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現在の日本は危険な状態です。国内に反日勢力が蠢いています。在日朝鮮人、中国人がいます。また、外国のスパイが野放しです。

韓国問題-歴史編 第1部 忘れられた国土開発:1-1 国際交渉の常識 ~ 日本の朝鮮統治の悪しき遺産?!

2014-02-17 10:28:28 | 政治
■■■ Japan On the Globe ■■■ 国際派日本人養成講座 ■■■

韓国問題-歴史編 第1部 忘れられた国土開発
1-1 国際交渉の常識 ~ 日本の朝鮮統治の悪しき遺産?!

 朝鮮統治時代の「悪しき遺産」がまだあちこちに残っているので、一刻も早くそれらを一掃すべきである。 
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■1.国際交渉での高等戦術■


 日本の国内常識では、交渉においても「誠意と信用」が基本だが、国際社会ではこれが非常識となってしまう場合があるのが、国際派日本人にとっては、注意すべき点だ。時には、空理空論と分かっていても、論理で相手を打ち負かす必要がある。

 イギリスが、台湾に領事館を置こうとした事があった。それを知った中国は当然、烈火の如く怒ったが、さすが元大英帝国の老練外交、こう切り返した。「中国はひとつであり、台湾は貴国の一部である。貴国の領土内に領事館を置いて何が悪いのか」と。

 このように相手が否定できない建前、フィクションを逆手にとって、自分の要求の正当性を主張するという高等戦術がある。今回は、ケースメソッドで、この練習をしてみよう。

 平成7年江藤総務長官はオフレコで「日本の朝鮮統治には、良い面もあった」と発言し、日本人記者の一部がこれを韓国マスコミに密告して、金大統領は「今度こそ(日本の)態度を改めさせなければならない」と激怒した(または、してみせた)。さて、あなたが首相だったらどう対応するか。

・回答1:江藤長官を辞任させ、謝罪する
 日本の閣僚の首をとった金大統領は国内政治で得点を上げ、さらに日本に対する「貸し」を作ったとして、今後の対日外交を有利に進める材料に使うであろう。大統領としては、こんなにおいしい話はない。次の「妄言」を待ちかまえる。村山内閣がとった決断(というより、追い込まれた末の結末)である。→0点

・回答2:オフレコ情報なので、釈明不要と突っぱねる
 国際常識では、オフレコ発言について、何ら責任をとる必要はない。この線で逆に韓国をたしなめる。相手が怒り狂っても、国際社会で恥をかくだけである。しかし朝鮮統治の問題については、言われっぱなしなので、50点。

・回答3:「朝鮮統治に良い面はなかった」という韓国側の建前を逆手にとって、次のように主張する。

「我が国は朝鮮統治については、当然良い面もあったと考えているが、貴国がすべて悪い面ばかりであったというなら、それも一つの価値観である。貴国がそういう価値観なら、朝鮮統治時代の悪しき遺産が次のように、まだあちこちに残っているので、一刻も早くそれらを一掃すべきである。


■2.悪しき遺産(1) 小学校5,213校、ソウル大学■


 国民に教育の機会を平等に与えようというのが、我が国の明治以来の基本国策であったが、明治43年の併合時には寺小屋程度しかなかった貴国で、昭和19年までに、小学校5,213校、生徒数2,38 9,135人にまで初等教育を充実させた。就学率は61%と、同時期米国の植民地だったフィリピンの35%よりもはるかに高い水準にあった。[1,p37]

 ソウルには帝国大学が作られ、下層階級の出身者でも、努力と才能によっては大学教育まで受けられるようになった。[2,p224]

 これらを良きものではないと、貴国が言うのは、統合前の階級社会で、両班(貴族)階級が教育を独占していた状態を良しとしているからであろうか。


■3.悪しき遺産(2) 植樹1億4千万本、開墾203万町歩■


 日本人は、国土を緑豊かにする事が好きである。禿げ山を見れば木を植え、川には土手を築いて、少しでも平らな土地があればすぐ田畑にしてしまう。貴国においては大正10年までに1億4千万本の植樹を行い[1,p39]、また日韓併合後20年間で、耕作地面積が246万町歩から、449万町歩まで、倍近くになっている[2,p21 7]。

 これらを良くないというのは、朝鮮の伝統的な禿げ山風景を理想としているからであろうか。


■4.悪しき遺産(3) 鉄道、ダム、工場■
 

日本人は近代化のために、さまざまなインフラ投資を積極的に行う。今のソウル-釜山を結ぶ京釜線を始めとして、3,827kmに及ぶ鉄道網を張り巡らした[2,p216]。

 さらには鴨緑江、赴線湖などのダムと水力発電所、旧日本窒素の窒素工場など、今でも北朝鮮では使われている[3,p209]。こういう工業化政策を悪いというのは、統治前の清く貧しい農村社会を理想としているのであろうか。

 これらすべて、日本が国家予算の相当部分をつぎこんで(たとえば、1909年には予算5.2億円のうち、5.8%の3千万円[2,p22 2])作ったものである。当時は朝鮮に投資するくらいなら、貧しい東北地方に回して欲しいという国内の声をおさえて、ひたすら朝鮮を近代化し、成長させるために投資した。

