しっぽロール生活

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平家物語って…

2011年08月16日 13時35分42秒 | 平家物語
今月から書写を始めた「平家物語」
軍記物語っていうことは、知ってたけどあんまり詳しくありません

そこで、高校時代の「国語便覧」を引っ張り出してきて調べてみました

(内容・構成)
まず冒頭の有名な「祇園精舎」の章段には、
「平家物語」の基調をなす仏教的無常観が色濃く表れ、
平家一族の興亡という生成流転の人間ドラマの骨組みが示される。

物語は主人公清盛の死を境に二つに大別される。
前半は、清盛を中心にして平家の台頭と栄華とが描かれる。
その栄華も清盛の嫡男で清盛の専横を押しとどめていた重盛の死以後下り坂となる。
高倉宮以仁王の令旨により、源頼朝、木曽義仲などが各地で平家追討に立ち上がり、
風雲急を告げるさ中に清盛は死ぬ。

後半は、義仲の入京、平家一門の都落ちへと物語は展開する。
巻九に義仲の最期が描かれ、
巻十に平家の人々の悲劇が描かれたのち、
巻十一で平家は滅亡する。
巻十二は後日談とも言うべき章段で、
あとに添えられた潅頂の巻は、平家一門の唯一の生存者である建礼門院の述懐が語られ、
あたかも「平家物語」全体の縮図となっている。
 
以上の大きな流れの中に、合戦譚や恋愛譚、
説話や主要人物に関するエピソードなどが織り込まれ、
これにこの時代特有の因果応報の仏教思想や儒教思想がからみあって、
一大人間絵巻を織り上げている。
(第一学習社 改訂版新総合国語便覧より)



なんだか壮大な物語みたいですね~
がんばって書写しま~す

現在「巻一」16章のうちの5番目が終わったところです。
まだまだ先は長いのです~

「生成流転」って「生生流転」じゃないのかしら…???
コトバンクには、「生生流転」しか出てきません。

(意味)
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。

ひょっとしたら…誤植???…そうかもかも。


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