ゑびすや総本店

失笑、微笑、苦笑に爆笑のゑびす顔。
美味しいものと楽しいこととちょっとした笑いをご提供。

ハーモ美術館

2007年05月10日 | 美術
ゴールデンウィーク、長野県 下諏訪に。

大雨に降られてしまったので、美術館をめぐる。


ハーモ美術館
http://shinshu-online.ne.jp/museum/harmo/

アンリ ルソーで有名な「素朴派」と呼ばれるカテゴリーの作品を多数
展示している。

ま、カテゴリーなんてのはどうでもよいのだが、ここで出会った

カミーユ・ボンボワ

この人の絵が、素晴らしい。
こんなに美しい「緑」を描いている絵に出会ったのは初めてだ。

多数の方が同じ感覚を持つかどうかは正直自信がないが、ボンボワの
「緑」は、これまで持っていた比較的地味で控えめな認識を変えた様に
思う。


好きです、ボンボアの絵


また非常にこじんまりとした館内ではあったが、ゆっくりのんびりと
家の中で絵を見るような身近な感覚で味わえた点で、素晴らしい美術館
であると感じた。


特別展として「田中一村」展も開催しており、これも楽しませて頂いたが
、まぁ本格的に一村を感じようと思うと、奄美大島に行く必要があるだろ
うな。

行きたいなぁ。

北澤美術館

2007年05月10日 | 美術
ゴールデンウィーク、長野県 下諏訪に。


一度見てみたかった、


エミール ガレ ひとよ茸ランプ


これを北澤美術館で見てきた。
http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/

その他、ガレやドームのアール・ヌーヴォー期のガラス工芸品
が多数展示されているのだが、やはり「ひとよ茸ランプ」だ。


ずーっと見ていても、本当に飽きない。


ガレの晩年の作品で6体製作されたとの事。
日本にはサントリー美術館に1体あるらしい。


北澤美術館だが、1階はなんだか植物園にいるような感じを受
ける不思議な空間だ。


一方、2階は東山魁夷を代表とする現代日本画が展示されている。


不思議な取り合わせだが、アール・ヌーヴォーが色濃く当時の
日本の影響を受けていた事を考えると、それ程の美術館としての
違和感はない様に思うし、実際そんな感じを受ける。


今度はサントリー美術館の「ひとよ茸ランプ」を見に行こう。

21世紀美術館

2006年11月19日 | 美術
美術館を出る頃には、完全に日が落ちた。

漆黒に浮かび上がる白と淡い光。

古都金沢において近代的な建造物。
字面だけみると醜い情景が目に浮かぶ。

しかし金沢は見事に美しい。

国内の数々の失敗作が与えたイメージの責任は大きい。

兼六園、金沢城、その側に存在する21世紀美術館。

金沢に行く際には是非。


21世紀美術館

2006年11月19日 | 美術
普段見慣れている空。
切り取る
枠を作る
際立たせる

有形無形問わず、もの、はいつも相対的に自らの中に存在する。

どう言う存在にしたいかは個人の自由であり、想像力に寄って良くも悪くもなる。

空はいつでも美しい