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愚の骨頂BLOG

なげけるか いかれるか はたもだせるかきけはてしなき わだつみのこえ

恋空の最終回

2008年09月16日 | 暇人の話
冒頭は今現在のシーン、美嘉は看護師となって働いていた。
今までの恋空は美嘉の回想だったという事がわかるからして、あれは起こった事全てではなく、記憶違いの妄想もあるのではないかと思われる。
美嘉の思いは再び数年前に戻る。

優の事などすっかり忘れ去った美嘉は今日もヒロのお見舞いに。

ヒロに外出許可が降りる。

その日の朝四時、早く起きた割には色合いの悪い大した事のない弁当を作る美嘉。

ニケツでチャリを走らせ、学校へ行き、思い出に浸る。

図書室の黒板。
『君は幸せでしたか?』の下にあった『幸せでした』を書いたのは卒業式中に病院を抜け出したヒロだった。
本当にお体悪いんですか?

続いて川原でランチタイム。

死んだらどうなるのか?
ヒロは空になりたいと言い、美嘉は天気をヒロの様子に見立てる妄想をする、と言う。
晴れ→ゴキゲン
雨→泣いている
夕焼け→照れている
ミカロスのアルバムそのままやがな。

ヒロ、花飾りを作って美嘉の頭に乗せる。

どういうわけか今回は「花が可哀想」とは言わない美嘉。

夜、美嘉の部屋で寄り添う二人。

病院でお腹を大きくした咲に会う美嘉。

ひっぱたいていい、という咲だったが流産の原因となった咲に美嘉は「(お腹)触ってもいい?」
原作では僻んでたのに。

美嘉の写真を撮るヒロに、美嘉は「お守り」と言って婚姻届けを出す。

夫婦ごっこしていると、看護師が車椅子押して登場。
デジカメを美嘉渡すヒロ、なぜかその瞬間、美嘉に不安が過る。
意味もなく過る。
全く意味がわからん。

普通に歩けるヒロは遠慮なく車椅子に座り、部屋を出る。

美嘉、ますます不安になる。

婚姻届けに必要事項を記入し、しっかり印鑑もついて写真を現像(プリントアウト)する美嘉。

容体急変のお知らせ。

タクシーで行かずに走る美嘉、持っていた写真をわざとらしく転んでばらまく。
まるでストーカーが撮ったかのような美嘉の写真ばかり。

美嘉からヒロの携帯電話にテレビ電話。

やっぱりタクシーに乗らず、「もうすぐだよ」と嘘言いながら携帯電話に向かって馬鹿丸出しで走る美嘉。

治療の邪魔がしたいヒロの姉は感度良好なヒロの携帯電話をヒロに向ける。
「美嘉…笑って…くれ」

怖い顔して笑う美嘉を見た後、ご臨終。
両親は薄情にも少し離れたところにいたりする。

告別式。
正式な婚約者でもない美嘉、ヒロとお揃いの指輪をしたままというマナー違反。
美嘉が棺桶に近づいた瞬間にお経が止まるという、空気が読めるんだか、やる気が全くないんだかわからん坊さま。

その夜、美嘉の基へヒロの姉が襲来。
ヒロが書き綴ったノートを渡され、ひとりで眠れない美嘉は姉のところへ行き、一緒に寝る。

朝、姉が起きたら美嘉がいない。

自殺するんじゃないか、と思った家族は美嘉を捜索。

美嘉はヒロのノートを抱いて橋の上を歩いていた。
何かが弾けたように大した高さもない橋から川へ飛び降りようとする。
頭から落ちないと痛いだけだよ。

その瞬間、それまでいる気配が全くなかった二羽の鳩が橋の真下から羽ばたく。

ビックリして仰け反った拍子にノートを落とし、なにげに綺麗なヒロの字で埋まったノートは風に捲れる。
しかし美嘉の髪は全く風になびかない。針金か?
捲れるページは挟まれていた手紙のところで止まる。

ヒロの励ましの手紙を読み終えた時、両親が登場。
「もう大丈夫だよ」
復活はえー

両親に挟まれて歩き出す美嘉。
この間、姉はまだ走り回っている。

時は今に戻る。
公園にゴミ捨てに行った後、家族と待ち合わせ、クリスマスパーティー開始。
この時、姉には二人の子供がいた事から、ドラマにおけるヒロとの妄想劇は3年以上前とわかる。
ヒロが亡くなった翌年から看護学校へ行ったと思えば間違いない。

川原で空を見上げて「ヒロ、どうして照れてるの?」と妄想にふける美嘉に、幼い女の子が「ママ~」と駆け寄る。

全スイーツ(笑)が泣いた。
恋空・完

その後のニュースで双子のジャイアントパンダが生まれたという。

全私が泣いた。


ママ~って、相手は誰だw
ヒロとの子だったら、ヒロが死んだ頃かその年に美嘉の姉も妊娠していた事になる。
しかし、先ほどのクリスマスパーティーには女の子はいなかった。
よって「ママ~」のシーンはクリスマスパーティーからさらに数年後になる。
結婚指輪をしていない、しかし今でもヒロを思う。
テラビッチな結末を迎えたドラマ恋空であった。

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