佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

“心の身じたく”はできているか

2024-09-12 13:03:29 | 日記

四十六歳になる婦人が乳がんと 
診断され、しかも手遅れで、あ 
と数か月の命と宣告された。 

婦人は、父親の故郷である山口 
に旅し、旅から戻ると、大学生 
と中学生の二人の息子に向けて 

自分の生い立ちや生き方などを 
書き綴った。そして、母親がい 
なくなっても困らないようにと、 
息子たちに料理を教えた。 

「交通事故で突然死ぬことを考え 
れば、むしろありがたい、やるべ 
きことはすませられるだから」と、 

気丈に自宅で闘病生活を送った。 
最期の一か月は、美しい母親と 
しての思い出を残したいから 
日々衰える姿を見せたくないと、 

息子たちの病室への入室を禁止 
した。 

やがて婦人は亡くなり、地元紙 
の広告欄には、訃報とともに 

「この度、私は病気により急ぎ 
旅立つことになりました。・・・ 
皆様に、心からお礼を申し上げ 
お別れをしたいと思います」 
という自筆のお別れの言葉が 
掲載された。 

誰にも死は訪れます。取り乱して 
いたずらに時を過ごすのではなく、 
死をきちっと見据え、 

自分はこれだけのことをしたと胸 
を張れるように、今をしっかりと 
生きたいものです。 

 


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「暗い顔で鏡を見れば、イヤなことが起こる。笑って鏡を見れば、いいことが起こる」

2024-09-12 12:58:56 | 日記

鏡は、昔から、魔法に 
使われていました。 

鏡には、人にエネル 
ギーを与える不思議な 
力があるのです。 

朝、顔を洗うから、鏡を 
見るのではありません。 

朝、鏡を見ることで、あな 
たの一日が決まるのです。 

『朝、鏡を見て、 
とびきりの笑顔で笑おう』 

 

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優しさの“さじ加減”

2024-09-12 12:57:44 | 日記
たとえば、百万円も二百万円も
する壺がここにあったとします。

「この壺は私の宝物だから、絶対
さわらないように」と、普段から
父親が家族に言っていました。

でも、さわるなと言われると、
さわってみたくなるのが人情と
いうもの。

ある日、父親の留守の間に、子ども
がその壺を手に取って、撫でたり
さすったりしているうちに、

誤って手を滑らせて割ってしまい
ました。

さあ、お父さんはどうすると思い
ますか?かんかんになって怒るの
が普通です。

でも、その壺を自分が割ったとし
たらどうでしょうか?

自分の失敗は咎めるわけにもいか
ず、ちょっと肩をすくめて残念そう
な顔をして、それでおしまいのはず
です。
 
「落として割った」という事実は
同じなのに、人間は自分のした悪い
ことは、そんなに気にもかけない
くせに、他人のしたことは何十倍、

何百倍にも悪く思うのが普通です。

だから、怒りがわいてくるのです。
自分には甘く他人には厳しのが人
間です。

自分にはもっと厳しく、他人には
もっと優しくしてそれでちょうど
いい加減だと思います
 

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花さきみのらむは知らずいつくしみ猶もちいつく夢の木実 

2024-09-12 12:56:19 | 日記

 

花が咲き、実るかどうか、 
それは知らない。けれど 
私は「夢の木実」を、な 
おいつくしみ続けよう・・・。 


“愛は事(じ)なり」といえり” 
「愛とは、相手に合わせる心で 
ある」 
恋愛中は、彼女(彼氏)の 
趣味や行動に自分を合わせる 
ことがまったく苦ではありま 
せん。 

たいくつな恋愛映画を観に 
行って二人で感動したり 
します。 
ところが、結婚して10年も 
経つと、結婚当時の熱い思い 
もさめてきて、お互いに相手 
に合わせることができなく 
なります。 

「愛」とは、恋愛や夫婦愛ば 
かりでなく、親子愛、師弟愛、 
友愛など、さまざまであるこ 
とは言うまでもありません。 

また、「事」とは、同事の心です。 
同時の心とは、自分の立場を 
捨てて、相手と同じ境遇に 
なって協調できる心のこと 
です。 
社会生活で言えば、立場が上 
の者や弱者を守ることです。 
たとえば、医者で言えば、患者 
に対して専門家の義務を 
果たしながら、患者の目線 
になり治療をすることです。 

これは、親が子に対して、 
教師が生徒に対して、上司 
が部下に対して、役人が 
市民に対して、 
あらゆる人間関係において 
必要なことです。 
もしも今、夫婦関係が停滞 
気味でしっくりいかなくて 
も、セックスレスでも 
お互いに同時の心を実践す 
るだけでもそれは改善でき 
る。 
「愛は事なり」といえり。


