しっぽロール生活

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二代后

2011年08月18日 20時37分55秒 | 平家物語
今日から新しい章段です。

后…二条天皇のお后がでてきます
これまた、女性が翻弄されるお話。

先帝の未亡人に思いを寄せ、
またその未亡人の父親は野心を抱き、
先帝の死後、静かに暮らしていた未亡人を入内させた…というお話です。

未亡人…といっても22、23歳の女性。…若いですね

二条天皇は、1158~1165の在位8年間でした。
その間に、「平治の乱」がおこっています。

平治の乱
1159(平治元)年、保元の乱後に実権を掌握した藤原通憲(信西)と
同じ後白河側近の藤原信頼が、
武士の棟梁である平清盛、源義朝とそれぞれ結び勢力を争った事件。
平清盛一行が熊野詣の留守中、信頼・義朝は京都で挙兵、
三条殿を襲って後白河上皇を内裏へ移した。
しかし清盛・頼盛(清盛の弟)の反撃を受け、
上皇と二条天皇は脱出し、義朝・信頼は敗死。
こののち、政権は平氏に移る。

後白河法皇(天皇)1127~92 在位1155~58、院政1158~79,81~92
鳥羽天皇皇子。保元の乱で兄崇徳上皇を配流し、
二条天皇に譲位後5代の院政を行う。
平氏政権のもとで清盛と対立し、
1179年には鳥羽殿に幽閉され、一時的に院政は停止された。
清盛死後に院政を再開。
源頼朝に平氏を打倒させた。
(山川出版社・日本史用語集)


「二条天皇は一本気な性格であり、奔放な後白河上皇とはソリが合わず、ことごとく対立した。」…らしいです。
(PHP文庫・歴代天皇事典・高森明勅)

二条天皇(1143~1165)の即位は16歳。


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