しっぽロール生活

~フルートの練習とのんびり毎日をつづる~

おひさしぶりですw

2013年03月09日 12時04分17秒 | 読んだ本
ブログを放置しておりますです
ひさしぶりの更新で~す。

昨日、夜更かしして本を読み切りました。

原書房 コージーブックス
「午前二時のグレーズドーナツ」
ジェシカ・ベック

タイトルのとおり、たっぷりドーナツが登場します。
主人公はドーナツ店の経営者。
ある日突然、死体が店先に遺棄されて…
そこから、警察は当てにならんと探偵を始めます。

聞きこみの手段に
差し入れに売れ残ったドーナツを携えて…。

毎日、午前1時に起床し早朝5時から開店。
パン屋さんみたいですよね

それだけドーナツも朝ごはんに登場することが多いのかしら?
などと思いつつ、
開店準備のドーナツの仕込みの様子が
細かく描かれていて、
思わずミスドに行きたくなってしまいました。


さてさて、コージーブックスからうれしいお知らせ
今日買った本に挟み込まれていたリーフレットに
ローラ・チャイルズの名前が記載されていました。

ローラ・チャイルズは「お茶と探偵」シリーズの作者。
武田ランダムハウス社から、シリーズ12作目が出るはず…だったのに
頓挫したまま…どうなるんだろう?と気になっていたのです。

めでたくコージーブックスから8月に
「お茶と探偵⑫」として刊行されるようです。
…よかったぁ~

ホントは一昨日の話。

2012年04月20日 22時43分04秒 | 読んだ本
新潮文庫
「玉虫と十一の掌編小説」
小池真理子

小池真理子さんの小説…
初めて読んだのはホラー小説でした。
粘つくような臨場感が、いつまでも脳裏を離れず、
その本を近くに置いておけず、
納戸の奥の本箱に入れてしまいました。

その本の名。
「墓地の見える家」
角川ホラー文庫です。
かなりヤラレてしまいます。

と、なかなか印象深い作家さんの掌編小説です。
さすが、粘つくような、じわじわ進行していく物語に
ずんずんのめり込んでいきました。

終わりが中途半端に放っておかれる。

どのお話もそんなラストです。


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謎解きだと思ったら…

2012年04月10日 12時02分22秒 | 読んだ本
ハヤカワ文庫
「シャッター・アイランド」
デニス・ルヘイン

犯罪を犯した精神病患者のための病院兼監獄。
しかも場所は孤島。
隔離された場所にひそむ謎…。

たしかそういうテーマだったはずなのに、
次第になにかがおかしくなってきて…

もう一度読まないと、未だに混乱してます。


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おもしろかったぁ~!!

2012年03月24日 21時22分58秒 | 読んだ本
宝島社文庫
「パンデミック・アイ呪眼連鎖 上・下」
桂修司

平成と明治の話を交互に書いているのにもかかわらず、
その緊迫感が断絶するのではなく、
いよいよ、ずんずん物語の中に引き込まれていきます。

ちょうど新型インフルエンザなどで「パンデミック」という言葉を
よく見かけるようになった頃、
文庫が発売になったと記憶しています。

まさに積ん読からの生還です
時間も忘れて、読み切りました。
おもしろかった~


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さくさく読みました。

2012年03月19日 11時53分33秒 | 読んだ本
扶桑社ミステリー
「森の惨劇」
ジャック・ケッチャム

森の中の脱出劇です。
ケッチャムらしい味付けの。

なんだろ。この読後感の後味の悪さ。
コレがクセになるのかな。

「わけがわからん…。」
読み進みながら、読み終えた後も、思うことです。

分かんないわ~。


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風邪の床で…。

2012年03月03日 10時05分50秒 | 読んだ本
風邪をひいてても本は読めるということで
読書に励んでいます。

双葉社文庫
「イジ女」
春口裕子

タイトルからも「なんだかな~」という雰囲気が出ていますが、
内容もなかなか濃い。
短編集ですが、共通の登場人物が出てくるので、
連作短編集ですね~。

働いていれば必ず出くわすような
シチュエーション。

うんうんってうなずいてしまった。


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春だから…。

2012年02月29日 14時48分58秒 | 読んだ本
私が小説を買う時に、まずするのは「タイトル」を見ること。
まぁ最初に目がとまるようになっているので、
それは当たり前か…

そして裏表紙のあらすじを読みます。
そうそう。本を買う気になるかどうかは、
ここを書く編集者さんの腕しだい…なところがあります。

そして気にいったら、…すごく気に入ったら買ってしまうかも

この本は、あらすじを読んで、
「ふ~ん」を思ったまま、何年も忘れていた本です。
ある時、ふと思い出して、
「こんなお話あったなぁ」と思って、
本屋さんに出かけ、探し回った本です。
(幸い出版社だけは覚えていたので、
そして本当に幸いなことに1冊残っていました。)

前置きが長いです。

とつぜん読みたくなって手に入れた本。
そして何年も積ん読状態だった本。

それは…。

ヴィレッジブックス
「春に葬られた光」
ローラ・カジシュキー

高校で銃乱射事件が発生。
女子トイレにいた親友2人は犯人の男子生徒に見つかってしまいます。
そして犯人に「どっちを殺せばいい?」と尋ねられます。

さぁ…これからどうなるでしょう???
生死を分ける極限状態の中、出した答えは?

気になりませんか?
私は気になりました。
そして、読みました。おもしろかった

緊迫する事件を背景にもかかわらず、
詩人である作者の文章の豊かさが、翻訳になっても伝わってきます。
自然を描写している部分は、目の前に美しい花畑が広がるようです。


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ちょっとグロいよ~。

2012年02月09日 12時17分50秒 | 読んだ本
角川ホラー文庫
「臓物大展覧会」
小林泰三

連作短編集です。
タイトルどおり、いろいろぼろぼろでてきます。

でも、思っているほど
えげつなくなかったです。
SFあり、ファンタジーあり…分類不能な作品もありました。

なかなかおもしろかったです


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何度もストップしました。

2012年01月26日 10時47分21秒 | 読んだ本
今年に入って初めて本を読み終わりました。

毎日少しずつ読んでいたので…
1ページ読んで眠り、一文字も読まないうちに撃沈し…
も~ストップしまくり。

文春文庫
「ノンストップ!」
サイモン・カーニック

ノンストップ・サスペンスで~す。
私の好きなジャンル

なのに…読むのに時間がかかってしまった。
しかもタイトルが「ノンストップ!」という皮肉。

おもしろかった
でも、最近疲れ気味で…眠かった


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不思議だったんです…。

2012年01月06日 12時17分34秒 | 読んだ本
新潮文庫
「消された一家-北九州・連続監禁殺人事件-」
豊田正義

ノンフィクションでございます。
女子高生が救助されてはじめて発覚した事件です。

新聞・テレビで連日報道されていたのを思い出します

「通電」…電気ショックを与えて、
女子高生の父親を虐待死させられたところから、
結局は共犯者とされた女性の両親・妹一家4人の
合計7人が殺された事件です。

どうして逃げないのか。
どうして自分の親・親族を痛めつけられるのか。
分からないことだらけの事件でした。

この本は緻密に取材し、見事に監禁部屋を再現して見せています。

「こういう事件だったんだ」と初めて分かりました
強い抑圧状態では、人間は思いもよらない心理状況になるのですね。


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