スピリチュアルに求める事、求められる事。

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皆さんこんばんは、スピンクルです。
春を通り越して「初夏」のような今日この頃いかがお過ごしですか？

さて本日は、「スピリチュアル」という世界に、世間が何を求めているのか。
また、世間からこの世界に何が求められているのかを、私なりに考察してみたいと思います♪

一言に「スピリチュアル」と言いましても、様々なジャンルが存在していますよね？
直訳すると「精神世界」、つまり「見えない世界」を指してこう言われます。

そのように捉えると、個人での瞑想や精神統一から信仰や理念まで、様々な分野が含まれます。

ま、そうは言っても一般的なのは「ヒーリング」や「チャネリング」、もしかしたら「占い」も入っちゃうのかな‥？(笑）
そんなイメージで皆さんも認識しているかと思います。

そんな「スピリチュアル」の世界ですが、昨今はだいぶ社会に浸透していて、皆さんの中にも一度や二度上記のような「ヒーリング会」とか「講演会」に足を運ばれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かく言う私も「スピリチュアルセッション」を主催したり、開催を依頼されたりしているのですが(笑）、その中での参加者や相談者との関わりの中で、今一般の方はスピリチュアルに何を求めているのか、又何が求められているのかを感じたまま書いてみたいと思います。


最近は以前と違って、セッションやセミナーにいらっしゃる相談者・受講者の方々の大半が、他のスピリチュアルセッションやセミナー、または「ヒーリング」経験者という事もあり、とてもスムーズに進行出来るのを感じます♪

その分、セッションやセミナーに求める「何かが」大きくなったような気がします(笑）

それは大変喜ばしい事と同時に、今だからこそ気を付けなければいけない点でもあるのです。

これだけ世の中に「スピリチュアル」という世界を提供する者がいて、その中の一人と様々な縁が繋がり関わっていく。
その過程で、ある人は自身がこの世界を極めたいと思い、ある人は「心の平穏」を求めていく。

携わる者も、己の「能力」を活かしそのような方々に「スピリチュアル」を提供していきます。
私の場合は「前世」を拝見し、その「人生」を通じて、相談者と一緒に「今の人生」を考えていく。
時に答え合わせのように、時に新たな「方向性」を提案しながらです。

そのようにセッションやセミナーを開催していると、時々ですが、ふと感じる事があるのです。

あれ？自転車に乗れないのに、いきなりバイクを乗ろうとしてないか・・？って(笑）
もしくは、運転免許を今から取得するのに、すでに車を購入しようとしていないか・・？って感じです(笑）

決してそれが悪いとは言いません。
それだけ世間の方々が「スピリチュアル」に対して求めているんだろうな・・。と思うのです。

しかし、それがかつての「占い」とかと比較にならない程、「未来」や「人生」に関しての「参考部分」がとても大きくなっていると感じるのです。

私が生まれ育ったここ沖縄には、琉球王朝時代から「神人（かみんちゅ）」と呼ばれるヒーラーやシャーマン、また一般大衆には今もいる「ユタ」と呼ばれる方々が存在しました。
ですから、「医者半分、ユタ半分」と言われるくらい、生活に根差した「スピリチュアル社会」が形成されていたんですね。
何をするにも「ユタのメッセージを聞いてから」という方も、多くいらっしゃいます(笑）

その現象が、私から見ると「全国規模」になっているように感じるのです。

スピリチュアルセッションを主催している私が言うのも変な話ですが(笑）、スピリチュアルの世界を受け止めて頂き、理解して下さり、有難くもお越し下さる方々に寄り添いながら実施しているつもりでも、時に危惧してしまうような感覚に陥る事もあるのです・・。

これだけ多くの「スピリチュアル」が社会にある中で、場合によっては安易に捉える事で、自身の「今世」を危うくしてしまうのではないか。という危惧なのです。

よく相談者からのご質問でされるのが、
「どちらで学ばれたんですか？」
「師匠はいらっしゃるのですか？」
「その能力はいつからですか？」
という内容です。

もちろんご興味があってされると思いますが(笑）、時に「私もなりたい♪」という意識を感じる事もあるんですね(笑）

私の場合は「師匠」という存在は、まあしいて挙げれば「母親」になるんでしょうけど(笑）、外部で学んだこともありませんし、途中からではなく産まれた時からこの感覚であるという事を述べておきます(笑）

で、私が感じる「危惧」という思いはまさにここにあって、何かを学べば「人生が楽になる」とか、スピリチュアルに関われば「幸せになる」という認識が、世間の皆様にあるのではないか？という危惧なのです。

