さなだアセスメント!

真田自治州の別館。
レビュー内容へのツッコミ・コメントは Twitter @sanada_noriyuki にどーぞ。

きらら No.168

2017-11-09 03:02:52 | きらら
きらら168号(2017 年 11 月号)の表紙は、こはる日和。@ねこうめ。
こはる+さおりの小野坂姉妹による、ハロウィンコスプレ……相変わらず姉の方のチチがすごい(小並感)
てゆーか、そのチチを活かすならサキュバスのコスにすべきだよね。魔女コスじゃなくってさ。



☆今月のビッグ・スリー!
 ・スロウスタート(篤見唯子)
 ・棺担ぎのクロ。懐中旅話(きゆづきさとこ)
 ・泣きむしストラテジー(西巳しん)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点は甘そば:好内容であるコトは間違いないんだけど、レビューするにはちょっと重すぎる。
 あと、なんとなく「終わりそう」な雰囲気の作品が多いような気がする……ミラク休刊(+移籍)のアオリなのかね?
 
 
 @SS
  夏休み明けの一発目。
  
  冠は夏休み中に背が2センチも伸びたそうで、いつになく興奮気味。
  だがちょっと待ってほしい。ロリの背が伸びるというのは、アイデンティティの喪失ではないだろうか(ぁ
  まあ、冠は極端に小さな方だったし、2センチ程度では大差ない気もするけどね(笑)
  
  他方、たまては横に少し伸びた模様(ぁ
  コッチは2キロ増とのコトだけど、元のサイズを考えると2キロって結構ヤバいんじゃない?
  元の体重が40キロ台中盤だと仮定すると、5%弱の増量……あ、ホントにヤバい奴だコレ(戦慄)
  
  栄依子のアドバイスもあり、花名を巻き込んでスクワットをしてみることに。
  スクワット自体はフツーなんだけど、気を紛らわすために披露した冠+栄依子のフリートークが地味に面白い件(笑)
  冒頭の「なんでやねん」は卑怯だわアレ。私だったら笑ってスクワットできんわ。
  
  なお、花名は1回もスクワットをできなかった模様。
  元より運動神経に難がある娘だけど、筋肉なさすぎにも程があるだろうよオイ。
  ……浪人中にヤバい薬に手を出していたとか、そーゆーオチじゃないよね?(※個人の妄想です)
 
 
 @クロ
  クロの足取りを追う女性記者のお話。
  
  この女性はタブロイド紙の記者のようで、怪奇的な事件を扱う部署に属しているとのこと。
  棺桶を背負った旅人(=クロ)という分かりやすいゴシップを記事にしたいようだ。
  東スポなら1面担当に相当する重要なお仕事ですな(笑)
  
  序盤の描写は、記者の心象描写にマスコミ批判を混ぜた社会派っぽい内容。
  取材時にバイアスがかかっていて、情報提供者の発言を勝手に解釈するシーンとかはまさにソレだよね。
  面白おかしくするためなら何をやっても良い……あー、コレは立派なマスゴミ様ですわ(※個人の感想です)
  
  ただ、クロの足取りを追ううちに、思ったよりもオカルト要素が少ないことに気付いたようだ。
  そこからは純粋な興味で(=バイアスをかけずに)クロの辿った道を追うようになってきているのがイイね。
  ちなみにこの取材の過程で、過去に登場したゲストキャラたちがぽつぽつと登場している。
  丘の魔女とか、椅子の話の女性とか……こーゆー形での再登場というのは、個人的にアリだと思う。
  
  順調に進んでいた取材は、しかし、ある点を境に目撃情報がぷつりと途絶えてしまう。
  棺桶を背負った旅人も、人語を介する蝙蝠も、双子の幼い旅人たちも。
  クロたちにいったい何があったのか。ついに旅は終わってしまったのか。
  アオリにも「終末」の文字が躍り、いよいよ物語の完結が近づいてきたようだ。
  
  いやー、コレは気になるヒキですな。
  来月号の発売日が待ち遠しいったらありゃしないわ(※最新号は本日発売です)
  そろそろ「クロの本当の名前」の予想もやっておかないとなぁ……とりあえず、次号を待とうか。
 
 
 
 @泣きスト
  予告通りの最終回。
  
  つくしの策により、魔界への帰還を一時的に延長することに成功。
  クレアも一旦は人間界に残ることを選択したものの、魔界にもしがらみはあるワケで。
  命令違反をして残るべきか、それとも、魔界に戻るべきかってのは究極の選択だよなぁ。
  
  牡丹の「クレアが後悔しない方を選びな」って台詞が実にあったかい。
  ホンネでは離れたくないけど、ソレを言ってしまったらクレアの判断が鈍るからね。
  クレアのコトを本当に大切に思っているからこそ、口を衝いて出た言葉なんじゃないだろうか。
  
  最終的に魔界に還ることを選択したのは、クレアの合理的な判断によるモノだろうね。
  このまま命令違反を続けて人間界に残ったら、魔界に戻るコトはほぼ確実にできなくなる。
  魔界に還ったら、時間がかかるかもしれないが、人間界に戻れる可能性がある。
  両方のしがらみを守るためには、魔界に還る以外の選択肢は無かったんじゃないかなーと。
  
  いやー、それにしてもラスト4ページの完成度が素晴らしいね!(興奮)
  特にラストシーンは秀逸。作品を通して設定されていたテーマもちゃんと回収してるしね。
  この終わり方が出来るなら、もーちょっと続けて2巻まで行って欲しかったわ。
  いやはや、きらら本誌は見切りが早いというかなんというか。勿体ないねぇ。



☆アテンション!
 ・放課後すとりっぷ(若鶏にこみ)
 
 今月のゲストは5作品。
 どの作品にも見どころがあって、いわゆるトコロの「ハズレ無し」状態だった。
 いち読者としては嬉しい限りなんだけど、ココから1作品に絞るのにメッチャ難儀したという……(笑)
 
 そんな中でアテンションに選んだのは、放課後すとりっぷ@若鶏にこみ。
 先月号の感想でも触れたけど、作品の醸し出すニオイが真田にマッチしているんだろうなーと分析してみる。
 ……でも、真田がこうやって推す作品って、えてして連載化には至らないんだよねぇ(自虐)
 
 
 @放課後
  絵画モノと見せかけた青春ジュブナイルの第2回。
  
  個人的に好きなのは、林檎のモノローグが入るシーン。
  モノローグの内容自体はアレなんだけど、こーゆー「誰にも言えない独白」っぽいのが割と好き。
  なんつーか、まんが的というよりは小説的だよね。地の文章で独り語り……みたいな?
  きらら系ではあんまし多用されないスタイルなんで、希少感もあるかも。
  
  掛け合いは全体的にカオス気味だけど、それが却ってイイ味を出している印象。
  ホラ、リアルJKって喫茶店とかでワケの分かんない会話している時があるじゃん?
  5~7ページの会話なんてまさにソレなんだよね。流れは理解できるのに意味分かんないあたりとか(笑)
  こーゆー「何気ないリアルっぽさ」が気に入っているポイントなんだろうなーと思ってみたり。
  
  個人的に不満があるとすれば、林檎が♀キャラだってコトかな。
  今のままでも十分面白いんだけど、林檎の代わりに♂キャラというパターンもアリだったと思うんだよね。
  もし他の人に見られたら……というドキドキ感もアップするだろうし(色んな意味で)
  まあ、ソレだと掲載誌が変わっちゃうかもしれないし、今がベストと言われたらそんな気もするんだけど(苦笑)



☆CO-HYO!
 まずまず好調。
 
 連載陣・ゲストとも充実しており、実に抜け目がない印象。
 きらスタがお休みという点を勘案すれば、ほぼ「完ペキ」といって差支えの無いデキだったのでは。
 
 ただ、上でも書いたように「終わりそう」な作品が多いのがチト気がかりではあるかなー。
 ちなみに、今月号時点で真田が「終わりそう」と感じている作品は↓の通り。
 
  クロ(次の巻で完結の予定)
  オリーブ(ここ最近は元気なし+急展開)
  甘そば(超高速展開+来月号から3号連続カラー)
  セピア(来月号で最終回)
 
 甘そばの連続カラーは、ラスト3話連続カラーなんじゃないかと邪推してみる(ぁ
 テーマ性の強い作品だし、長期連載化するよりは1巻で〆た方がキレイに纏まると思うんだよね。
 そんで、3月号から幸腹の大学生編がスタートする……と(※真田のいつもの妄想です)
 
 閑話休題。
 こんだけの作品が「終わりそう」ってのは、いち読者としては少し心配。
 ミラクから一部の連載を巻き取るとはいっても、雑誌のカラー維持を考えると……ね。
 とりあえず「当面の展開からは目が離せない!」と煽って、お茶を濁しておこうか(苦笑)
 
 こんな流れの中、泣きむしストラテジー@西巳しんが今月号で最終回。
 感想はビッグ・スリーの方に書いた通りだけど、正直、勿体ないよなぁという気がしないでもなく。
 2巻発売の告知は無いので、この最終回はキッチリと記憶に焼き付けておきたいトコロだね。
 連載お疲れ様でした。そして、次回作でのリベンジに期待しております。
 
 それじゃ、次号予告ッ!
 
