田舎で学ぼう!

地方在住法科大学院生の自分のための勉強記録

エクスターンシップ

2009年05月18日 20時51分49秒 | Weblog
〈本試験まで〉359日

昨日で本試験が終わりました。
今年は傾向が少し変わったようですね。
3年ごとに傾向が変わるという予測もあったようですから、
来年、再来年も今年がベースになるかもしれません。
今後しっかりと分析が必要です。

今日は終日弁護士事務所でお世話になりました。
守秘義務の関係で中身は触れませんが、3件の法律相談と1件の弁論準備手続に立ち会うことができました。
全て相手の快諾あってのもので大感謝です。

弁論準備手続は、研修所作成の第一審手続の解説のビデオにあったまんまでした。
法律相談については、模擬法律相談を自分たちがやったときは、テキストに依頼者の声に耳を傾けるとあったのを忠実にやって、カウンセラーの面接になっているとダメだしを受けましたが、プロがやっているのを見て、その意味がわかりました。
ある程度、淡々と事実を聞き出して答えに誘導してあげないと、限られた時間で限られた選択肢を提示できないということだと思います。
複数の先生の法律相談に立ち会ったのですが、大きな共通項はそこだと感じました。

担当の先生方がいろいろとご配慮して下さり非常に得るものが多かったです。
暇になることが全くなく、渡された資料を読み切る前に次の資料が準備されていたり、法律相談もコンスタントに立ち会わせてもらうことができました。
本当にいろいろ教えなきゃという熱意を感じました。
学生のうちしかこんなに教えてもらえないと思うので、昼食の際にはかなり突っ込んだ話も聞かせてもらいました。

こんなにいい機会だったのですが、おそらく司法試験の勉強を優先してロークリニックの参加者が少なかったのですが、もったいないことをしているなと思います。
先生方の熱意に応えるためにもしっかりと勉強しなきゃと思いました。

本試験初日

2009年05月13日 22時55分50秒 | Weblog
2009年5月13日〈勉強時間〉10.5時間〈本試験まで〉364日

いよいよ本試験が始まりました。
しばらく、意識が遠のいて即眠るという生活だったためブログから離れてしまっていました。

今朝自習室へ行って、一番初めに会った人が卒業生だったのは非常にショッキングでした。
その人にも思うところがあるとはいえ、一年後自分が決して同じことをしていないことを祈らざるを得ません。

今月の末には模擬裁判があります。今回は裁判官役を選びました。
裁判官役の取りまとめ役をやって欲しいと懇願され了承してしまいましたが、保育園の送り迎えをしたり、ロークリニックで法律事務所へ行ったりしている合間でできることならやりましょう。さほどやることがないだろうと楽観しています。
まぁ、裁判官は当日が勝負だと思うので、頭が働くよう準備するのが一番の仕事ですかね。

娘が週末に突然の気温の変化によって夏風邪をひいたようです。
本試験を受けている人はもはや風邪だろうと受けるしかありませんが、
来年受ける人たちはこの時期も風邪をひきやすい時期だと気をつけましょう。
偉そうですみませんが、来年受験する同士(ライバル)の皆さん、あと1年です。がんばりましょう。

基本の欠落

2009年05月01日 23時54分18秒 | Weblog
〈勉強時間〉10.5時間〈本試験まで〉386日

今日はメーデーです。
ニュースを見ていませんが、今日も代々木公園などで集会が開かれたのでしょうか。
働いていたときは、あまり組合活動に関心がなく参加していませんでしたが、
経済が悪化し、~切りという嫌な言葉が横行しているご時世となっては、労働者はみんな参加しなければならない気がします。

弁護士の先生に指摘されたことなのですが、概して学生は弁護士より知識こそあれ、ドーナッツの基本というべき部分が欠落している傾向にあるようです。
予備校の講師で同じことをおっしゃっている方がいますが、実務家の共通認識といえるのかも知れません。
そうであるとして、基本が何かが難しいところかもしれません。おそらく体系や原理原則なのでしょう。そこで、常にそれを意識して答案化できるか、そこが合否の分かれ目なのだと自分なりに理解しています。
結局のところ、頭でわかっていてもどの程度の訓練で実践できるようになるかは、才能によって差がでてくるところかもしれません。
アウトプットをもっと増やすよう、さらに書きっぱなしにしないよう、自戒しなければなりません。