「スピリチュアル的な能力」を身に付ければ、魔法のように悩みも解決し、人生が豊かになり、結果幸せになれる♪

実際にそう思われた方の中には、「ヒーリング教室」やら「レイキ」等に通われた方もいらっしゃると思います。
で、実際にどうなるか？　能力は身に付くのか？ですが(笑）、

しっかりと修練を積まれた指導者の下で学ぶと、

「身に付きます」！！(笑）

嘘のような本当の話ですが(笑）、身に付きますよ(笑）
元々は全ての方に備わっている「能力」ですから、修練すれば「開眼」します(笑）

でも、「が！しかし！！」という言葉が後に続きます(笑）

その学ぶという姿勢は大変素晴らしい事なのですが、ちゃんと自己を認識していないと、また指導者がしっかり受講者の資質を見極めないと、非常に恐ろしい事が起きてしまいます・・。

それは、
「赤ちゃんに激辛カレー」
のような状態になってしまうのです！

今目の前にある「現実」がとっても重要なのに、その「課題」をクリアする為にこの世に降り立ったのに、「あの世」と同様の感覚を思い出したために、人生が空しくなったり「精神世界」への比重が高くなってくる。

その結果、一足飛びに課題を「クリア」しようとしたり、場合によっては日常生活ではなく、「精神世界の住人」と化してしまう恐れがあるのです。


以前にも今回のような記事を書いたことがありますが、「スピリチュアル」な能力が知覚出来る事が幸せかどうかという当時の相談者からの問いに対して、私はこう答えました。

「時に過酷です！」と。

産まれてこのかた半世紀近く。

この能力と共に育ってきましたが、私が誰もいない砂場で「友人」と話しているのを見て、生きている友人(笑）に「気持ち悪い！」と仲間外れにされた事数え切れず・・(笑）

また、多感な時期には相手の「魅力」ではなく、「過去世の行い」で判断してしまい人間不信になってしまう事も度々‥(笑）

そんなこんなを経て、やっと現在の私が形成されていったのです。
折々には自暴自棄になった時期もありましたがね‥(笑）

ですので、変な話ですが、私は特に「スピリチュアル」という世界は、十分に気を付けないといけない！という気持ちが強いのです。

他の方々に自分のような過酷さを味わって欲しくはないし、仮にその能力が元々でも途中からでも備わった方には、どうか慎重に扱って頂きたいなという思いがあるのです。

スピリチュアルという世界を「メイン」に据えるのではなく、「人生の指針」としてうまく活用して欲しいのです。

この世界では、肉体を持ち、様々な経験を積んで「課題をクリア」し、「あの世」に戻るという大事な営みがあります。
その中では、様々な思考や行動によって「原因」が発生し、結果が生じます。更にその結果によって、自分自身や周りが変化したり、時には環境が変わります。

つまり「因果応報」の仕組みで、我々は過ごしているのです。

そこにスピリチュアルを適度なバランスで「プラス」することによって、良い「因」を作り、良い「結果」を導く。
そして結果的に自身や周りの方々に良い「報い」が起きるのです。

それを、この因果応報の仕組みを飛び越えて、いきなり「結果」が魔法のように生じる事はないし、ましてや「報い」或いは「果実」を得る事は無いのです。

しかし、ことスピリチュアルに関しては、あたかもそれが「可能」であるという「錯覚」に陥りがちになるのです。
どんなに修練を積もうと、感覚を磨こうと、この３次元である「この世」に存在する以上逃れられないのです。

一部のスピリチュアル関係者の方は、「解脱すれば可能である」というニュアンスでお伝えしているようですが(笑）、それは有り得ません(笑）

どんなに素晴らしい能力をお持ちの方でも、「人間は人間」でしか無いのですから・・(笑）

人間である以上、素敵な出会いに巡り会いたければ、自身を磨き「魅力」を増して、積極的になる。
その結果が、縁のある方と出会い、一緒に歩むという「報い」が訪れるのです♪

その過程で、スピリチュアルは自己を見つめる「ツール」として活用し、自身のエネルギーを浄化したり高めたりして「効果的な行動」を促し、より大きな「果実」を得る為に、可能な範囲で極めていく。

これが、「スピリチュアル」という世界に求める事だと私は思いますし、また同時に「スピリリチュアル側」に携わっている者たちに「求められている」事なのではないかなと思うのです。

スピリチュアルを通じて己を知り、自身を磨いて積極的な日々を送る。
その行動が、結果的に素敵な未来を引き寄せ、より良く変えていく。
これが、本来のスピリチュアルとの「関わり方」だと私は思うのです♪

