<トレゾァ>~幸せに輝く香り、トレゾァ~
このようなコピーの雑誌広告に20歳の私はまだ確かめたことのないこの香りに淡い憧れを抱いていました。
この香水~トワレとパフューム~を一度に手に入れるきっかけとなったのは韓国へのゼミ旅行でした。私にとっては初めての海外旅行で、コンタクトレンズ使用の私は海外の水道水でレンズを洗っても良いものか心配し精製水を持参する始末でした。しかし滞在はソウル、宿泊先も清潔なホテルで不便なことは何ひとつありませんでした。要らぬ心配ばかり先立ちましたが、2泊3日のソウル滞在でゼミ生や教授との交流も深まり、幹事をしてくれた先輩の韓国人留学生のコーディネートで楽しい旅行となりました。
さて、最終日には買い物の時間も設けられました。初めての免税店、化粧品や香水の香りが入り混じるあの香りには強烈さを感じましたが、いつもは手のでなかったフレグランスが、免税価格では手頃な価格になっているではありませんか。いくつかのフレグランスの香りを確かめながら、私はトレゾァがあるのを見つけたのです。
幸せに輝く香り、トレゾァ・・・その香りを想像してみることしかできなかった私の胸は高鳴り、いざ本物の香りを鼻いっぱいに嗅ぎ込みました。すると、どうでしょう・・・!何という、花々が咲き誇るような甘く華やかな香り。女性の幸せな瞬間を表すような甘く、バラ色の香り・・・!ひと嗅ぎで、私はその香りのとりこになってしまいました。「この香りを身につけて、幸せに輝く女性になりたい・・・!」
ボトルも宝石のような、素敵なフォルムです。箱からボトルを取り出す時は、ジュエリーを取り出すようなドキドキ感と同じよう。その時は、トワレを購入したのですが最後にまだウォンが残っていたので、最後にトレゾァのパフュームを追加で買ったのでした。
このフレグランスが、私が初めて購入した本物のフレグランス(イミテーション以外での)になるのでとても思い入れが深い香りです。その頃好きだった彼との初めてのデート(まだ付き合う前だったかしら?)にはりきって付けていったのですが、加減がわからずに実はつけすぎていたという苦い思い出も、今となっては懐かしくちょっと笑ってしまう出来事です。
最後に、この”トレゾァ”についての解説を少々ご紹介しましょう。
「私を抱きしめて」の名を調香師であるソフィア グロマン氏によって授けられたトレゾァは、繊細で魅惑的な香りでいっぱいのブーケのようで、優しく調和のとれたノートが気持ちを輝かせます。トップノートには新鮮なバラの香りのパウダー、その豊かさは芳しいブレンドに溶け込んで、その香りを身につけた瞬間に自身の心身をとろけさせてしまいそうな程です。また、ピーチ~白い花のブーケにかかる純粋なオーラの輝きは優しく空気を包み込みます。そしてラストノートには、アンバーの官能的な香りにバニラ、白檀、ヘリオトロープ、そしてアイリスが調和して溶け込み、トレゾァを身につけた人を最後まで包み込むのです。
このようなコピーの雑誌広告に20歳の私はまだ確かめたことのないこの香りに淡い憧れを抱いていました。
この香水~トワレとパフューム~を一度に手に入れるきっかけとなったのは韓国へのゼミ旅行でした。私にとっては初めての海外旅行で、コンタクトレンズ使用の私は海外の水道水でレンズを洗っても良いものか心配し精製水を持参する始末でした。しかし滞在はソウル、宿泊先も清潔なホテルで不便なことは何ひとつありませんでした。要らぬ心配ばかり先立ちましたが、2泊3日のソウル滞在でゼミ生や教授との交流も深まり、幹事をしてくれた先輩の韓国人留学生のコーディネートで楽しい旅行となりました。
さて、最終日には買い物の時間も設けられました。初めての免税店、化粧品や香水の香りが入り混じるあの香りには強烈さを感じましたが、いつもは手のでなかったフレグランスが、免税価格では手頃な価格になっているではありませんか。いくつかのフレグランスの香りを確かめながら、私はトレゾァがあるのを見つけたのです。
幸せに輝く香り、トレゾァ・・・その香りを想像してみることしかできなかった私の胸は高鳴り、いざ本物の香りを鼻いっぱいに嗅ぎ込みました。すると、どうでしょう・・・!何という、花々が咲き誇るような甘く華やかな香り。女性の幸せな瞬間を表すような甘く、バラ色の香り・・・!ひと嗅ぎで、私はその香りのとりこになってしまいました。「この香りを身につけて、幸せに輝く女性になりたい・・・!」
ボトルも宝石のような、素敵なフォルムです。箱からボトルを取り出す時は、ジュエリーを取り出すようなドキドキ感と同じよう。その時は、トワレを購入したのですが最後にまだウォンが残っていたので、最後にトレゾァのパフュームを追加で買ったのでした。
このフレグランスが、私が初めて購入した本物のフレグランス(イミテーション以外での)になるのでとても思い入れが深い香りです。その頃好きだった彼との初めてのデート(まだ付き合う前だったかしら?)にはりきって付けていったのですが、加減がわからずに実はつけすぎていたという苦い思い出も、今となっては懐かしくちょっと笑ってしまう出来事です。
最後に、この”トレゾァ”についての解説を少々ご紹介しましょう。
「私を抱きしめて」の名を調香師であるソフィア グロマン氏によって授けられたトレゾァは、繊細で魅惑的な香りでいっぱいのブーケのようで、優しく調和のとれたノートが気持ちを輝かせます。トップノートには新鮮なバラの香りのパウダー、その豊かさは芳しいブレンドに溶け込んで、その香りを身につけた瞬間に自身の心身をとろけさせてしまいそうな程です。また、ピーチ~白い花のブーケにかかる純粋なオーラの輝きは優しく空気を包み込みます。そしてラストノートには、アンバーの官能的な香りにバニラ、白檀、ヘリオトロープ、そしてアイリスが調和して溶け込み、トレゾァを身につけた人を最後まで包み込むのです。