 表紙&巻頭カラーは、スロウスタート@篤見唯子。
 カラーはSS、アイリーン、甘そば、新連載、ゲストの計5作品が予告されているゾ。
 
 新連載は、グラスのマーメイド@葵藍兎。
 いわゆるお仕事モノで、舞台はワイン販売店:中高生キャラ中心のきららにしては珍しいチョイスだね。
 話の回し方はそつが無いカンジなので、あとはワインに関する薀蓄をどれぐらい差し込めるかが焦点かな。
 女の子がキャッキャウフフするだけの内容になったら……ウチではあんまし取り上げないかも(ぼそ)
 
 一方、ハッピーセピア@大熊らすこが最終回。
 連載回数(+掲載ページ数)を鑑みると、単行本化は少し厳しいんじゃないかなーと予想してみる。
 特にやらかした印象は無いんだけど、読者の支持がそれほど得られたなかった……とか?(自信ナシ)
 ココから8ページで纏めるのは至難の業。どう終わらせるのかに注目したい。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.167

2017-10-10 02:49:02 | きらら
最新号のレビューだと思った? 残念! 先月号のレビューでした!
しかも、作品別感想が間に合わなかったので短縮版だよ!(ぉぃ

……いやホント、申し訳ないッス。
最近はレビューに取り掛かるのがギリギリになっちゃってるなぁ……意識改革をせんと(汗)

きらら167号(2017 年 10 月号)の表紙は、スロウスタート@篤見唯子。
今月はメイン4キャラのチアコス……なるほど、コレが桃源郷という奴か(※違います)
前面に押し出されている、たまての腋が実に素晴らしい:腋はやっぱロリに限りますな(ぁ



☆今月のビッグ・スリー!
 ・棺担ぎのクロ。懐中旅話(きゆづきさとこ)
 ・にーにといっしょ!(よぱん男爵)
 ・きらきら☆スタディー ~絶対合格宣言~(華々つぼみ)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はみゃーせん:萌えまんが雑誌で骨格ネタ三昧という狂気(※褒め言葉です)
 オリーブの掲載位置がだいぶ下がって来てるなぁ……持ち堪えてくれると良いのだけれども。



☆アテンション!
 ・放課後すとりっぷ(若鶏にこみ)
 
 今月のアテンションは、初登場ゲスト・放課後すとりっぷ@若鶏にこみ。
 心象描写に妙があり、どことなくジュブナイル小説っぽいニオイを醸し出す作品だ。
 萌え度はそれほど高くないものの、内容面での充実により十二分に補えている印象はあるかなー。



☆CO-HYO!
 画竜点睛を欠く。
 
 全体を俯瞰すれば好内容と呼べるデキだったものの、終盤がチト物足りなかった印象。
 中盤までの勢いが良かっただけに、その流れで最後まで行ってくれたらパーペキだったんだけどねぇ。
 かたつむりちゃん級とまでは言わないにしても、巻末はせめて連載作品で〆て欲しいなーと思う今日この頃。
 
 では、次号予告……の前に、新連載&最終回レビューをば。
 
 新連載のほぼほぼ。@深月遊は、まずまず無難な立ち上がりといったトコロ。
 主テーマである「女子高に男子が紛れ込んでいる……かも?」は本編としっかり絡んでいて◎。
 ただ、不要なやり取りがチト多めで、全体的に間延び気味になっちゃっているのがマイナスかなー。
 とりあえず、3~4回は様子見が必要だと思われ。
 
 そんじゃ、今度は本当に次回予告をば。
 ……といっても、最新号は既に出ちゃってるんだけどね(まだ読んでないけど)
 
 表紙&巻中カラーは、こはる日和。@ねこうめ。
 カラーはSS、あっちこっち、こは日、おとサ、ゲストの計5作品が予告されているゾ。
 
 最終回は、泣きむしストラテジー@西巳しん。
 今月号で急展開→最終回という流れを鑑みると、残念だけど、そーゆーコトだろうね(嘆息)
 クレアの魔界行き(※厳密には帰還)を防げるのか否か:ハッピーエンドを迎えられれば良いのだけれども。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.166

2017-09-11 03:31:11 | きらら
9/9 朝
ネットで注文していたスチールラックが届く。

9/9 昼
スチールラックの組み立てに手間取る。
数年前にやった時はもっとすんなりと組み立てられた気がするんだけどなぁ。
……ああ、デスクワークで体力が落ちているのか(手ポム)

9/9 夜
夕食前から背中と太ももに強い張りが出る。平たく言えば、筋肉痛(苦笑)
レビューどころのコンディションではなくなってしまったので、サッサと就寝。

9/10 昼
目を覚ましたら昼だった。
まだ太ももの張りが残っているものの、動けないほどではない。
しかし、OFUTONが私の起床を妨げる:寝床の魔力ってスゴいよね。

9/10 夜
ようやく体調が戻る。
よし、レビュー書くべとパソコンを起動……したところ、時間が4時間ぐらい飛んだ。
ニュースチェックとニコニコ動画のチェックぐらいしかしていないんだけどなぁ(←原因)

9/11 明朝
時間が無いことに気付き、慌ててレビュー文を書き始める(今ここ)



ハイハイ、壮大な言い訳はコレで終わり! 先月号分のきららレビュー行くよ!(逆ギレ)

きらら166号(2017 年 9 月号)の表紙は、ゆゆ式@三上小又。
夏だ! 花火だ! 浴衣だ!……というコトで、今月は浴衣姿の縁+相川という組み合わせ。
なんつーか、このふたりの浴衣姿って艶やかだよね。キュートというよりはセクシー的な。



☆今月のビッグ・スリー!
 ・甘えたい日はそばにいて。(川井マコト)
 ・スロウスタート(篤見唯子)
 ・きらきら☆スタディー ~絶対合格宣言~(華々つぼみ)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点は泣きスト:ボランティア活動に精を出す悪魔とか、アイデンティティが崩壊してると思うんだ(真剣)
 ちょっと心配なのが、あっちこっち。ここ最近はずっと不振だし、そろそろテコ入れが必要なのでは?
 
 
 @甘そば
  今月は2本立て。
  1本目が回想メイン、2本目が現状描写という分かりやすい構成だ。
  
  薄々そんな気はしていたんだけど、ひなげしは掛け値なしにポンコツなアンドロイドだった模様。
  実技、学科、そのほか各種技能判定もすべてダメ……世も世ならスクラップ行きですな(ぁ
  
  ただ、他のアンドロイドと比べると「心」が豊かなのかなーと思わせる描写がチラホラ。
  この設定は「楓に恋をする」という現状とつながっているので、説得力はある気がするね。
  両親を喪った楓の心をケアするという点で見ると、割と適材適所な人材といった感はあるかな。
  
  花凛が養成所時代の先輩という描写があったけど、コレはどう見たって伏線と思われ。
  ただ、どんな風に回収するのか予想できないんだよねぇ……ソコは今後のお楽しみって奴か。
 
 
 @SS
  こちらも2本立て。
  前後編という形を取ってはいるけど、一応、それぞれ独立した話としても読むことも可。
  前編がいたってフツーだったこともあり、レビューでは後編の方のみを扱うことにする。
  
  後編は、みんな(+志温)で串揚げ屋さんまで食事に行くお話。
  で、その串揚げ屋さんでバッタリと先生に会う、というのが大まかな流れってトコロかな。
  
  予告でも書いたけど、先生の対栄依子スキルが上がっていて面白かった。
  栄依子は攻めるのは得意だけど、攻められると弱いタイプなんだねぇ(にやにや)
  顎クイとか、背中に手を回したりとか、おでこにキスとか……うん、完全にセクハラだコレ!
  
  普段はイケイケな栄依子が、攻められてたじたじになっている絵は実に貴重だった。
  なんだかんだ言っても、高校一年生の乙女。先生の方が一枚上手だったってコトだろうか。
  まあ、栄依子が先生のコトを意識しているってのも影響しているかもだけども。
 
 
 @きら☆スタ
  一樹のお誘いに乗って、みんなで夏合宿!
  ……まあ、今回は合宿先に行くまでの流れで1話使い切っちゃったんだけどね(ぁ
  
  一樹の父親の実家がド田舎にあるらしく、勉強できるにはうってつけの環境とのこと。
  そんな話を暑中見舞いで受け取って、翌日には合宿の算段を付けちゃう真零の行動力はすごいと思う。
  なんだかんだ、ごうかくラブのリーダーたる器は持っているんだよなぁ(しみじみ)
  
  田舎までの道のりでローカル線に乗っていく場面はメッチャほのぼの。
  テレ東の旅番組的な趣があって、読んでいるとものっそい勢いで癒されるんだよね。
  普段は学校周辺の話がメインなだけに、こーゆーお出かけ話は気分転換になって良いんじゃないかと。
  
  電車内で勉強して酔うという電車あるあるも含め、全体的にとても楽しめた印象。
  合宿編にも期待したい。



☆アテンション!
 ・びりーびん!(杏飴)
 
 今月のアテンションは、びりーびん!@杏飴。
 真田はこの作品を「10月号から連載になる」と踏んでいたんだけど、新連載告知はナシ……なんでや!(悲鳴)
 
 
 @びりーびん
  ゲスト第3話は、ユノス様とフィンが街まで繰り出すというもの。
  私服姿のユノス様が可愛すぎて鼻血が出そう(ぁ
  
  今回から設定面の掘り下げがスタートし、まずは、信仰心システムから。
  なんでも、信仰心が薄れると街(の一部)が崩壊し、人が住めなくなってしまうのだそうだ。
  
  コレ以上の描写が無いのであとは想像だけど、たぶん、街の中心部から結界的なモノが張られているんだろうね。
  で、その有効範囲が信仰心によって変動すると……あー、だから1話で信仰心を集めていたのか。
  とはいえ、こんなカワイイ女神だったら、野郎の信仰心はMAXだと思うのですがそれは(ぁ
  
  立ち入り禁止区域を見たことで、信仰集めに頑張らなくっちゃと意気込むユノス様を応援したいね。
  ……というワケで、来月号あたりから連載化してくれません?(しつこい)



☆CO-HYO!
 今月のきららは、なんとなーくパッとしなかった印象。
 あっちこっちにも苦言を呈したけど、日常系作品が今ひとつスイングしないんだよなぁ。
 ギャグまんが、または、ストーリーまんがを増やして誌面にメリハリが欲しいような気はする。
 
 新連載・三時限目は魔女の家庭科@湖西晶は、そんな真田の想いに応えるギャグまんがだ。
 魔界の魔女が結婚相手を探すために女子高に潜入する……うん、ギャグまんがだね(達観)
 ただし、予告にも書いたとおり、ハイテンションなギャグが空回り気味なんだよなぁ。
 読者(というか私)が慣れるまでは少し時間がかかるかもしれない。
 
 一方、最終回だったのは担当編集ボツ子さん@ひみつ。
 一人の作品が完成したのを祝して、みんなで海へ行くというお話だった。なんというハーレム回(ぁ
 ハッピーエンドで終わったのは良いのだけど、二人の関係が進展しきらなかったのは残念だった。
 個人的にこの作品は大好きだったので、正直なところ、もう1巻分ぐらい続けて欲しいんだけどね……。
 何はともあれ、お疲れ様でした。
 
 ではでは、最新号予告ッ!
 