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もう抱けぬ重さの吾子の弁当に取りておくいちばん大きい苺

2024-09-12 12:07:44 | 日記

 

家族の変化、それもとても

小さなものに、一番敏感な

のは母親だろう。赤ちゃん

から子どもへ。抱ける抱け

ない、という自分の腕で感じ

とる変化。子どもが自分の

手からだんだん離れてゆく

ことへの、一抹の寂しさ。

 

 


「人を使うに、我が心の如く 
 せんと思わねば廻らないもの 
 なり。 
 叱れば道理と思いながらも 
恨み僻み、厳しく使えば目 
を盗み、 
 緩過ぎれば怠け、あまき 
言葉に乗る。

 仕末に困るもの故に、人を 
使うは身を使うなりという 
述懐も起るなり」

 「それ人を使うには、我が身 
を顧るを要す。慈悲を本とし、 
 少しの過ちは見すごし、 
 大切なることは少しも赦さず、 
 言葉を慎み、行正しく、法に 
過ぎて使わず、使うべきには 
必ず使う。

かくして依怙なければ、情に 
感じて心服するものなり」 
 (常盤貞尚『民家分量記』 
 人間の弱さ、ずるさを十分に 
理解した上で、人を使うには、 
まず我が身を正すことだと 
力説している。

リストラという名のもとに 
様々な中高年齢者いびりが 
見うけられるが、そうした 
経営者を見る社員や社会の 
目は厳しく、その裏で本当に 
大切なものを見失っている 
 ことに気がついていない。

これからの知恵の時代を勝ち 
残っていくには、人材こそが 
勝負である。 
そんな企業に、優秀な人材が 
集まるとは考えられない。  
 

 


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娶(めと)るとはさびしからむに君はいま白きシャツなどひらひらと着る

2024-09-12 12:04:37 | 日記
男から離れているのと同じ
ぐらい、女からも離れてい
るのである。女であること、
妻になること、そして母に
なることへの違和感。本来
の自分との「ズレ」の感覚
がエネルギーなのだ。

いけないこともしたりも
します。
私の心は弱いのです
だからといって
私を弱いと思わないように

とてもたくさんのことがあります
とてもたくさんのまちがったこと

本当でないと思っても
そうしてしまうことも
あります
いけないこともしたりもします

私の心は強いのです
だからといって
私を強いと思わないように

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「信じて」

2024-09-12 12:03:05 | 日記

 

 

目的地に向かって道のない
森の中を歩いている。

何かを作るってすべてが
そう。

勘に従い、人にも情報を聞く
選んだ道が行き止まりだった
ら、がっかりしないで別の道
を選ぶ。

そしてあきらめずに進む。
あきらめずに進む。

物事は、悪いようにならないと
かたく信じて。

 


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『温かいところ』

2024-09-12 12:01:42 | 日記


鯛を買ってきた。
きれいにあらってから刺身を
作る。内臓だけを見て、「この
鯛は汚い」と、ケチをつけて

捨てる人はいない。内臓はそっと
捨てるもの。

人の欠点も同じこと。

他人とのつき合い方も、相手の
長所とだけつき合えばよいので
ある。相手の欠点、短所に、

お互いに触れなければ、相手を
嫌ったり傷つけてしまうこと
はないのである。

相手が傷つきやすい子どもで
あればなおさらのこと。
子どもは、欠点を指摘される
と、

冬の荒野に放り出されたような
気持になってしまう。

家庭とは、温かいところである。
あたたかい家庭とは、欠点をやさ
しくカバーしあえる場所のこと
である。

欠点は、カバーされると、
スっと消えてゆく。 


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少女ひとり乗せたる夜のエレベーター花咲くがごとく扉を開く

2024-09-12 12:00:25 | 日記
同じエレベーターでも、時間
や状況によって、ずいぶん印
象が違う。無人で来ると思っ
てエレベーターを持っていた。
が、扉が開くと、思いがけず
一人の少女が乗っていた。
まるで、人知れず咲いている
夜の花の精のように。

    

人生は一冊の書物に似ている 。
一般の人は、それをペラペラとめっく
ていくが、
賢人は念入りにそれを読む。

何故なら、
人はただ一度しか
それを読むことができない
時間の大切さを知っている
から。
 

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太平洋は波が荒いとのみ書きし葉書届きぬ肉体文字に

2024-09-12 11:57:48 | 日記
言葉の重みは、文字の
量に比例するとは限ら
ない。
短い言葉が、かえって
相手の今を、生々しく
伝えてくれることもある。

この店出たなら消えてしまうから
今この店の会話の重み

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