田舎で学ぼう!

地方在住法科大学院生の自分のための勉強記録

聴講制度に疑問

2009年06月27日 01時43分35秒 | Weblog
ブログの放置が常習化してしまいました。
もう少し更新できると思うのですが、なかなか思うようにできません。

娘中心の生活になっています。
6時起床→わんの散歩→朝食準備→朝食→8時保育園→8時半ロー着
18時ロー出発→保育園→買い物→食事→風呂→寝かしつけ→22時から少しだけ勉強。
実際には6時に起きれず、わん達の散歩は疎か、掃除などの家事も疎かになっています。勉強時間は10時間前後でしょうか。

今日は昨日レポート作成のために3時までやっていたので生活リズムが崩れて眠れないため、こんな時間に久々の更新をしています。

ローでは講義以外にいくつかの勉強会に参加し、自分が幹事でやっているものがあるため、首が回らない状態です。
ただ、本格的に本試験向きの勉強にシフトしています。

本試験が終わってから、講義に卒業生が聴講生として参加し出しました。
しかし、在学生にとってはとくに好影響があるとは感じません。
そもそも、予備校などでは対価を払わなくては聞けるはずがないのですが、我がローでは対価の支払いなしで聴講できるというのが個人的には不思議です。
卒業すると、ペースメーカー代わりにするなど聴講するメリットが一応あるのでしょうが、おそらく私は参加しないと思います。
なぜなら、講義は一期一会の気持ちで臨むべきだから同じ講義を翌年に再度受けるべきではないと考えられるし、実際に授業料を負担している在学生のために講義がなされるべきだと考えるからです。

レポートを週末に4本片付けなくてはなりません。
週末は娘がずっと家にいるので、遊び相手やら離乳食やらお散歩やらで時間が取れないのですが、がんばっていきたいと思います。

1ヶ月ほど放置してしまいました…

2009年06月07日 23時40分01秒 | Weblog
本試験まで339日!

本年度の新司法試験が終わり、択一合格者の発表が出ました。
ロー別の成績が公表され、在籍しているローの受験者、択一合格者数を初めて知りました。
実務家の先生から択一合格経験者でも受け控えしている人がいると聞いていたのですが、我がローもかなりの人が受け控えしたようです。

今年は修習生が給費となるラストの年だったため意外でしたが、
親の脛をかじれる人はお金よりも成績を重視したということでしょうか。
羨ましい限りです。

この1ヶ月ブログを放置してしまいましたが、目まぐるしい忙しさでした。
娘が毎週のように熱を出したり、ロークリニックで丸一日法律事務所にいたり、模擬裁判があったり、毎週レポートの山があったり、複数の講義で大量のレジュメが当日アップされたりして、それらの対応に追われていました。

娘の熱では、病院から病児保育を禁止されたり、シッターの人が見つからなかったりで、複数の講義を休まざるを得ませんでした。
ロークリニックは大変勉強になる一方で、時間の拘束があり悩ましかったのですが、それもようやく今月で終わります。

模擬裁判では、裁判官グループのリーダーをやりましたが、実務家の方から指導らしい指導がなく、渡された大ざっぱな進行表と条文や第一審解説を手がかりに何とか当日の訴訟運営を行いました。
私自身は、条文上裁判官の訴訟指揮に委ねられているが慣習上当事者に意見を聞く手続きをすっとばしてしまったり、勇み足でミスをしたりしてしまいました。これらのミスは、実務家の先生のうちの一人の講評では、今回の模擬裁判でワーストのミスということでした。
その先生は、模擬裁判後の反省会や二次会への道すがら、度々繰り返しおっしゃるので、そんなに致命的なミスだったのかと当日はかなりへこんで帰宅しました。

しかし、時間をおいて振り返ってみると、ミスの内容は、進行表になかったが自分で良かれと思って勇み足気味に犯した積極ミスであり、また、実務家から直接の指導がない中で書物から調べられる限りは調べたといえること、訴訟運営上の裁判官のミスだから単に目立ったのではないかと思われることと、当事者代理人役は加点方式で評価されると思われるのに対し裁判官役は減点方式の採点にならざるを得ないと思われること、その実務家の先生は当事者代理人の指導に当たっていたことから指導対象でなかった裁判官役を一方的に評価しやすいことなどから、気持ちを入れ替えて、今後に繋げるいい勉強になったと思うことにしました。

模擬裁判については、お遊びだの学芸会だの寸劇だのといった意見もあるところです。実際の裁判に比べれば緊迫感に欠けているのは事実だと思います。受験新報の7月号では高校生の模擬裁判が紹介されていましたが、おそらく個人レベルではそんな高校生よりも真剣度が負けていると思われる人がいるのも事実です。他のローでは、模擬裁判をやらない、あるいは選択制のところも多いようです。今回やった感想では、手続きの理解を深める意味では無駄ではなかったが、修習で実際の裁判を目の当たりにしてからやった方がはるかに勉強になるだろうと感じました。

さて、気持ちを入れ替えて来年の試験に向けて勉強です。