 表紙&巻頭カラーは、スロウスタート@篤見唯子。
 カラーはSS、クロ、新連載、ゲスト×2の計5作品が予告されているゾ。
 
 新連載は、ほぼほぼ@深月遊。
 過去に2回ゲストで掲載された作品だけど、あんまし記憶に残っていないんだよなぁ。
 女子高に男子生徒が紛れ込む……というコンセプトの時点で、チョイとムチャがある気がしないでもなく。
 オヤマ菊(ピー)路線に走れれば絶賛するけど、きららの路線的にソレは無いだろうし(例が古い)
 とりあえず、連載初回には要注目だ。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.165

2017-08-10 03:24:43 | きらら
先月:台風一過
今月:台風一過

……これで来月も台風一過だったら、きらら本誌はお祓いとかした方が良いと思うんだ(ぁ

きらら165号(2017 年 8 月号)の表紙は、三者三葉@荒井チェリー。
メインは葉子様+薗部さんの元・主従コンビで、題材はお菓子作りってトコかね。
薗部さんのスカートから覗くドロワーズが萌えポイント……とか書くとアグネスに怒られそうだ(苦笑)
でも、薗部さんは幼女じゃないからセーフ! これぞまさしく合法ロリって奴ですな。



☆今月のビッグ・スリー!
 ・甘えたい日はそばにいて。(川井マコト)
 ・棺担ぎのクロ。懐中旅話(きゆづきさとこ)
 ・ふたりでひとりぐらし、(ざら)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はハッピーセピア:日下部女史の全身カットに妙な艶めかしさを感じてしまったのは私だけじゃないハズ(必死)
 おとサは新キャラという名のカンフル剤を投入。でも、メガネっ娘って個人的には萌えの対象外なんだよなぁ。
 
 
 @甘そば
  前号からのヒキで、ひなげしの想いに気付いたあずきがアレコレ思い悩むお話。
  
  おさらいをしておくと、甘そば世界では、アンドロイドが人間に恋をしたら欠陥品と見なされ「処分」されてしまう。
  ひなげしはまさにこの状態なんだけど、あずきはひなげしに好感を持っているので「処分」という末路は避けたい。
  だけど、欠陥品を見つけたら報告する義務がある……なんつーか、袋小路に入ってしまった感はあるよね。
  
  この話を聞いた友人宅のアンドロイド・花凛の反応が実に強烈で考えさせられた。
  詳しくは単行本が出た際に読んで欲しいんだけど、彼女の「人間って勝手」という言葉が全てだと思う。
  人間の都合で感情を持たせておきながら、いざ、恋心を持ったら不良品扱い……ってのは鬼畜の所業だよなぁ。
  
  この作品は開始当初からテーマ性の強い作品だったけど、ここまでフルスロットルでブッ込んで来るとは思わなんだ。
  話のラストもひなげしへの警告電話で〆るなど、もの凄いペースで物語が進んでいる印象。
  ……このままだと1巻で終わっちゃうんじゃないかと少し心配してみたり(ぁ
 
 
 @クロ
  こちらも前回からの続きで、クロとヒフミの邂逅シーン。
  
  ヒフミの行動は一見すると一貫性が無いんだけど、場面ごとに「中の人」が入れ替わっているのがミソなんだよね。
  この話もちゃんと分析しながら読んでみると、それぞれの「中の人」ごとに一貫性のある行動をしていることが分かる。
  
  三番目→クロに対して慈愛の行動を取るヒフミ。推定:クロの母親。
  二番目→とにかく死に拘るヒフミ。推定:赤薔薇。
  一番目→ドライで人間味の無いヒフミ。推定:はかせの昔馴染み。
  ???→魔法とヒフミの存在に拘るヒフミ。推定:神を名乗る魔物。
  
  ヒフミがクロを手にかけたのは、クロと出会ったことで「三人目」の自我が戻りそうになったから……ってトコロかな。
  呪いの力が強すぎて「二人目」の躰だけだとヒフミを維持できなくなっちゃうからね(※一人目の躰は既に朽ちているハズ)
  
  てなワケで描かれたクロとヒフミの邂逅なんだけど、今回も古い伏線をサラリと回収してきて舌を巻いたわ。
  ヒフミが子どもに声をあげる話(イーリとエノの話:3巻)が、よもや、こんな所に掛かって来るとは(しみじみ)
  てゆーか、あそこで声をあげていなければ、クロが「三人目」のことを母親だって気づけていた可能性もあったよね。
  ヒフミの名前出しエピソードと見せかけつつ、実は、物語の根幹に係る重要な伏線だったというオチか。
  
  ……え、コレってマジで狙ってやった系?(戦慄)
 
 
 @ふたひと
  今回から3年生編がスタート。
  あらすじが追加されたり、キャラ紹介の絵が変わったりと、欄外も地味にパワーアップしているのがニクい(笑)
  そして忘れ去られる我らがハル……ざらさんがキャラ紹介の新カットを書き忘れた説に5ペソで(ぁ
  
  そんな新展開の第1回は、スグミのゼミ探しから。
  文系のカリキュラムってよく知らないんだけど、2年後期~3年前期ぐらいに入るものなんだね。
  なお、スグミはゼミ落ち常連さんの模様:そりゃ、志望理由が「楽そう」ってのはアカンわな(苦笑)
  
  本編はとっ散らかった感のある内容で、このゴチャゴチャ感がいかにもざら作品っぽくて好き。
  ゼミ探しの流れの中に反重力ステーキなる謎アイテムをねじ込むのは、きらら界隈ではざらさんだけっしょ(笑)
  
  なんやかんやあって、最終的にスグミは珊瑚先生のゼミに参加するオチで〆。
  まあ、先生枠は既にいたワケだし、落ち着くところに落ち着いたってトコロだろうか。
  新展開は上々の滑り出しなので、このまま掲載順位を上げていってくれるコトに期待したいね。



☆アテンション!
 ・びりーびん!(杏飴)
 
 今月のアテンションは、びりーびん!@杏飴。
 絵の良さはもちろんのこと、内容面でもテンポの良さが光っていた印象。
 正直、ゲストの枠に収まるレベルの完成度ではないので、10月号からの連載化は堅いんじゃないかと予想してみる。
 
 次点は、ママFull!!@やざわん。
 由愛のマザコンっぷりを前面に押し出しつつ、実明の辛辣なコメントで切り捨てていくというスタイルは実にイイ。
 難点を挙げるとするなら、ネタの幅が狭くてマンネリ化しやすいコトだろうか:まあ、マザコンネタだと限度があるよね。
 ……いっそのこと、学生モノから離れた新シリーズを打った方が良いんじゃないかと(ぼそ)
 
 
 @びりーびん
  天界のお仕事をほんわかと描く、天界ライフモノの第2回。
  
  ぐーたら上司(ユノス)とお目付け役の部下(フィン)の掛け合いが絶妙で、テンポの良さは◎。
  さんざん叱られながら、それでもサボろうというユノスには妙なシンパシーを感じる……や、私はサボってないですじょ?(焦)
  
  ユノスの可愛さ+ボケ倒しっぷりに目が行きがちだけど、フィンの辛辣な仕置きもなかなか味があってイイんだよね。
  上司であるユノスに罵声を浴びせたり、正座させたり、家に押しかけて仕事させたり……ブラック企業のマネージャーかな?(笑)
  まあ、いずれも仕置きを受ける側のユノス自身に原因があるので、単に自業自得な気はするんだけどさ(ぁ
  
  それにしても、ユノスの「アホの子かわいい」っぷりが凄まじいな!
  こんだけ可愛ければ、ちょっとポンコツでも許せてしまいそう……チョロい男で申し訳ない(苦笑)
  純粋な可愛さだけでも武器になりそうなあたり、萌えまんがとしてもポテンシャルは高い気がする。
  連載でも十分やっていける作品だと思うんだけど、どうだろうか。



☆CO-HYO!
 今月のきららは、まずまず「好調」と評してよい内容だったと思う。
 連載陣は好調だったし、ゲストも平均以上の水準をキープできていた印象。
 強いて難を挙げるとすれば、作品の並び順がイマイチだったってコトぐらいかな……ゲストを固めるのはやめろとあれほど(ぁ
 来月号も、安定感のある内容に期待したいトコロだ。
 
 新連載&最終回はいずれも1作品ずつ。
 
 新連載は、みゃーこせんせぇ@阿部かなり。
 ページ数こそ 6 ページと少なかったものの、内容はパンチが効いていてイイ感じだった。
 それにしても、美夜子センセはヒーラーよりもネクロマンサー向きd(検閲)
 
 一方、最終回だったのは〆切ごはん@湖西晶。
 長期連載のラストにしては寂しいダイジェスト最終回だったけど、この作品らしさは貫けていたからアリっちゃアリかな。
 コミックス最終巻は 8/26 発売とのこと:ゆかりたちの「その後」が描かれるか否かが注目のポイントだろうか。
 9月号から新連載が始まることが決まってはいるんだけど、ひとまず、この作品に関しては「お疲れ様」の言葉を添えて労いたいね。
 
 ではでは、次号予告ッ!
 