 それもこれも貴国がロシアや中国のものとなったら、我が国の独立と安全もまた危機に瀕するからである。そして貴国にしても、今日の北朝鮮のような状態となっていたであろう。

 戦後、我が国が貴国から引き上げた後、今度は米国がその肩代わりをして、朝鮮戦争を戦い、今もなお我が国と貴国に軍事駐留せざるを得ないという事実を見れば、この構図は日清戦争以来、変わっていない事はご理解いただけよう。


■5.早急に悪しき遺産の一掃を■


 貴国は、先に国立中央博物館として使われてきた旧朝鮮総督府建物を「日本統治時代の象徴」として破壊された。わずか数年前に数百億ウォンもの資金を投じて内部修復し、博物館にしたものを、そして博物館を収容する新しい建物も出来ないうちに、一気に破壊するという、見事な決断力を示された[4,p85]。

 同じ決断力をもって、貴国のユニークな価値観を世界中に示すために、上記の小学校、ソウル大学、樹木、田畑、鉄道、ダム、工場など貴国が「悪しき遺産」を考えられているものを一掃される事をお勧めする。

 ただしあいにく我が国の建造物は皆頑丈で、壊すのには大変なコストがかかるであろう。94年には、貴国が建設された聖水大橋が突如自然崩壊するという痛ましい事故があったが、同じ韓江には、日本統治時代に作られた韓江大橋が今もあり、これがもっとも丈夫そうだ、などという風評もある[4,p69]。

 遺憾ながら、我が国の残した建造物を破壊するには、多大のコストがかかるであろう。

 えっ、「破壊のための費用を負担せよ」とおっしゃる!? そんなことをしたら、貴国にかえってご迷惑をおかけすることとなる。

 65年に締結された日韓基本条約では、無償3億ドル、有償2億ドルの経済協力金(当時の日本の外貨準備高18億ドルの28%)で、両国は統治時代のすべての請求権を放棄した。日本の政府や民間の残したこれらの遺産もすべて貴国のものとなった。さらに戦後の経済協力も約1兆円に上っている[5]。

 今更、貴国が追加請求をした、などということが国際社会に知れ渡ったら、貴国と条約を結んでもいつご破算にされるか分からないと勘ぐられ、今後貴国とまじめに条約を締結しようというような国はなくなるであろう。大事な友邦をそういう目にあわせる訳にはいかないので、本件は聞かなかったことにしておこう。


■6.相手を怒らせては、いけないのか?■
 

おそらくこんな回答をしたら、韓国政府および国民は檄高するに違いない。しかしそれを恐れて「怒らせるのはまずい」というのは、日本的な常識を持って、自ら外交政策の選択の幅を狭めるものである。韓国は日本が怒らないと知っていて、好きな勝手な主張を行い、日本は韓国がすぐ怒るので、自制するというのでは、対等な外交ではない。

 橋本首相が通産大臣であった時、アメリカと自動車部品の問題で、大変な通商摩擦が起こった。しかし橋本大臣は国内自動車業界をまとめ、ヨーロッパを味方につけて、徹底的にアメリカ側の国際ルール違反を攻撃し、決裂の直前にアメリカの面子を何とか保つ形で妥結した。

 以後、これに懲りたアメリカ側からは、日本との間で、国際ルールを無視した二国間交渉をもとめられなくなった。

 また65年の日韓基本条約を交渉する過程では、日本政府は、日韓併合は両国の条約に基づいた国際的に見ても合法的なもので、謝罪をしたり、賠償金を支払うのは、おかしいという主張を通した。

 そのために、「経済協力金」という名目になっているのである。現在の日本政府よりはるかに筋を通した外交姿勢が出来ていた。


■7.常識的な外交を展開するために■


 アメリカや昔の韓国に対してできたことが、なぜ、現在の韓国に対してできないのか。それは、日本国内に、韓国の反日感情を利用して、日本政府の後ろから弾を撃つ輩がいるからである。

 江藤長官の時に見られたように、日本のマスコミが韓国に密告をしたり、さらに江藤長官を攻撃する論調を張っているようでは、政府としても上記のようなまっとうな交渉は難しい。

 政府に筋を通した外交を展開してもらうためには、まずそうしたマスコミの姿勢が正されなくてはならない。世界の中で日本がまともな外交を展開するためには、まず国際派日本人が、国内マスコミのたれ流す国際的非常識から脱却する事が出発点である。



[参考]


1. 『韓国併合』とは何だったのか、中村粲、
   日本政策研究センター( 03-3268-6450)、平成9年
2. 醜い韓国人、朴泰赫、光文社カッパブックス、平成5年
3. 北朝鮮崩壊と日本、長谷川慶太郎、佐藤克巳、
   光文社カッパブックス、平成8年
4. 韓国・反日症候群、黒田勝弘、亜紀書房、平成7年
5. 韓国の反日外交をいかに断ち切るか、西岡力、
  「正論」平成8年2月号

以上

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