うっし、2日遅れできららレビューいっくy……あれ、「先月の一冊」更新してない?(今更)
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……なんもかんもオリンピックが悪い!(責任転嫁)
オリンピック観ていて更新忘れてたわぁ……スポーツ観戦好きにはたまらんイベントだからねぇ。
あと、羽生選手おめでとう!(こっちも今更)
☆先月の一冊!(新刊)
・思春期ビターチェンジ 2(将良 / フレックスコミックス)
真田の本棚2013・特薦大賞に選んだ作品の第2巻。
この巻では主に中学1年時の出来事が描かれていて、まさしく思春期ど真ん中の時期。
初恋(される)話や女子同士(?)の友情話など、中学生らしいエピソード満載の巻となった。
この巻を語るとすれば、やっぱ木下さんのエピソードだよねぇ。
つーんとしている委員長があったか系男子にほだされる、というよくありがちな話なんだけどさ。
その男子の中身は、実は女子という……ユイさん、女の子落としてどうするんですか(笑)
睨まれた時にうろたえるユウタとか、困りまくるユイとかが傍から見ててすげー面白かった。
あと、ユイの家庭問題をユウタが解決しちゃってたことにも注目したい。
そもそも大塚家の問題って、夫婦間のエゴがぶつかり合って娘(ユイ)が見えなくなってる点にあるんだよね。
だからユウタの行動が問題解決に一役買ったんだけども、これは他人だからこそできた行動だとも思える。
いやほら、親同士のケンカが自分に飛び火したらイヤじゃない。普通ならあんなこと言えんって。
そういう意味で、この入れ替わりには意味があったんだなーと感じてみたり。
このまま中学生ものでダラダラ行くのかと思いきや、なんと巻のラストでは高校に進級。
学園祭とか体育祭とか修学旅行とか、各種イベントをばっさりと切ってきた点はフツーに驚いた。
まあ、この作品の場合はそうしたイベントが無くても話として成立するとは思うけどね。
引き延ばしでつまらなくなる作品が多くなる昨今、テンポ重視で構成を組んだ点を高く評価したい。
こうやってサクサクと話を進められるのもwebまんがならではの魅力なのかも。
☆先月の一冊!(新刊その2)
・普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。 1(小杉光太郎 / 一迅社)
役場が運営するローカルアイドルの日常を描く4コマまんが。
アイドルを描いたまんがは数多かれど、公営アイドルを描く作品はそう多くはあるまい。
公営ならではの低予算、ローカルアイドルのあるあるなど、世間の世知辛さを感じられる一冊だ。
なお、ぱれっとのHPによるとTVアニメ化が決まっている模様……攻めるなぁ、一迅社。
話の舞台は千葉県流山市……じゃなくて、架空の都市・流川市(笑)
役場に勤める叔父さんに騙されて、女子高生がローカルアイドルを始めるというストーリーだ。
時給は1000円、時間外拘束があるうえにメディア出演のギャラはナシ……つまり、ワーキングプア(笑)
まんがだから大げさに書いているかもしんないけど、現実はどんなものなんだろうかね?
このまんがの売りは女の子たちの可愛さ……と思うアナタは普通のまんが読み(何
やっぱ魚心くんでしょ! あのテキトーなデザインと背中のコワい魚のミスマッチがたまんない!
こりゃアニメの販促品は魚心くんで決まりだね>一迅社さん、期待しとります。
本作の難点を挙げるならば、モノクロに比べてカラーが物足りないってこと。
無難な塗りで悪くはないんだけど、モノクロがとっても良いだけに勿体ないよねぇ。
これは2巻以降の課題かな……って、2巻は今月出るのか! 攻めるなぁ、一迅社!
☆そのほか
1月は当たり月というか、個人的にお気に入りな感じの作品が多くてホクホク。
そのぶんレビューの時間がかかるんだけどね……眠気をこらえつつ、3作品紹介するよ!
まずは双葉社から「ガール メイ キル」の第1巻。
マフィアの殺し屋をやっている女の子とパンピー男子の交流を描いた、異色の任侠ものだ。
殺し屋なヒロイン・芽衣が平然と人殺しをやってのけるシーンが実にセンセーショナル。
ニコニコ笑いながら人を殺すとか、背筋が凍るわぁ……殺し屋ってコワイ。
ちなみに、本作の帯にはラブストーリーって書いてあるけど、ラブ要素はあんま無いから注意するように。
お次も双葉社から「カリュクス」の第1巻を紹介するぞ。
花の少女という奇病に侵された少女と軍人の恋を描く、どこか切ないラブストーリーだ。
命をかけた恋とはよく聞くけど、本気で恋をしたら死んじゃうってのは残酷だよねぇ。
主人公ペアの沢村とナデコは、はたしてどんな恋をしてどんな結末を迎えるのだろうか……
あー、想像したらなんだか気が沈んできた。でも面白いから続きが読みたくなるというパラドックス。
最後に、一迅社の「マジでカガク」の第2巻を取り上げておく。
1巻は正直ビミョーだったんだけど、2巻になってキャラも話も安定した感がある。
れあさんが完全にボケ要因として定着したのが大きいよねぇ……本人は納得しないだろうけど(笑)
ちょうど完結なんで、表紙が気になった方は1・2巻揃えて読んでみても良いかも?