 表紙&巻頭カラーは、ゆゆ式@三上小又。
 カラーはゆゆ式、こは日、新連載、BS(※キャラットから出張)、ゲストの計5作品が予告されているぞ。
 
 新連載は、三時限目は魔女の家庭科@湖西晶。
 タイトルから内容がイマイチ推測できないんものの、学園モノであることは間違いなさそうな雰囲気だね。
 ベテラン作家さんの新作なので、この連載初回には赤マル要チェックで期待したい。
 
 また、担当編集ボツ子さん@ひみつは次号で最終回とのこと。
 好きなシリーズなだけに終わってしまうのは残念だけど、作品を〆る流れに入っていたのでショックは薄いかなー。
 一人と愛の関係が最終的にどう結ばれるのか……ハッピーエンドだと良いなぁ(願望)


ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.164

2017-07-07 03:27:21 | きらら
※最新号の発売日を1日勘違いしてたので、作品別感想をカットした短縮版でお送りします(申し訳ない)



台風一過で気温上昇。いよいよ夏らしくなってきたねぇ(しみじみ)

きらら164号(2017 年 7 月号)の表紙は、スロウスタート@篤見唯子。
今月は花名+たまて。なんとなーく「姉妹っぽい」雰囲気を感じさせるテイストの1枚だ。
てゆーか、まんま姉妹ですな……大人しい姉とネジの抜けた妹、みたいな(笑)



☆今月のビッグ・スリー!
 ・甘えたい日はそばにいて。(川井マコト)
 ・ゆゆ式(三上小又)
 ・ボディーガードのいる生活(スミ)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はオリーブ:ツインテールの金髪ロリが新キャラとして登場! あざとい! でも、大好き!(ぁ
 泣きストは唐突な水着回。目の保養にはバッチリなんだけど、内容面でもうひと押し足りない印象があるかなー。



☆アテンション!
 ・びりーびん!(杏飴)
 
 今月のアテンションは、初登場ゲスト・びりーびん!@杏飴。
 女神様を主人公に据えたファンタジー日常モノで、ミラクっぽい設定とMAXっぽい雰囲気を兼ね備えた作品だ。
 デフォルメ絵こそ不安定気味なものの、基本的に画力は高く、内容面でもそつなく纏めてきている印象がある。
 初登場ゲストでこのデキならば文句ナシ。今後への期待も込めてアテンションに選出してみたゾ。
 
 そのほか、今月のゲスト勢は割かしハイレベルだった気がする。
 
 学オケの完成度の高さは相変わらずだし、ママの手堅い面白さも健在。
 初登場ゲストのごくらくも、キャラは可愛くて良いカンジだ(設定を持て余しそうな気もするけど)
 ……ゲストの駒が不足しているキャラットに1~2作品ぐらい移籍させちゃってもイイんじゃね?(ぁ



☆CO-HYO!
 今月のきららは、先月に引き続き「悪くは無い」といったトコロ。
 大ハズレな作品は少なかったものの、じゃあ、大当たりな作品が多かったかというと疑問符が付くんだよね。
 差し引きゼロ、トータルイーブンパーで無難にまとめてきたな……というのが率直な感想かな。
 
 たらればは禁物なんだけど、クロとにーにのどちらか一方でも載っていればまた違っていたんじゃないかと。
 
 そんな誌面の中、新連載・ボディーガードのいる生活@スミは、上々の滑り出しを見せてくれた格好だ。
 海月と仁の距離感がイイよね……さり気なくノロケやボディタッチが入るのが、実にイイ!(ぁ
 あと、仁が思いの外ポンコツなのも、作品に親しみが持てるポイントになってるんじゃないかなーと分析してみる。
 何はともあれ、視界が良好なのは間違いあるまい。今後の展開に是非とも期待したいね。
 
 最終回だった2作品にも触れておこう。
 
 まずは、表紙を担当したこともある人気作・箱入りドロップス@津留崎優。
 この作品にしては無難すぎる最終回で、かつ、カラーがナシというのが個人的に残念でならない。
 
 単行本(最終巻)での説明によると、津留崎さんがオメデタで体調があまりよろしくなかったとのこと。
 いちファンとしては「おめでとう!」と言いたいトコロなんだけど、いかんせん、タイミングがねぇ……。
 赤さんも、あと2~3か月ぐらい待ってくれりゃ良かったのに(無茶を言いなさんな)
 出産後のカムバックに期待しつつ、長期連載お疲れ様でしたという言葉をお贈りしたい。
 
 また、サクランボッチ@悠理なゆたも今月で最終回だった。
 真田の予想が珍しく当たり、桜が花陽を引き留めてのハッピーエンド:安全志向と呼ぶべきか、冒険不足と呼ぶべきか(悩)
 終盤からラストにかけて百合色が強くなってしまったのが(掲載誌的に仕方ないとはいえ)個人的には残念だったかなー。
 きららでの次回作は厳しい気もするけど、頑張って欲しいね:連載お疲れ様でした。
 
 ではでは、次号予告ッ。
 
 表紙&巻頭カラーは、三者三葉@荒井チェリー。
 カラーは三者、ふたひと、おとサ、新連載、ゲストの計5作品が予告されているぞ。
 
 新連載は、みゃーこせんせぇ@阿部かなり。
 単発ゲストの時点で「たぶん連載化するんだろうなー」とは思ってたけど、まあ、まさに案の定って奴だよね(笑)
 現状の4キャラ(※骨含む)だと話の幅が出ないので、連載化の際にレギュラーキャラを1キャラ追加すると予想してみる。
 なお、真田の予想は(以下略)
 
 一方、最終回を迎えるのは、〆切ごはん@湖西晶。
 ゆかりが実家と和解してからこっち、正直、あんまり波に乗れていなかったからねぇ。
 一時期は「アニメ化もあるかも?」と期待していたんだけど、期待のまま終わってしまったのは残念だわ。
 ゆかりが少女まんがにトライするという伏線を、どう回収するのかという点に注目したい。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.163

2017-06-09 03:32:09 | きらら
名物企画「真田家の本棚」の 2016 年版をチマチマと執筆なう……が、サッパリ進まん!(泣)

各賞は既に確定させているんだけど、しっくり来るコメントがなかなか浮かんで来ないんだよねぇ。
上半期中には発表したいという意志はあるんで、あと2~3週間で公開できる形までには持って行きたい(切実)

閑話休題、きららレビュー!

きらら163号(2017 年 6 月号)の表紙は、スロウスタート@篤見唯子。
アニメ化が決まったってコトで、昨今のトレンド(=主要キャラ勢ぞろい)に合わせたイラストを持ってきたね。
それにしても、SSがアニメ化か……割と好きな作品ではあるんだけど、アニメ向きの内容かと問われると「?」なんだよなー。
原作に忠実に進めるのではなく、アレンジ屋の監督を充てた方が正解なのかも:この点は続報に期待ってコトで。



☆今月のビッグ・スリー!
 ・棺担ぎのクロ。懐中旅話(きゆづきさとこ)
 ・にーにといっしょ!(よぱん男爵)
 ・担当編集ボツ子さん(ひみつ)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点は甘そば:まだ物語の序盤にも関わらず、早くも色々と動かしてきたアグレッシブさがすごい(小並感)
 オリーブと〆切が作品を畳む展開に入ったっぽい雰囲気を醸し出しているんだけど、真田の気のせいだと思いたいね。
 
 
 @クロ
  1話まるまるヒフミのはなし。
  ヒフミ回にしては珍しくページ数が少な目(6ページ)だけど、密度が濃いので6ページでも多いくらいだ。
  ……きららって、女の子がただキャッキャウフフしてるだけの雑誌じゃなかったんだねぇ(今更)
  
  ヒフミが3人の人間の合成体であることは既知の通りで、現在の焦点は3人の素性に移っている。
  この点は5巻の1話目で取り上げられているから、ここでおさらいをしておこう。
  
  1人目:孤独な女。ニジュク・サンジュを生んだ「はかせ」の少年期の友人。
  2人目:高慢な女。かつて「赤薔薇」の名で名声を得た舞台女優。
  3人目:嘘つきな女。娘を親戚に預け、働き口を得るために研究所の助手に応募した。
  
  このうち3人目は、6巻の3話目で「忘れてしまったが、探しているものがある」と口にしている。
  この「探しているもの」について触れているのが、今回のお話ってコトだーね。
  
  生きていた証である「死」を失ったヒフミにとって、アイデンティティの維持はなかなか難しいものがある。
  そこでヒフミが縋ったのが、ヒフミになる前に3人目が「探していたもの」の存在なのだと。
  かつて人間だった頃の探し物を見つけることで、自身が人間だったという証にしたいってトコロだろうか。
  
  ちなみに、この「探しているもの=娘=クロ」はほぼ明白。
  あー、だからヒフミがクロに粘着しているのか……自分の生きた証=クロの存在なんだーね。
  
  そうすると、ヒフミが人間だった頃の証があれば、クロへの粘着も解けるのではないかと予想してみる。
  たとえば、6巻の2話目にて鈴蘭から貰った、赤薔薇(2人目)の真珠のイヤリングとかね。
  少なくとも、あのイヤリングはキーアイテムになるんじゃないかと思うんだけどなぁ。
 
 
 @にーに
  クロの考察を長々と書いた後に、ブラコンまんがのレビューをするというのは如何なものか(ぁ
  
  今回は兄妹で耳掃除をするお話で、大多数の読者が「リア充爆発しろ!」と叫んだに違いあるまい。
  まあ、兄が妹の耳を掃除する流れだから許容範囲かな……とか思ってたら、みくもお姉さん来ちゃったよ。
  まい(妹)の耳だけでは飽き足らず、兄の耳も掃除するとか見せつけてくれるじゃんか。
  
