『Shall we dance ?』以来16年ぶりに周防正行監督作品で、草刈民代と役所広司が共演。
同名小説を基に、愛すること、そして命の尊厳を描く。
自分の人生に誠実に向き合う医師・綾乃に草刈、彼女に“最後の願い”を託す重病の患者・江木に役所。
医療問題に触れながら、良質な大人のラブ・ストーリーが展開される。
■ストーリー■
呼吸器内科内科のエリート医師・折井綾乃は、不倫関係にあった同僚の高井に別れを告げられ自殺未遂を起こしてしまう。
そんな彼女を支えたのは、重度の喘息患者・江木泰三だった。
そして、ふたりは互いに惹かれあうが、江木の病状は悪化の一途を辿っていた。
――――――
役所広司さん…素敵。
前から言ってるけど、この人はこういうタイプの役が凄く合う。
江木の優しさと弱さ…吐露される悲しい思い出と、心情。
それに静かに耳を傾け続ける医師。
心が、魂が寄り添い合うような純粋な愛情関係が次第に築かれていく。
時に、プラトニックの方が何だか悲しいよね。。
後半は、検事との対決シーン。
大声で責め立てられる彼女。
愛するが故に、なのだが
もし愛してなかったら、願いを叶えなかったのかなぁ。。
争点はハッキリしているからだけど
鑑賞しながら、これは自分が裁判員ならどうだろうか、と考え続けていた。
私は女だから、ついつい心情的な観点に傾きかけてしまうが
冷静に事実だけに集中してしまえば
情状酌量の余地があったとしても
有罪だと…私は思う。
やっぱり、リビングウィルって大切。
死んだ後に問題を残さないようにしたいなぁ、と。。
同名小説を基に、愛すること、そして命の尊厳を描く。
自分の人生に誠実に向き合う医師・綾乃に草刈、彼女に“最後の願い”を託す重病の患者・江木に役所。
医療問題に触れながら、良質な大人のラブ・ストーリーが展開される。
■ストーリー■
呼吸器内科内科のエリート医師・折井綾乃は、不倫関係にあった同僚の高井に別れを告げられ自殺未遂を起こしてしまう。
そんな彼女を支えたのは、重度の喘息患者・江木泰三だった。
そして、ふたりは互いに惹かれあうが、江木の病状は悪化の一途を辿っていた。
――――――
役所広司さん…素敵。
前から言ってるけど、この人はこういうタイプの役が凄く合う。
江木の優しさと弱さ…吐露される悲しい思い出と、心情。
それに静かに耳を傾け続ける医師。
心が、魂が寄り添い合うような純粋な愛情関係が次第に築かれていく。
時に、プラトニックの方が何だか悲しいよね。。
後半は、検事との対決シーン。
大声で責め立てられる彼女。
愛するが故に、なのだが
もし愛してなかったら、願いを叶えなかったのかなぁ。。
争点はハッキリしているからだけど
鑑賞しながら、これは自分が裁判員ならどうだろうか、と考え続けていた。
私は女だから、ついつい心情的な観点に傾きかけてしまうが
冷静に事実だけに集中してしまえば
情状酌量の余地があったとしても
有罪だと…私は思う。
やっぱり、リビングウィルって大切。
死んだ後に問題を残さないようにしたいなぁ、と。。