四季・山夢

四季折々の山歩きに夢を抱いています。

袈裟丸山・・・群界尾根から後袈裟丸山への最短コース

2010年04月26日 | 赤城・袈裟丸周辺
【群界尾根の白樺と笹原の草原から袈裟丸山を望む】
先週に引き続いての袈裟丸山は、25日(日)で仙ちゃんと2名で群界尾根から登ることとし、122号小中交差点を右折し大滝から左へ林道を登って行きます、数年前に来たときは荒れた林道でしたが今年3月末までの林道整備が終わり、登山道駐車スペースまで快適に走れました。
晴天の中、登山道から尾根まで800m近くほとんど階段の急な登りが始まり一汗かく頃に笹原の群界尾根へ到着、木々もカラ松林から白樺林に変化が楽しめ、更に登ってゆくと目の前に袈裟丸山のピークが広がります。
途中、犬と一緒の登山者(途中で帰った模様)以外は誰も登っていません、笹原からツツジの多い林を抜けて石祠を過ぎると笹がうるさくなり、一部ヤブコキ状態です。途中赤城山が眺められる場所で小休止しシャクナゲが生い茂るころ傾斜がきつくなり、残雪が所々凍っていて慎重に登りました。
山頂が望める頃に軽アイゼンを装着し雪ではっきりしないルートを確認しながら登ると、明るい後袈裟丸山の山頂に到着、山頂は多少眺望に難がありますが日光方面の男体山・奥日光白根山や尾瀬の至仏山・武尊山、谷川岳から苗場山までの真っ白な山々が望めました・・・5月の連休、巻機山・平標山へ行く予定だがどうでしょう?
この日、山頂で会った登山者は2名で弓ノ手コースから前袈裟丸山から奥袈裟丸山まで3時間程度できた人と、前日、松木渓谷から皇海山を上り単独縦走してきたツワ者でした。
特に皇海山からきた単独行者は2日目に始めての人と出会い安心したようで、皇海山からの縦走はハードで視界がない難コースだったそうです。
山頂で昼食を食べて早めの下山は途中まで軽アイゼンで快適に下り、後は笹原を振り向きながら袈裟丸山に別れを告げて2時ごろ下山。コースタイム6時間長の後袈裟丸山往復の最短コースでした、美しい笹原とカラ松・白樺林、ツツジにシャクナゲのコースは新緑と花の時期に訪れたい袈裟松山のマイナーコースです。





舗装も目新しい林道より群界尾根を望む・・・晴天で楽しい山行が期待できます。



群界尾根登山口の駐車スペース・・・以前とは見違えて整備されています。



群界尾根登山口にて・・・以前ここへ来た時は、途中で林道に迷って散々でした。



最初から長い階段が続きます・・・群界尾根まで800m近くの急登はほとんど階段です。



笹原の群界尾根に到着・・・ここからしばらくは景色を眺めながらのハイキングが楽しめます。



群界尾根笹原を進む1・・・カラ松林が白樺に変わる頃、袈裟丸山が見えてきました。



群界尾根笹原を進む2・・・幹が美しく太い白樺の大木、弓ノ手コースの女王と比べると王様のようです。



群界尾根笹原を進む3・・・王様(仮称)の白樺を見上げる、幹の白さがスカイブルーに映えています。



群界尾根笹原を進む4・・・景色の開けた笹原を登って行きます。



群界尾根笹原を進む5・・・笹原のピークにて登ってきたコースを望む、ここの白樺も太く綺麗です。



群界尾根笹原を進む6・・・前袈裟丸山と後袈裟丸山が見えてきました。



群界尾根笹原を進む7・・・笹原が終わると溶岩質の尾根に変わりツツジの木が多くなります。




石祠にて1・・・このコースはあまり歩かれていないようですが、信仰の山の名残が残っています。



石祠にて2・・・コース的には半分以上来ましたが、ここから本格的に登りがきつくなりました。



溶岩質の尾根を登る1・・・時折、両岸が切り立っているので注意が必要です。



溶岩質の尾根を登る2・・・コースは時折笹がうるさく、ヤブコキ状態になりました。



開けた場所にて赤城山を望む・・・弓ノ手コースと比べて短い感じで、眼下に登ってきた笹原が望めます。



群界尾根の笹原をズームで望む・・・ずいぶん高度が上がりました。



山頂直下の尾根で軽アイゼンを装着・・・日陰の雪は凍っていて、稜線も雪が多くなってきました。



後袈裟丸山山頂に到着・・・仙ちゃん念願の袈裟丸山、4回目にして山頂に初登頂です。



後袈裟丸山山頂からの風景1・・・たち枯れの木々の間から、日光男体山を望む。



後袈裟丸山山頂からの風景2・・・奥袈裟丸山(手前)と日光白根山を望む。



後袈裟丸山山頂からの風景3・・・尾瀬至仏山(右)と上州武尊山(左)を望む、雪がまだ多い。



後袈裟丸山山頂からの風景4・・・今日の登山者2名、手前の人は昨日、足尾松木渓谷から入山し庚申山・鋸山・皇海山を登って縦走してきたとの、凄いにつきます。


後袈裟丸山山頂からの風景5・・・前袈裟丸山を望む、もう一名の人は前袈裟松山からアイゼン無し(忘れたらしい?)で弓ノ手コースからピストンで来たとのこと。



下山風景1・・・途中まで軽アイゼンを装着し、笹原からはのんびり風景を眺めながら下山しました。



下山風景2・・・ズームで何回も訪れている弓ノ手コースの笹原を望む。



下山風景3・・・立ち枯れの白樺に生えたサルノコシカケと袈裟丸山の風景。



下山風景4・・・駐車場を目指して無事に下山、花の時期のまた訪れたいコースです。


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