  つーか、みくもは完全に「兄の嫁」だよねー(笑)
  耳かきしかり、料理しかり……エプロンしているシーンとか、完全に新妻のソレっしょ。
  ママ呼ばわりされて赤面するあたりも、新婚夫婦っぽくてなんか好き(笑)
  
  なお、今回はオチでともこ×ゆうの従兄妹コンビも再登場。
  こっちは「妹が兄の耳を掃除する」という構図だけど、ゆうの悲鳴がすべてを物語っている気がしてならない。
  でもホラ、JCの太ももの感触が堪能できたんだし、結果イーブンってコトで(ぁ
 
 
 @ボツ子さん
  愛、先生離れをするの巻。
  ……ネタバレしておくけど、ぶっちゃけムリだかんな?(笑)
  
  編集長の「構いすぎ」という指摘はもっともで、読者の総意といっても過言ではない(ぁ
  実際、放置したら割とイイ感じのネームが出てきているんだから、一人は自由に描かせた方が合ってるんだろうね。
  
  ただし、一人がちゃんと描けるようになったのは、愛のアドバイスの賜物であるというのもまた事実。
  愛もそのことに気が付いたようで、結局、今まで通りのスタイルで一人と向き合っていくことを決めたようだ。
  まあ、そうじゃなければこの作品じゃないから、ある意味当たり前の帰結ではあるんだろうけど(苦笑)
  
  本筋からは逸れるけど、今回のゆるふわファッションな愛も新鮮で良かったなー。
  一人もそーゆートコは褒めてやらんと。せめて「あれ、その服どうしたの?」ぐらいは言って欲しかった。
  ……いや、それともこれは「褒める必要があるほど浅い間柄ではない」というコトなのかね?(ぶつぶつ)



☆アテンション!
 ・ママFull!!(やざわん)
 
 今月のアテンションは、ママFull!!@やざわん。
 ベテランゲストが提供する新作シリーズは、なんとまさかのマザコンもの。
 1ページ目の「マ、ママ~」を読んだ時点で、大多数の読者がポルナレフ状態に陥ったのではなかろうか(笑)
 
 次点は、初登場ゲスト・ましろいろ乙女日記@なたーしゃ。
 アオリにある「期待の新鋭」の文言に違わず、画力とテーマ性とを兼ね備えた良質のゲストであることは間違いなさそうだ。
 その一方で、全体的に説明不足だったり、目的の見えない設定があったり、唐突な展開があったり……と欠点もチラホラ。
 もっとも、このあたりは掲載を重ねると解消されそうな気もするんだけどね:とりあえず、再掲に期待ってコトで。
 
 
 @ママ
  過保護な母+マザコン娘という構図の母娘ギャグまんが。
  まあ、母親というのはえてして過保護なモンだし、こっちの方は比較的常識レベルの過保護な気がする。
  一方、娘の方のマザコンは……行ってきますのキスで興奮するとか、もう完全にHENTAIの域じゃねぇか(笑)
  
  この母娘だけでは話が成立しないので、バランサーとして娘2号(妹)を置いているのがポイントか。
  妹ちゃんにもシスコン設定がありそうな描写もあるんだけど、ひとまず、今回は常識人という立ち回りに徹したカンジ。
  少なくとも、姉ほどハッキリと顔に出るタイプではないっぽいね……てゆーか、姉が異常すぎる(笑)
  
  ちなみに、今回は8ページのほぼ全編を通してマザコンネタを貫徹。
  ネタの回し方が上手いと評するべきか、それとも、よくマザコンネタを思いつくなぁと呆れるべきか(ぁ
  何はともあれ、こーゆー唯一無二のテーマで勝負してくる気概ってのは買いたいトコロではある。
  3話連続掲載とのことなので、来月号の内容にも期待したいね。



☆CO-HYO!
 今月のきららを率直に言い表すなら「悪くは無い」というのが言い得て妙だろうか。
 先月号比では大幅に良くなっていると思うんだけど、先月は割とアレな感じだったからねぇ。
 
 気になるコトと言えば、箱ドロが連続休載したコトかなー。
 もうすぐフィナーレを迎えるという流れなんで、作者的にアレコレ悩ましいのは理解できるんだけどさ。
 ぶっちゃけ、早く続きが読みたいッス!(笑) 7月号こそはオナシャス!
 
 ……深夜らしく謎のテンションになってしまったけど、とりあえず、新連載についても触れておこうか(苦笑)
 
 ハッピーセピア@大熊らすこは、良い意味で「この作品らしい」立ち上がりとなった印象。
 特に、みなみさんの設定を活かしたギャグがハマっていたね:10秒チャージとか、アレは笑っちゃうって!(笑)
 ふわっとしていたタイムトラベルの設定も補完されたし、今のところ死角らしい死角はないんじゃなかろうか。
 今後に期待の持てる連載初回だったと思う。ビッグ・スリーで取り上げる日も近い……かも?
 
 ではでは、次号予告をば。
 
 表紙&巻頭カラーは、スロウスタート@篤見唯子。
 カラーはSS、オリーブ、甘そば、新連載、ゲストの計5作品が予告されているぞ。
 
 新連載は、ボディーガードのいる生活@スミ。
 ノーマルカップリングのラブコメとか、ラブコメ好きの真田が期待しないワケないじゃないですかヤダー!
 年の差ラブコメってのがまた良いチョイスだよね。なんつーか、その……萌えるやん?(雑なコメント)
 真田の期待値はかなり高まっている状態なんで、期待外れにならないコトだけを祈りたい。
 
 一方、サクランボッチ@悠理なゆたが最終回を迎えるとのこと。
 残念ながらカラーなしだけど、まあ、ここ最近はずっと巻末付近だったからしゃーない気はする。
 トリッキーな展開はやらない作品だから、桜が花陽を引き留めてそのまま終了という流れになるんじゃないだろうか。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.162

2017-05-09 07:59:05 | きらら
ワイドで買ったのが功を奏して、NHK杯の馬券はプラス収支を確保しますた。
やっぱ、混戦時は穴馬が狙い目だよね……って、コレは「さなだアセスメント!」で書くネタじゃねぇな(ぁ

きらら162号(2017 年 5 月号)の表紙は、三者三葉@荒井チェリー。
野原でくつろぐ双葉・照・葉子様という構図で、良くも悪くもいつも通りの三者らしい表紙といえる。
コレはコレで良い絵なんだけど、たまには違う組み合わせを見てみたいなーとも思ってみたり。
たとえば、山Gにレモンを持たせて「ザ・テレ○ジョン」っぽい絵にするとか……うん、需要が無いわ(苦笑)



☆今月のビッグ・スリー!
 ・ボディーガードのいる生活(スミ)
 ・にーにといっしょ!(よぱん男爵)
 ・ハッピーセピア(大熊らすこ)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点は三者:1ページ目のインパクトが強過ぎて、その後の話があんまし入って来なかったでござる(ぁ
 SSは栄依子と冠の過去話だったんだけど、予想よりもだいぶマイルドな内容で拍子抜け。期待した分、反動がねぇ……。
 
 
 @ボディーガード
  連続ゲストの後編で、今回は帰宅後(=雨夜家)にスポットを当てたお話。
  
  海月と仁のイチャイチャっぷり(?)は家でも健在で、見ていてなんだかとっても微笑ましいね。
  個人的には、ソファに並んでイチャついているシーンが好き。父娘というよりは年の差カップル的な雰囲気がさ。
  お風呂でバッタリもネタとしては良かったんだけど、サービスシーンが仁のみってのが理解できなかったわ(ぁ
  
  あと、お母さんのキャラは強烈だな!
  過保護な点は前号でも触れていたけど、いくらなんでもこりゃ過保護過ぎっしょ(笑)
  それに加えて極度の料理下手という……カレーを不味く出来るって、相当な猛者だと思うんだけどなぁ。
  
  なお、やはりというべきか、連載化が決まった模様。
  1号空けて7月号からスタートとのことなので、この新連載には是非とも注目したいトコロだね。
 
 
 @にーに
  いつもとは趣向を変えて、別の兄妹(※正しくは従兄妹)がメインを張るサブルート回。
  まいの親友であるともこと、兄の後輩であるゆう……えええぇ!? この二人って親戚だったんか!(驚)
  
  二人の関係は冒頭1ページ目を読めば分かるけど、まあ、なんもかんも後輩クンが悪い(きぱ)
  美少女ゲームのキャラをカスタムしたら同居人の従妹っぽくなったとか、それって1番ダメなヤツじゃねーか。
  ともこの目がずっと病みモード(?)なのも致し方ないよね。
  
  ただ、ともこは辛辣なコトを言ってはいるものの、ゆうを嫌っているって雰囲気ではなさげなんだよなー。
  むしろ、ホンネをぶつけても受け止めてくれる相手として信頼している気がするんだけども。
  ゆうもそのコトには気づいたようで、最終的には割と良い空気で〆。
  
  ページ数こそ少なかった(※6ページ)ものの、内容自体はよくまとまっていて楽しめた印象。
  でも、こっちは法的に結婚できる間柄なんで、あんまし仲良くなりすぎるのも色々マズイんじゃないかなーと思ってみたり。
  ともかく、良い意味でひと息つけた回だったコトは間違いないと思う。
 
 
 @セピア
  連続ゲストの第3回。
  勉強一辺倒のみなみをかえでが連れ出すという流れで、ふたりで動物園に行くお話。
  
  さんざん渋っていたみなみが、目を輝かせてはしゃいでいる光景は実に微笑ましいね。
  てゆーか、あの薀蓄の量と質はガチな動物好きだな……休日はナショ○オとか観ているタイプか(※偏見です)
  最後の方は表情も柔らかくなっており、かえでとの交流が良い刺激になったと見てイイんじゃないだろうか。
  
