来ずに亡くなった為、
今世では、感謝の気持ちも込めて「お世話しよう」と想い、娘として
生まれてきたようです。しかし、まだ生まれて十数年の為、素直に
気持ちを伝えられないようです。

そして、下のお子さんが、「元奉公人の夫」でした。
何かにつけ、気を使う性格らしいのですが、まだ前世での「遠慮がち」が
抜けていないのでしょう。

 なので、上のお子さんとの関係性は「元嫁姑」ですから、潜在意識的に
「相容れない」気持ちがあるのではないかと、私は感じました。

下のお子さんとは、「元夫婦」ですから、愛情が深いのは無理もありません。
同じお子さんでも愛情の湧き方に差が出るのは、そういう理由でした。

すると、「母親なのに、愛情が偏るのはおかしいのではないかと心配でした。
理由がわかって、すごく安心しました。」とホッとしたようでした。


さまざまな関係性が、前世からの繋がりだとわかれば、納得することはいっぱいあります。
皆さんの中にも、「無意識」に感じる「違和感」はありませんか?
それは、もしかしたら前世での関係性が影響しているのかもしれません。

次回は、「前世での経験と、仕事の適性との関係」です。


コメント (2)
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