スピリチュアルは決して魔法ではありません。
「今の人生」を輝かせるための「ツール」なのです。

ツールは使う者によって、便利な「道具」にもなるし、危険な「武器」にもなるのです。

皆様においては、ツールに「使われる」のではなく、「活用」して頂ければと思う今日この頃です♪

本日は気付けば長くなってしまいましたが(笑）、どうかうまく「スピリチュアル」とお付き合いして下さいね♪

それでは、本日はこの辺で♪

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本日から沖縄はお盆の入り（ウンケー）です。ご先祖様は何人来るのかな？

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皆様こんにちは、スピンクルです。
９月に入って、いかがお過ごしですか？

本日沖縄は、お盆の入り「ウンケー（迎え盆）」です。
本土と違い、沖縄のほとんどの地域は「旧盆」なので、今日は「長男家」では朝からお嫁さんを中心にパタパタと準備に追われているのではないでしょうか（笑）

私も夕方あたりに実家に行ってこようと思っています♪
何の因果か（笑）ひいじいちゃんからの「長男家系」なので、父が上に戻ったら、私がこの伝統行事を引き継ぐ事になりそうです・・（笑）
沖縄で「長男嫁」が他地域よりも敬遠される理由の一つでもあるんですがね‥（笑）

ま、母親が「合理主義者」なので（笑）、他の家庭よりも柔軟ですが♪
ケンタッキーフライドチキンやシュークリームがお仏壇にお供えされるのは、うちぐらいじゃないかと（笑）

直接「ご先祖様」から注文を受けられるから、かえって喜ばれるのかな？（笑）

そういうお盆ですが、ここ数年はめっきり訪れるご先祖様も少なくなってきて、段々と「次の人生」に出発しているのかな・・？と、母親と二人で感慨にふけっている次第なのです（笑）

４年前にご先祖様の仲間入りをした祖母、そして祖父。
あとはひいじいちゃんに、ひいばあちゃん。
他の家から遊びに来る親戚筋の「ご先祖」。

まあ、少ないと言っても、軽く２０名は下りませんから（笑）、５日の「送り盆（ウークイ）」までは、母親は気が休まらないでしょうね（笑）

そんな感じで毎年迎えるお盆。

皆さんは既に終えていると思いますが、沖縄は今の時期が「見えないお客様」が押し寄せるピーク。
「感じる側」の人にとっては、下手にぶつからないよう、気を付ける３日間なのですよ‥（笑）

良い機会なので、実家に行って、久し振りにご先祖様と近況を語り合ってきたいと思います♪

本日は、最近感じた事がもう一つあるので、次の記事で書いてみたいと思います♪
それでは、また後ほど。

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沖縄の年中行事「浜下り」・・・旧暦３月３日の「女性の節句」

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　皆様こんにちは、スピンクルです。
今日で３月も終わりますが、いかがお過ごしですか？

　ここ何回かブログにアップしている、セッションで覗いた過去世を題材にした時代小説「お幸と辰二郎」 ですが、意外にも好評のようで‥(笑）

　続編を早く！！というコメントまで頂く始末(笑）

　学生時代は国語が「２」という、文才が乏しい私ですので(笑）、温かく見守って頂けたらと思います♪

　なるべく早めに続編をアップするようにしますので(笑）


　さて！今回ですが、昨日３月３０日は旧暦で「３月３日」。
新暦だと「ひな祭り」の日ですが、ここ沖縄では旧暦の行事を大事にする土地柄ということで、ちゃんとその日も「行事」があるのです♪

　それが「浜下り（はまうり）」。

　女性たちが、１年の無病息災を願い、海岸に降り海水に身を浸す日とされています。
この行事も新暦のひな祭り同様、「女性の日」とされているんですね♪

　で、そんな日でもあり、友人も「浜下りを経験しよう！」という事で、私が行きたい場所でもあった、本島北部にあるパワースポット「ワルミ」に足を運んできました♪

　その前に、海洋博記念公園がある「備瀬」という集落にある、天然記念物指定もされている「フクギ並木」を散策してきました。

駐車場から約３キロにわたって、各民家の「防風林」代わりに昔から「植樹」されてきた「フクギ」。
それが、白砂とのコントラスト、木々の間から漏れる太陽の日差しが、何とも言えない雰囲気を醸し出しておりました♪