  ただ、残念なことに、丁度良いところで時間切れ。
  このシーンを見て「そーいやタイムトラベルものだった」と思い出したのはココだけの秘密だ(ぁ
  
  実は今回は11ページもある長編だったんだけど、それを感じさせないだけの勢いがあったと思う。
  こちらは来月から連載になるとのことなので、この勢いをどこまでキープできるかが注目のポイントだろうか。



☆アテンション!
 ・ようこそ学園オーケストラ(坂口蜜柑)
 
 今月のアテンションは、ようこそ学園オーケストラ@坂口蜜柑。
 今回がゲスト3回目なので、きららの慣例ではひと区切り……なんだけど、このまま終わったらマジで勿体なくね?
 画力、キャラ設定、ネタの三拍子が揃ったゲストなんてそうそう無いんだから、サッサと囲ってしまえば良いのに(ぁ
 
 次点は、みゃーこせんせぇ@阿部かなり。
 阿部作品らしい台詞回しの巧さもさることながら、とにかく勢いで押し切れてしまうパワーが本作最大の魅力といえる。
 だって、骨格標本が動き回るんだぞ?(笑) ゲスト2回目でこんな破天荒なネタとか無いわー(※褒め言葉です)
 7月号あたりでサプライズ新連載とかやってくんないかな……?(チラッ、チラッ)
 
 
 @学オケ
  ゲスト3話目は、楽器屋さんまで楽譜を買いに行くお話。
  ここで「楽譜なら本屋とかCDショップにも売ってるんじゃね?」とか突っ込むのは野暮ってもんだ(ぁ
  
  千鶴の音楽洗脳(?)は、もはやこの作品における鉄板ネタですな。
  音々子が心配していたけど、確かに、千鶴は音楽に影響され過ぎるきらいがあるよね。
  この効果って、生演奏限定なんだろうか……録音でもイケるんだったら、割と応用が効きそうな気もするんだけども。
  
  作曲者名あるあるは、ネタのチョイス自体は悪くなかったものの、ギャグとしてはスベり気味だった印象。
  天丼のテンポが単調で、とりあえずネタやっとけ感が出ちゃったのが良くなかったのかもね。
  バッハの所あたりで「溜め」みたいなものを作れば……(ぶつぶつ)
  
  なお、ボディーガード・セピアと違い、この作品の連載化発表はナシ。
  テーマもハッキリしていて分かりやすいし、良い作品だと思うんだけどなぁ。



☆CO-HYO!
 今月のきららは、ハッキリ言ってイマイチ。
 連載陣がいずれもピリッとしない……というか、誌面からメリハリが感じられなかったんだよなー。
 日常系がメインを張っているゆえに致し方ない向きもあるんだけど、だからって、限度というモノがあるワケで。
 
 個人的には、もーちょっと毛色の違う作品があっても良いんじゃないかと思うんだけどねぇ。
 萌え×ホラーとか、萌え×サスペンスとか、萌え×バトルとか……たまには変化球もアリっしょ?
 日常系が悪いとは言わないけど、日常系ばっかで誌面を作るのは少し考えた方がイイんじゃないかと。
 
 なんか説教臭くなってしまったので、気を取り直して次号予告ッ!
 
 表紙&巻頭カラーは、スロウスタート@篤見唯子。
 カラーはSS、きら☆スタ、アイリーン、新連載、ゲスト作品の計5作品が予告されているゾ。
 
 新連載は、ハッピーセピア@大熊らすこ。
 いわゆるタイムトラベルもののライトSFなんだけど、実質的なSF感はゼロ(ぁ
 むしろ、教え子から教師への恩返しモノと思って読んだ方がベターだろうか。
 話の組み立てが上手い作家さんなので、連載初回もきっちりと纏めてきてくれるコトに期待したい。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.161

2017-04-08 01:39:05 | きらら
※時間の都合により、今回は作品別感想を省略します。申し訳ない。

きらら161号(2017 年 4 月号)の表紙は、ゆゆ式@三上小又。
今回はゆずこ+縁で恋人マフラーな1枚。こーゆーのは唯にやらせた方がしっくり来る気がする。
マフラーがゆずこの首元を2周しているんだけど、コレだとゆずこの首が妙に長く……うわおいやm(検閲されました)



☆今月のビッグ・スリー!
 ・スロウスタート(篤見唯子)
 ・にーにといっしょ!(よぱん男爵)
 ・ボディーガードのいる生活(スミ)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はクロ:ここで「1人目」が出てきたってコトは、既に「1人目」が死んでいるというフラグ……なのだろうか?
 泣きストやボツ子さんも好内容だったものの、今月は全体的に好調だったんで埋もれてしまった感がある。惜しい。



☆アテンション!
 ・ようこそ学園オーケストラ(坂口蜜柑)
 
 今月のアテンションは、ようこそ学園オーケストラ@坂口蜜柑。
 完成度の高さは相変わらずで、やはり「早よ連載化せぇ」というコメントしか浮かんでこない。
 敢えてケチをつけるとするなら、雰囲気がきらら系というよりもタイム系っぽい……ってコトぐらいだろうか。
 
 次点は……悩むなぁ(ため息)
 宇宙郵便のノア@茶々も良かったんだけど、ハッピーセピア@大熊らすこも好内容だったんだよねぇ。
 世界観と画力なら宇宙郵便、構成面とキャラクターならセピア……うん、両方とも次点ってコトで(雑な妥協)



☆CO-HYO!
 すごいなきらら、どうやったんだ?(※某掲示板ネタ)
 
 ゲストが6作品という自転車操業モードながら、今月のきららは絶好調といって差し支えない内容だった。
 連載陣も悪くはなかったんだけど、今月に限っては「ゲストが頑張った」という面が大きかったように思う。
 つーか、学オケとボディーガードは即連載が妥当だろJK……きららの連載化判断って、マジでよく分かんない(苦笑)
 
 閑話休題。新連載&最終回だった作品についてもコメントしておこうか。
 
 まず、新連載・甘えたい日はそばにいて。@川井マコト。
 内容面に関しては川井さんらしい手堅さが光っており、まずまず楽しめる内容に仕上がっている印象。
 ただ、設定周りがあまりにチープなのがいただけない:アンドロイドと人間の禁じられた恋とか、SFのド定番じゃねぇか。
 むしろ「アンドロイドと人間の恋が認められている」って設定の方が正解だったんじゃないかなぁ……?
 とりあえず、当面は様子見が必要な雰囲気。本格化するのはあと4~5話ぐらい経ってからってトコロかね。
 
 一方、最終回だったのは、ひなまるすまいる@わたのん。
 これまで出てきたキャラクターが総出演+ドレス姿のうららが出てくるなど、実に最終回らしい最終回だった。
 最後も案の定といった感のあるオチで、良くも悪くも期待は裏切らないラストだったかなー。
 なお、2巻の告知は無いので、単行本は1巻で打ち切りの模様……次回作でのリベンジに期待してるッスよ!(敬礼!)
 
 そんじゃま、次号予告行くべー。
 
 表紙&巻頭カラーは、三者三葉@荒井チェリー。
 カラーは三者、クロ、きらスタ、ゲストの4作品が予告されているけど、きららのカラー事情ではもう1作品あるハズ。
 うーん……あっちこっちの予定だけど、ここ最近は休みがちなのでシークレットにしている、とか?(ぉぃ
 
 真田的に赤マルをつけているのは、再登場ゲスト・みゃーこせんせい@阿部かなり。
 前回の内容が好評で再掲が決まったらしいけど、それなら「なんで連載にしなかった?」と声を大にして言いたい(笑)
 まあ、阿部さんは別誌で連載も持っているし、複合的要因って可能性は無きにしも非ずなんだけどさ。
 個人的には、この作品で阿部さんにはカムバックして欲しいと思ってるんで、この再掲には大いに期待したいトコロだね。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.160

2017-03-09 04:30:11 | きらら
年度末ということで地味に忙しい……とか言いつつ、ウイニングポストの新作をプレイなう(ぁ

新要素はおおむね公式サイトに記載されている通りなんで、詳しくはグーグル先生に聞くこと(丸投げ)
これまでのプレイで判明した、公式サイトに記載されていない新要素を挙げておくゾ。

・結婚相手&牧場長が追加:なぜ最初から日高牧場長を選べないのか(憤怒)
・秘書の衣装に新年度版が追加:もう秘書は朝比奈さんだけでイイんじゃないかな(ぁ
・主な勝鞍の表記に、無敗三冠や春秋マイル連覇などの新称号が追加。
・実況パターンがパワーアップ。ただし「縦長の展開です……後ろからになりました」のバグは解消せず(ぼそ)

まあ、ウイニングポストシリーズが好きならやって損は無いレベルのデキではあるかな。
オンライン対戦も仕様が変わって参入しやすくなったし、購入を迷っているなら買うのがベターかと。

……というのが、コーエー作品ファンによるステマでした(ぁ

ではでは、本題に戻ってきららレビュー!
きらら160号(2017 年 3 月号)の表紙は、棺担ぎのクロ@きゆづきさとこ。
この作品にしては珍しく、パステルカラーで統一された「淡い」雰囲気のイラストになっているのが印象的だね。
それでもクロらしさが失われていないのは、色彩の魔術師・きゆづきさんの業と呼ぶべきか。



☆今月のビッグ・スリー!
 ・ようこそ学園オーケストラ(坂口蜜柑)
 ・箱入りドロップス(津留崎優)
 ・ふたりでひとりぐらし、(ざら)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はクロ:ラストから3コマ目のクロのセリフと表情にちょっと泣きそうになったのはココだけの秘密な(ぁ
 オリーブ、〆切あたりも久しぶりに好内容でホッとひと息。でも、この2作品ならもっとデキるハズ。
 