明日(というか今日)の仕事に障るので、今回はこれぐらいで。
来月はもうちっと余裕を見てレビューしたいなと思いました。まる。
……まあ、来月もこんな調子のような気がして仕方ないのだけれども(ぼそ)
真田紀行
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……なんもかんもオリンピックが悪い!(責任転嫁)
オリンピック観ていて更新忘れてたわぁ……スポーツ観戦好きにはたまらんイベントだからねぇ。
あと、羽生選手おめでとう!(こっちも今更)
☆先月の一冊!(新刊)
・思春期ビターチェンジ 2(将良 / フレックスコミックス)
真田の本棚2013・特薦大賞に選んだ作品の第2巻。
この巻では主に中学1年時の出来事が描かれていて、まさしく思春期ど真ん中の時期。
初恋(される)話や女子同士(?)の友情話など、中学生らしいエピソード満載の巻となった。
この巻を語るとすれば、やっぱ木下さんのエピソードだよねぇ。
つーんとしている委員長があったか系男子にほだされる、というよくありがちな話なんだけどさ。
その男子の中身は、実は女子という……ユイさん、女の子落としてどうするんですか(笑)
睨まれた時にうろたえるユウタとか、困りまくるユイとかが傍から見ててすげー面白かった。
あと、ユイの家庭問題をユウタが解決しちゃってたことにも注目したい。
そもそも大塚家の問題って、夫婦間のエゴがぶつかり合って娘(ユイ)が見えなくなってる点にあるんだよね。
だからユウタの行動が問題解決に一役買ったんだけども、これは他人だからこそできた行動だとも思える。
いやほら、親同士のケンカが自分に飛び火したらイヤじゃない。普通ならあんなこと言えんって。
そういう意味で、この入れ替わりには意味があったんだなーと感じてみたり。
このまま中学生ものでダラダラ行くのかと思いきや、なんと巻のラストでは高校に進級。
学園祭とか体育祭とか修学旅行とか、各種イベントをばっさりと切ってきた点はフツーに驚いた。
まあ、この作品の場合はそうしたイベントが無くても話として成立するとは思うけどね。
引き延ばしでつまらなくなる作品が多くなる昨今、テンポ重視で構成を組んだ点を高く評価したい。
こうやってサクサクと話を進められるのもwebまんがならではの魅力なのかも。
☆先月の一冊!(新刊その2)
・普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。 1(小杉光太郎 / 一迅社)
役場が運営するローカルアイドルの日常を描く4コマまんが。
アイドルを描いたまんがは数多かれど、公営アイドルを描く作品はそう多くはあるまい。
公営ならではの低予算、ローカルアイドルのあるあるなど、世間の世知辛さを感じられる一冊だ。
なお、ぱれっとのHPによるとTVアニメ化が決まっている模様……攻めるなぁ、一迅社。
話の舞台は千葉県流山市……じゃなくて、架空の都市・流川市(笑)
役場に勤める叔父さんに騙されて、女子高生がローカルアイドルを始めるというストーリーだ。
時給は1000円、時間外拘束があるうえにメディア出演のギャラはナシ……つまり、ワーキングプア(笑)
まんがだから大げさに書いているかもしんないけど、現実はどんなものなんだろうかね?
このまんがの売りは女の子たちの可愛さ……と思うアナタは普通のまんが読み(何
やっぱ魚心くんでしょ! あのテキトーなデザインと背中のコワい魚のミスマッチがたまんない!
こりゃアニメの販促品は魚心くんで決まりだね>一迅社さん、期待しとります。
本作の難点を挙げるならば、モノクロに比べてカラーが物足りないってこと。
無難な塗りで悪くはないんだけど、モノクロがとっても良いだけに勿体ないよねぇ。
これは2巻以降の課題かな……って、2巻は今月出るのか! 攻めるなぁ、一迅社!
☆そのほか
1月は当たり月というか、個人的にお気に入りな感じの作品が多くてホクホク。
そのぶんレビューの時間がかかるんだけどね……眠気をこらえつつ、3作品紹介するよ!
まずは双葉社から「ガール メイ キル」の第1巻。
マフィアの殺し屋をやっている女の子とパンピー男子の交流を描いた、異色の任侠ものだ。
殺し屋なヒロイン・芽衣が平然と人殺しをやってのけるシーンが実にセンセーショナル。
ニコニコ笑いながら人を殺すとか、背筋が凍るわぁ……殺し屋ってコワイ。
ちなみに、本作の帯にはラブストーリーって書いてあるけど、ラブ要素はあんま無いから注意するように。
お次も双葉社から「カリュクス」の第1巻を紹介するぞ。
花の少女という奇病に侵された少女と軍人の恋を描く、どこか切ないラブストーリーだ。
命をかけた恋とはよく聞くけど、本気で恋をしたら死んじゃうってのは残酷だよねぇ。
主人公ペアの沢村とナデコは、はたしてどんな恋をしてどんな結末を迎えるのだろうか……
あー、想像したらなんだか気が沈んできた。でも面白いから続きが読みたくなるというパラドックス。
最後に、一迅社の「マジでカガク」の第2巻を取り上げておく。
1巻は正直ビミョーだったんだけど、2巻になってキャラも話も安定した感がある。
れあさんが完全にボケ要因として定着したのが大きいよねぇ……本人は納得しないだろうけど(笑)
ちょうど完結なんで、表紙が気になった方は1・2巻揃えて読んでみても良いかも?
明日(というか今日)の仕事に障るので、今回はこれぐらいで。
来月はもうちっと余裕を見てレビューしたいなと思いました。まる。
……まあ、来月もこんな調子のような気がして仕方ないのだけれども(ぼそ)
真田紀行