本土やアジアからの観光客の方も、レンタル自転車でサイクリングを楽しんでいました。

そこから我々はひたすら「徒歩」(笑）
こんな機会が無いと、なかなか歩かないので、メタボ対策で頑張ってきました(笑）

で！歩く事約２０分弱、お目当ての「ワルミ」入り口に到着！
この段階で、汗びっしょりの状態だったので、上着を脱ぎ、Ｔシャツ姿でいざ海岸へ・・。

まず、畑を抜け看板に沿って、木々に囲まれた入口を降りていくと・・！


　 
目の前に登場！パワースポットの岩「ワルミ」です♪

奥の砂浜も、やはり人気スポットの為、観光客や地元の方々でごった返していました。

我々は、パワースポットの「確認」もありますので、慎重に「エネルギーの流れ」を感じる部分を探し、全身に浴びて写真をパチリ♪



 当日の気温２５℃にも関わらず、「エネルギースポット」からは、まるでクーラーのような心地よい風が・・・♪

　後ろから降りてきた観光客の方が、いぶかしげに我々を見ておりましたが(笑）、気にせずお祈り(笑）

 
そして、海岸に出てきて、記念に一枚。

この海岸の岩に見える緑は「アオサ」という、みそ汁にすると最高な「海藻」です♪
浜下りの日には、女性たちがこのアオサを収穫する風習もあるのです。

　この近くにある離島「伊江島」の特産物です。

　で、その海の中を覗いてみると！！

 
 
とても綺麗な「ブルーフィッシュ」がたくさん泳いでいました♪

まだまだたくさんの色とりどりな魚たちが泳いでいましたが、逆光の為、まともに写っていたのがこの写真くらい・・・。

ま、自然の豊かさは伝わりましたかね？(笑）

という事で、久し振りにゆったりとした時間と、パワースポットのエネルギーに触れ、元気に戻ってきた、旧暦３月３日の昨日でした。

　それでは、３月最終日の今日、小説の続きでも書こうかと思います(笑）
では、またの機会に♪
 

信仰心や宗教観に関する雑感・・・あくまでも実生活の為の信仰であるべき。

　こんにちは、スピンクルです。

　先程は出張セッションについて触れましたが、ここ数日テレビを賑わせている話題に関して、感じるところがありましたので、続けて記事にしたいと思います。


　宗教・信仰とはどうあるべきか


　つい先日から、バラエティや情報番組で活躍していた若手タレント「清水富美加さん」の、彼女が信仰している宗教団体への出家の話題で持ちきりですね・・。

　彼女が長年信仰してきた宗教団体「幸福の科学」へ「出家」する為に、芸能界を引退する意向を固めたようです。

　様々な番組の中では天真爛漫に振舞っていた彼女も、実は様々な苦悩があったと、自筆の文章には綴られておりました。

　 情報によると、幼い頃から信仰していて、その宗教団体に出家することによって、自身の今後を考えていきたいと、語っているようです。

　人は人生の途上において、様々な苦悩や試練を抱え、その際の心の拠り所として、時に信仰心に目覚め、保ち、乗り越えていく事は確かにあります。

　彼女もそうだったのでしょう。

　だが！しかし！私はこう思うのです。

　何のための信仰なのか？と。

　そもそも信仰とは、「実生活」においての苦難を解決するために、または心を穏やかにして、自分らしい人生を送るために、持つものなのではないか？と。

　一連の報道を観て、私が感じたのは、

　今まで信仰を保っていたはずなのに、その間は悩みが解決しなかったのであろうか・・・？

　信仰心で乗り越えようとしなかったのであろうか・・？　　なのです。

　厳しく言えば、実生活の一部であるお仕事を「ドタキャン」して、出家を決意したことは、周りの関係者に多大な迷惑を掛けながら、決意する事なのであろうか？と思うのです。

　もう少し決断のタイミングや方法があったのではないだろうかと、強く感じるのです。

　この影響で、ほかの信者さんへの、世間の印象も決してプラスには働かないと思うのですがね・・。

　
　以前、記事にも書きましたが、この世での一番の修行は、「日常生活」です。

　他の方と関わり、悩み、喜び、様々な課題を乗り越える。
決して山にこもって、悟りを開くことが偉い事ではない。

　悟りを開くなら、上の世界で一万年くらい掛けて、じっくりすれば良い事なのですから(笑）

　
　改めて述べますが、

　信仰とは、信仰するために日常生活を犠牲にして実践する事ではなく、日常生活を豊かに自分らしく生きるための、「指針」であり、「ツール」なのです。

　決して、信仰ありきではありません。
これは、「戒律に縛られるな！」という意味ではありませんよ(笑）

　何らかの戒律が存在する宗教も、その戒律に沿った生き方を実践したい方が信仰し、信じているのですから♪

　とにかく、皆様がもし何らかの信仰をお持ちでしたら、今一度振り返ってみてはいかがですか？

　あなたにとって、信仰とは何ですか？

　それでは今日はこの辺で。

 