 
 @学オケ
  初登場の単発ゲストで、音楽科の高校を舞台にした学園モノ。
  
  まず最初に目につくのは絵の巧さだろうか。
  キャラクターは勿論のこと、背景、小道具とも丁寧に描かれていて、仕事の丁寧さが光っている印象。
  
  この画力を活かしているのが、名前つきの4キャラ(※先生は除く)だ。
  主人公の千鶴こそ凡庸の域を抜けないものの、わらび、音々子、薫の3キャラが実に濃くてスバラシイね。
  個人的には、「自信家なお嬢様」タイプを地で行く音々子が1番好きかなー(※誰も聞いてません)
  
  話を進めるリズムも絶妙で、早過ぎず遅すぎずの良い塩梅だ。
  ゆるりとした空気をキープしながらも、しっかりとオチを混ぜて来ているあたりも地味にポイント高めかな。
  ただ、この雰囲気って「きらら系」というよりも「まんがタイム系」な気がするのだけれども(ぁ
  
  絵良し、キャラ良し、内容良しと三拍子が揃っており、単発ゲストで片付けてしまうにはあまりに勿体ない。
  てゆーか、来月号から連載になったりしないんだろうか。ならないかな。早よ連載化せぇ(3段活用)
 
 
 @箱ドロ
  先月の流れを引き継いで、雫が学校に戻ってくるお話。
  1ページ目の桂木+純コンビの絵が女子高生としてどーなのよ、とかツッコんだら負けだと思う(笑)
  
  今回の一件で吹っ切れたのか、雫が以前にも増して天使キャラ化していて真田さん大爆笑。
  桂木が「目がつぶれる!」とムスカ様っぽいコトを叫んでたけど、正直、分からないでもないかなー。
  引っ込み思案なのが雫の唯一の欠点だったんで、その欠点が解消されたら……ねぇ?(苦笑)
  
  ま、今回の話で1番笑ったのは相ノ木の薄毛ネタだけどな!(ぁ
  桂木 → 陽一 → 雫 → 先生と、まさかの4連鎖:こんなん笑うなって方がムリな注文ですわ。
  雫が「茎わかめ食べます?」って言った時の心配そうな表情なんて、もう、卑怯としか(笑)
  
  なお、仲良し5人組のうち「陽一&雫」と「相ノ木&桂木」がくっついてしまったので、純がひとり浮き状態に。
  かつて某戦隊ヒーローものでも似たような展開があったらしいけど、まあ、コレは5人組最大の欠点だよね。
  先生や委員長あたりから仲間意識を持たれつつあるけど、果たして純に逆転のシナリオはあるのだろうか。
  一応、昨年度のバレンタイン回で伏線は張られているのだけれども:先生と生徒の恋はご法度だしなぁ。
 
 
 @ふたひと
  作中ではちょうど新年というコトで、スグミの帰省+新年回(※新年会ではない。念のため)
  序盤は割とスローな流れだったものの、みなもが乱入した中盤以降はいつもの雰囲気にスライド。
  この作品はスグミ+みなものコンビが揃ってこそなんだなぁ……と、再確認させられた感はあるかな。
  
  話の流れで「妹さん」に関するやり取りがあったんだけど、ここのやり取りが地味に意味深。
  みなもが「妹さん」と形容しているのって、摘実(スグミの妹)じゃなくって蒼波(ハルの妹)のコトだよね?
  
  表面上は「下宿先の妹さん」ってコトになっているけど、みなも×ハルのルートも地味に生きてるのがミソ。
  そーゆー事情を鑑みると、鍵カッコつきの「妹さん」と表記するのは何らか意図があるんじゃないだろうか。
  ……深夜のテンションで考察しているから、単なる思い過ごしという可能性も捨てきれないんだけどね(ぁ
  
  ラスト1本のやり取りは、いかにもざら作品らしいセンスで真田ホイホイ。
  挑戦状を叩きつけるにしたって、今どき「首を洗って待ってろ」は無いでしょうよ(笑)
  ここの妹対決(?)が実現すると更に面白いんだけど、まあ、ソレは先のお楽しみってコトで。



☆アテンション!
 ・宇宙郵便のノア(茶々)
 
 今月のアテンションは、定番ゲストの新シリーズ第2回・宇宙郵便のノア@茶々。
 このまま「イイ話」路線で行くとするなら、今月ぐらいの内容に抑えておいた方がベターだろうか。
 やや無難すぎるきらいもあるけど、個人的には嫌いじゃないシリーズ。連載化に向けて頑張って欲しいね。
 
 
 @宇宙郵便
  今回の配達先は保護惑星。
  保護惑星とは何ぞや、と思ったアナタは本誌180ページを開けばイイと思うよ(ぁ
  
  先月と同様に「人じゃない」配達先なんだけど、SF世界においてこーゆー話はアリだと思う。
  また、手紙を受け取った彼(彼女?)の返答方法が実に男前でカッコ良かったね。
  私も1度でイイからこんなスマートな返答してみたいわ(自虐)
  
  長期シリーズを見据えてなのか、今回から少しずつ設定の小出しをスタート。
  個人的に印象的だったのは、しゃべる帽子=人工知能って設定かな:クロヤギさん方式だと予想していたんで(小声)
  でも、単なるサポートなら人格は要らないんじゃ……とか思っても、ツッコミを入れないのが大人のマナーな(ぁ
  
  描写や設定に関しては申し分がないんで、あとは、この路線をしっかりとキープできるかどうだろうか。
  テーマ性は良いだけに、安易な路線変更に走らないと良いのだけれども。



☆CO-HYO!
 今月のきららは、まずまず好調といって差し支えない内容だった。
 
 あっちこっちは休載だったものの、連載陣の主力どころがキチンと仕事をしていたので全体への影響は軽微。
 また、ゲスト勢の6作品も軒並み好内容で、ここ最近では一番のメンツだったからね。
 連載・ゲストとも毎月この調子をキープしてくれると良いのだけれども(苦笑)
 
 そんな好調な誌面の中で、ヒトより私はそれが好き!@あまーがひっそりと完結を迎えた。
 やや強引な幕引きではあったものの、まあ、先月までの流れを考えたらこの終わり方はしゃーないよね(嘆息)
 先月号のコメントでも書いたけど、路線変更の失敗が最後まで尾を引いた格好になっちゃったのが残念だったかな。
 次回作でのリベンジに期待しつつ、お疲れ様でしたという言葉を贈りたい。
 
 ではでは、次号予告ッ!
 
 表紙&巻頭カラーは、ゆゆ式@三上小又。
 カラーはゆゆ式、箱ドロ、ひなすま、新連載、ゲスト作品の計5作品が予告されているゾ。
 
 新連載は、甘えたい日はそばにいて。@川井マコト。
 川井さんの新連載はミラクで……という話だったと記憶しているのだけど、いつの間にかきららに持って行かれた模様(涙)
 アンドロイドの恋物語と書かれているコトから察するに、近未来SFになるんじゃないかと予想してみる。
 
 最終回は、ひなまるすまいる@わたのん。
 何やら思わせぶりな引きをしているものの、ひながうららの許を離れるって展開は想像できないんだよなぁ。
 おば様の誘いは蹴って、このまま「わたしの城勤めはこれからも続く」ENDに落とすのが最適解なんじゃないだろうか。
 ……と書いて、思いっきりハードなオチになったらどうしよう?(笑)



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.159

2017-02-09 03:32:10 | きらら
巷ではインフルエンザなる奇病が流行っている模様。
私はガキンチョの頃に1回かかったっきりなんで、あんまし実感が無いんだけどね。
……べ、別に「私はバカだから風邪をひかない」とかそーゆー話じゃないからな!(自虐)

閑話休題。きらら159号(2017 年 2 月号)の表紙は、あっちこっち@異識。
にゃんこフードのつみき+ファンシーなクッションという構図で、この作品らしい1枚といった感はある。
ただ、いつもこんなカンジだから、変わり映えがしなんだよなぁ……開き直って伊御×榊とか?(誰得じゃねぇか)



☆今月のビッグ・スリー!
 ・棺担ぎのクロ。懐中旅話(きゆづきさとこ)
 ・箱入りドロップス(津留崎優)
 ・みゃーこせんせぇ(阿部かなり)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はにーに:なんだかんだ言いながら兄妹の世話を焼くみくもの姉キャラっぽさが割と好き。
 ボツ子さんの掲載位置がジワジワと下がってきているのが個人的にちょっと気がかり。面白いと思うんだけどなぁ。
 
 
 @クロ
  おそらく、この話が6巻収録の最終話(もしくは、その1コ前)
  巻の終盤に重要なエピソードを持ってくることの多い作品だけど、ココでこーゆー話を持ってきたか。
  
  ぶっちゃけネタバレ抜きで語るコトはできないので、見づらいように白字で書く。
  ……ちゃんと書いてるから、読みたい人は反転するように(笑)
  
  今回の内容は「クロとヒフミの語らい」と「サンジュとヒフミの邂逅」という事実上の2本立て構成になっている。
  しかも、前半が伏線張り中心、後半が伏線回収中心……と、役割までもがハッキリと分かれているという徹底ぶりだ。
  きゆづきさんのストーリー作りの傾向からして、多分、コレは狙ってやってるんじゃないかと思う。
  
  以下、今回の話で出た内容の総合的な考察をダラダラと書く。
  すんごい長いので、この時点で飽きちゃった人は箱ドロの感想までGOだ!(笑)
  
  まず、前半(クロとヒフミの語らい)について。
  
  このシーンを読んだ人の多くは「ヒフミはいったいどこから湧いたんだ?」という感想を持ったんじゃないだろうか。
  人によって色んな解釈があるとは思うのだけど、私は「ヒフミはクロの中に潜んでいる」説を推すね。
  この説ならば、ヒフミが頻繁にクロに干渉することと、ヒフミの「あなたを通して視ている」という言葉の説明がつく。
  つまり、クロが探し続けていたヒフミは、ずっとクロの中に居たってことなんだよ!(な、なんだってー!)
  
