引き続き、3月。少し余裕が出てきたので(笑)、あらすじにも触れながら、感想を記す。
3月これまで
『レ・ミゼ~』をリピしたが、既記述ゆえ省略。
『遺体~明日からの十日間』
あの震災で亡くなった方々のご遺体を収容するのに慣れていない人々が、懸命に働く姿。。
皆、自分の出来ることを熱心にも淡々と行う。
医師や歯科医、消防や自衛隊。そして、高台の方に住んでいたため被害が少なかった人々の協力。
葬儀社勤務の経験のある協力者。西田さん演じるボランティアの、ご遺体に敬意を払い、まるで生者と同様に情け深く接する言動に涙が止まらない。彼も食うや食わずなのに。。
あんな未曽有の状況において、どれだけの人が自分以外の者のために頑張れるだろうか。。
久々に、考えさせられた。
非常に佳かった。
『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』
結局ね、女性であることは、楽しいってこと(笑)。。
仕事や家庭のこと。どれにウェイトを置くのか、などなど色々迷いながらも、一歩ずつ自分らしく生きていく。
時には、メソメソしてもいいんだ。だって人生のどんな経験も、大切な大切な宝物だから。
…などと思わせてくれた。
柴咲さんが、特に佳かった。
『オズ~はじまりの戦い〈2D〉』
不真面目な奇術師のお兄さん(笑)、オズ。
ある日怖いオジサンから逃げ回っている内に、流れで熱気球に乗り込むことに。
ホッとするのも束の間、気球は竜巻に煽られ、いつの間にか魔法の国へ到着する。
そこで、自分と同じ名前の偉大な魔術師と勘違いされてから大変なことに。
出演者が豪華。映像も美しい。3Dを意識した編集だが、2Dでもそれなりに綺麗だった(笑)。
お話も分かりやすく、私の子供心らしきものがワクワクし満足だった。
『アルゴ』
観よう、観たい、と思いながらも今頃になってしまった。
結論から言うと、観て損はない傑作。
イランに残された人々を奪還すべく立てられた作戦は、彼らを映画製作のクルーに仕立てることだった。
用意周到。沢山のお金とギリギリいっぱいの時間を使い、準備する。
決して失敗は許されないものね。
久々に、本気でハラハラドキドキした。よく出来ていた。
『愛、アムール』
介護の話なのに、日本のそれとはニュアンスが異なる。
お国柄と言ってしまえばそれまでだが、日本なら〈家族〉として、フランスでは、あくまでも〈愛する人〉として接するあたりか。。
献身的で、自己犠牲的にさえ見える夫。感謝しながらも、申し訳なさで胸がつぶれそうな妻。
フランス映画ならではの、淡々とした日常の話の進め方。
シューベルトのピアノ曲が、深遠な愛情やそれゆえの悲壮感を後押しする。
言ってしまえば、ありきたりの題材なのに、ここまで深く心に染みるのは、役者の力量や演出力、しっかりした映像や編集の総合力と言える。
佳かった。
3月これまで
『レ・ミゼ~』をリピしたが、既記述ゆえ省略。
『遺体~明日からの十日間』
あの震災で亡くなった方々のご遺体を収容するのに慣れていない人々が、懸命に働く姿。。
皆、自分の出来ることを熱心にも淡々と行う。
医師や歯科医、消防や自衛隊。そして、高台の方に住んでいたため被害が少なかった人々の協力。
葬儀社勤務の経験のある協力者。西田さん演じるボランティアの、ご遺体に敬意を払い、まるで生者と同様に情け深く接する言動に涙が止まらない。彼も食うや食わずなのに。。
あんな未曽有の状況において、どれだけの人が自分以外の者のために頑張れるだろうか。。
久々に、考えさせられた。
非常に佳かった。
『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』
結局ね、女性であることは、楽しいってこと(笑)。。
仕事や家庭のこと。どれにウェイトを置くのか、などなど色々迷いながらも、一歩ずつ自分らしく生きていく。
時には、メソメソしてもいいんだ。だって人生のどんな経験も、大切な大切な宝物だから。
…などと思わせてくれた。
柴咲さんが、特に佳かった。
『オズ~はじまりの戦い〈2D〉』
不真面目な奇術師のお兄さん(笑)、オズ。
ある日怖いオジサンから逃げ回っている内に、流れで熱気球に乗り込むことに。
ホッとするのも束の間、気球は竜巻に煽られ、いつの間にか魔法の国へ到着する。
そこで、自分と同じ名前の偉大な魔術師と勘違いされてから大変なことに。
出演者が豪華。映像も美しい。3Dを意識した編集だが、2Dでもそれなりに綺麗だった(笑)。
お話も分かりやすく、私の子供心らしきものがワクワクし満足だった。
『アルゴ』
観よう、観たい、と思いながらも今頃になってしまった。
結論から言うと、観て損はない傑作。
イランに残された人々を奪還すべく立てられた作戦は、彼らを映画製作のクルーに仕立てることだった。
用意周到。沢山のお金とギリギリいっぱいの時間を使い、準備する。
決して失敗は許されないものね。
久々に、本気でハラハラドキドキした。よく出来ていた。
『愛、アムール』
介護の話なのに、日本のそれとはニュアンスが異なる。
お国柄と言ってしまえばそれまでだが、日本なら〈家族〉として、フランスでは、あくまでも〈愛する人〉として接するあたりか。。
献身的で、自己犠牲的にさえ見える夫。感謝しながらも、申し訳なさで胸がつぶれそうな妻。
フランス映画ならではの、淡々とした日常の話の進め方。
シューベルトのピアノ曲が、深遠な愛情やそれゆえの悲壮感を後押しする。
言ってしまえば、ありきたりの題材なのに、ここまで深く心に染みるのは、役者の力量や演出力、しっかりした映像や編集の総合力と言える。
佳かった。