お墓に関するお話・・・そこに『想い』があるかどうかが一番大事♪

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　皆さんこんにちは、スピンクルです。
冬の足音が近づいてくる今日この頃、いかがお過ごしですか？

　来週に迫った名古屋セッションの準備を着々と進めながら、毎日を過ごしています♪
天気予報で名古屋の気温を見ながら、沖縄では真冬しか着ることがない「コート」を、急いでクローゼットから引っ張り出し、干しました(笑）

　さて本日は、以前相談者からご質問があった「お墓の問題」について触れたいと思います。

　(ご質問内容）
　・最近主人が「僕は次男だから、そろそろお墓について具体的に考えなければいけない」と言っていた。
　　夫婦で調べたら何百万も掛かる。とてもじゃないけど出せない。６０代を超えて「お墓問題」が現実味を帯びてきている。
　お墓についての考え方を、スピリチュアルの面からの見解を聞きたい。


　この相談者も含め、お墓の問題については、世間でも切実になってきています。
高額なお墓購入代や確保の手段など、確かにこの方じゃなくても、「本当に必要なのかな・・？」と思いたくなりますよね？(笑）

　という事で、その際にも相談者にお伝えした、私なりの見解を述べたいと思います。


　

　　「お墓」というのは、確かに大事なものです。
代々のご先祖が眠る地。そして偲ぶ場所・・・。

　しかし、最近の事情で、なかなかお墓が確保できなかったり、遠方の為定期的なお参りが出来なかったり・・・。

　その為に、気持ちが焦ったり、前回の記事じゃありませんが(笑）、「先祖の祟り」的な考えに至ったり・・(笑）

　では皆さん、お聞きします。
なぜ「お墓」が大事なのでしょうか？

　それは・・・、お墓の中に故人の「遺骨」を収め、ねんごろに供養する「場所」だからですよね？(笑）
そして、お彼岸やその地域で行われる様々な行事にお参りする「場所」だからですよね？

　加えて、皆様の「故人に対する想い」が、お墓に向けられているから、大事なんですよね？

　では、もしその「お墓」に対し、「想い」が無かった場合どうなるでしょうか？

　そこは、ただの「カルシウム保管庫」にしかならないのです・・・。

　スピリチュアル的に言うと、故人への想いが巡る場所、そこが「故人が帰ってくる場所」なのです。
現に、お盆の時期には「自宅」に戻ってきます。それは集まった方々が故人に思いを巡らせるからです♪

　更に言うと、しっかり想いを巡らせていたとしても、一定期間が過ぎると、亡くなった故人は「生まれ変わり」ます(笑）　５，６０年も経てばね(笑）

　そうなりますと、お墓の『遺骨』は、正真正銘「カルシウムの塊」にしかなりません。
まあ、無難な表現をしますと、「ちゃんとこの世に生きていた証し」ですかね？

　そのような存在の「お墓」に、実際の生活を切り詰めて、貯蓄をし、やっとの思いで建立する・・・。
無理のない方法を模索して、そのお金で旅行や美味しいものを食べた方が、よっぽど「この世の思い出」になる気がするんですけどね…(笑）

　現に、そのようなお考えの方も増加してきて、ゆかりのある地へ「散骨」したり、ご遺骨を加工して「ブローチ」や「ペンダント」にしたり、はたまた共同墓苑に「合祀永代供養」したりと、選択肢も増えてきているようです。

　最後に、「お墓」というものは、しっかり「想い」が届き、故人を偲ぶ「モニュメント」であれば、本来の役割を担うのですが、そうでない場合は、ただの「カルシウム保管庫」にしかなりません。

　それよりも、ご自宅でお写真や故人にゆかりのある遺品を飾り、生前を偲んで想いを巡らせた方が、より「お墓」に近い役割を果たすのではないでしょうか♪

　数年前にヒットした歌にもあるように、お墓にずっと故人はおりません。
もっと自由に、ご家族・親戚・ご友人のところを、時に訪れているのです♪
しっかり心から、自分に想いを向けている人のところに・・・♪

　♫私のお墓の前で　泣かないでください。
　♫そこに私はいません　眠ってなんかいません。

　それでは、本日はこの辺で！


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