  また、クロが「ヒフミの中のお前」と評しているのが「誰」なのかというのも気になるポイントだ。
  フツーに考えるとヒフミの素材になった3人の女性のいずれかになるんだけど、性格が極端に悪い人は居なかったハズ。
  そうすると、この「お前」に該当しうるのは……アレか、自分を「神」とか言ってたあの恐竜(?)か。
  
  ヒフミがクロを「面白い子」と評したのは、この「神」の存在に気づいたコトが理由なんじゃないかと予想してみる。
  クロに「4人目」とミスリードさせる表現を使ったのに、クロは「何人かいるお前」と不特定な表現を使っているし。
  この、クロの持つ直感力の鋭さが、今後の展開を進める上でキーになったりするのだろうか?
  
  ……既にだいぶ書いているけど、せっかくなので後半(サンジュとヒフミの邂逅)についても考察しておこう。
  
  まずは、サンジュがクロのマフラーを自分の身体に巻くシーン。
  このシーンにわざわざ6コマを消費するというのだから、この描写には何かしらの意図があると見て良い(メタ読み)
  パッと思いつく限りだと、3巻のラストページ(クロが倒れたシーン)との対比だろうか?
  
  そもそも、このシーン自体が2巻(ニジュクとクロが夜の街を散歩する話)との対比になっているんだよね。
  あの頃と比較すると、サンジュも成長したな……と読者に思わせるべく、このシーンを用意したのかも(深読み)
  
  さて、後半パート最大の見せ場は「サンジュによる、クロの右腕の蘇生」で間違いあるまい。
  1月号でクロは右腕の感覚を気にしていたけど、その証左か、今回はクロの右腕が取れてしまう(!)事態が発生する。
  このような場面に直面しても動揺せず、自分で考えてクロの右腕を再生するサンジュ……成長したなぁ(ほろり)
  
  ちなみに、クロの腕を再生したサンジュの手は黒くなってたけど、翌日には回復していた模様。
  魔女の呪い(病気?)を克服するというのが「はかせ」の研究題材だったので、研究は完成を見ていたというコトになる。
  はかせ……ただのマッド・サイエンティストじゃなかったんだねぇ(しみじみ)
  
  このサンジュの特性にヒフミは目をつけていたけど、その、ラストシーンのセリフが非常に気がかりだ。
  完璧な器を、やっと見つけた――つまり、ニジュクもしくはサンジュの身体に入り込もうという魂胆だろうか。
  そもそも、この発言をしたのがヒフミの中の誰かというのも気になる点だよね。
  ここまでの流れを総合すると「神」なんだけど、なんかちょっと腑に落ちないんだよな……(悶々)
  と、とりあえず来月号を早く読みたい!
  
  ……我ながら長ぇよ!
  このクソ長い感想書くのにどれだけ時間を使ってるんだよ! ペース配分しろよ!(ぁ
 
 
 @箱ドロ
  クロの感想が長くなってしまったけど、箱ドロの感想もしっかり書くのでご容赦をば。
  実家に帰ってしまった雫を追って、陽一が四国まで乗り込むという胸アツな流れの続きの話だ。
  
  とりあえず最初に書いておくけど、あま~い!(スピードワ○ン風に)
  
  なんだよこのクッソ甘い展開は!
  あまりにストロベリィなやり取りにお砂糖吐く寸前だよ! 超ガチな告白シーンじゃねぇか!
  なんでもイイから、お前ら早く結婚しろよ!(僻み+祝福)
  
  ……きららでここまでガッツリと告白シーンが描かれるのは稀なので、ちょっぴり感動しちゃったぜ(良い汗)
  
  雫がここまでネガティブな感情を貯め込んでいたというのは、予想外っちゃ予想外ではあった。
  ただ、思春期の子ってのは精神的に不安定になりやすいし、必要以上にネガティブになることもしばしばあるワケで。
  特に雫は籠っていた時期もあったぐらいだし、よくよく考えてみると割とアリな描写じゃないかなーと。
  
  そんな雫に対して安易な慰めをせず、真摯に向き合う陽一が実にカッコイイね。
  ちゃんと言葉を選びつつ、雫の心を溶かしていく姿はまさに漢! くそぅ、イイ奴過ぎて目から汗が出るぜ!
  
  そんなカンジで雫の家出騒動は一件落着。
  最も大きなイベントを消化したから、あと2~3回ぐらいで終わるんじゃないかなーと予想してみる。
 
 
 @みゃーせん
  深夜のテンションでおかしな感じになってるけど、まだまだ続けるのでお付き合い頂きたく(笑)
  
  阿部さんの新作・みゃーこせんせぇは、中学校の保険医さんを主人公に据えたハイテンションコメディだ。
  1ページ目から思いっきりカッ飛んでいるのはご愛嬌。中学校にMMO風のヒーラーさんが居てもイイじゃない(ぁ
  
  とりあえず、主人公であるみゃーこ(※本名:美夜子)先生のキャラが立ち過ぎててコメントしづらい件。
  ロリ風の見た目+天才+レイヤー+中二病+エトセトラエトセトラ……もう「お前は何を言っているんだ」としか(笑)
  現実にいるとアレな人だけど、二次元では割とアリな気がするのがまんがの恐ろしいトコロだよね。
  
  先生のキャラにばかり目が行ってしまいがちだけど、生徒たち(海夏、双樹)との掛け合いの楽しさこそ本作の真骨頂だろう。
  海夏とみゃーこ先生がボケて、三人のうちの誰かがツッコミに回るというスタイルを取っているんだけどさ。
  何気に双樹の存在が重要で、この常識人がほど程よいバランサーになっているんだよねぇ。
  つーか、海夏とみゃーこ先生だけだとガキンチョ2名の罵りあいになりそうなんで、双樹の存在はガチで大切(ぁ
  
  強いて残念な点を挙げるとするなら、学校の制服かな。
  制服のデザインがサンタの最終話に出てきた中学の制服と異なっているんで、クロスオーバーが望めなさそうっていう(涙)
  まあ、クロスオーバーは不要なレベルで面白い作品だから、正直いちゃもんレベルの「残念」ではあるんだけどね。
  
  ……で、この作品は何月号から連載が始まるんでしょうか?>編集部(ぁ



☆アテンション!
 ・strawberry☆horror(やざわん)
 
 今月のアテンションは、前号・前々号に引き続き strawberry☆horror@やざわん。
 茶々さんの新作とどっちにするかで迷ったんだけど、私は無難に楽しめる作品のが好きなのでコッチを選出(ぁ
 強いてケチをつけるとすれば背景か:トンネルの中がメインだったとはいえ、もうちょっと描きようはあったハズ。
 
 次点は、宇宙郵便のノア@茶々。
 常連ゲストさんの新作というコトもあり、絵の安定感は流石の二文字といったトコロ。
 内容もハートフルストーリー路線で悪くない……のだけど、今回の話はちょっと「狙い過ぎ」かな。
 手紙の内容に連動した伏線を張るとか、何かしらの工夫をしないとただの「イイ話」で終わっちゃって勿体ないよね。
 とまれ、総合力という観点では申し分のない作品だと思うので、連続ゲストには赤マル要チェックだ。
 
 
 @ストホラ
  ゲスト第3話では、ホラーの王道ともいえるトンネルでアレコレ。
  なお、あきら曰く「トンネルはロマンです!」とのこと……ドリルは漢のロマンだよ!(ぁ
  
  今回ふたりが訪れたトンネルは、尾ひれ背ひれがくっついた曰くつきの物件。
  あー、窓にたくさん手形がつくとか、ウチの近所のトンネルにもあった気がする(※うろ覚え)
  別に手形がついても洗車すればイイじゃない……や、そーゆー問題じゃないのは理解してるからね?(苦笑)
  
  大部分がトンネルの話だったにも関わらず、あきらが小説に使った題材は「古書店」だったっていうオチ。
  それ、アンナさんのご自宅!(笑) 取材に付き合わせておきながら、まさかの自宅ホラー化!
  大オチでアンナがずいずいと「トンネルは?」って詰め寄っていたけど、もっと怒ってもイイと思うんだ。
  
  今回が連続ゲストの3話目なんで、続くか否かは評判次第ってトコロだろうか。
  個人的には割とお気に入りの作品だし、このまま定番ゲスト化+連載化まで行って欲しいもんだけどねぇ。



☆CO-HYO!
 今のきららには何かが足りない(哲学)
 
 総合的にはまずまずの内容だと思うんだけど、読み終わった後の「なんか物足りない」感がハンパ無いんだよね。
 定食屋さんで例えるなら、定食を頼んだのに漬物とみそ汁が付いてこなかった……みたいな?(自信ナシ)
 日常系が多いきらら(無印)と、私の嗜好が合わないってだけの話じゃないとは思うのだけれども。むむむ。
 
 今ひとつスッキリしないけど、とりあえず次号予告ッ!
 
 表紙&巻中カラーは、棺担ぎのクロ。懐中旅話@きゆづきさとこ。
 カラーはクロ、ゆゆ式、泣きスト、ゲスト2作品の計5作品が予告されているゾ。
 
 最終回は、ヒトより私はそれが好き!@あまー。
 連載1年未満というスピード完結だけど、ここ最近の迷走っぷりを見ていたらしゃーない気もする。
 オリエンテーションあたりで路線変更をしようとして、完全に失敗しちゃったからねぇ……なぜフェチを軽んじたし。
 とりあえず相談係は存続でハッピーエンドになるものと推測。ちゃんと纏め切れるか否かが焦点だろうか。



それじゃ、また次回の更新で。



真田紀行