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理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

国民の怒りが爆発する日

2010年01月28日 10時19分54秒 | 旧・政治・経済、報道

「小沢民主」が乱れ、国民の怒りが爆発する日
大前研一の「産業突然死」時代の人生論

記事から抜粋 

民主党は記憶喪失症に陥っているのだろうか?

“天下分け目”の2009年夏の衆議院選を前にして
小沢一郎代表(当時)の公設秘書が西松建設への
“口利き”問題で逮捕されたのは同3月3日のこと
である。その後、小沢氏が代表では総選挙が戦え
ない、ということになり、鳩山由起夫氏を代表に
して自らは菅直人氏と共に代表代行となり、
選挙を担当した。

 その選挙で圧勝し、鳩山が首相になると、
同9月3日には小沢氏に幹事長への就任を要請して
いる。つまり、小沢代表では8月の選挙が戦えない、
と直前に看板から引きずりおろしてかろうじて
間に合った、という記憶である。

 わずか8カ月前のことである。

国民が選んだ政権は独裁者が支配する政党だった
 今の国民世論では小沢氏は幹事長を辞めるべきだ、
議員辞職するべきだ、というのがすでに70%を
超えている。民主党の支持率も40%を切る、と
いう状況である。専門家は、小沢氏の政治資金
問題は官僚組織を政治主導で作り直そうとする
小沢氏と組織防衛に走る官僚の権力闘争である、
と解説する。

 しかし、国民はそうは見ていない。何はとも
あれ自らの秘書が3人も逮捕された小沢氏がどん
な言い訳をしてもすでに聞く耳を持たない。
それどころか、鳩山首相はじめ多くの民主党幹部
が腫れ物に触るように小沢幹事長の話をするもの
だから、昨年、圧倒的に支持した「政権交代」
とはいったい何だったのか、という思いを強く
している。

 事業仕分け作業の頃には、結果はともあれ、
今までにない大掛かりな予算削減の努力をしている、
良い仕事をしている、と思っていたが、年が明け
てみるとまるで違う世界に突入した。自分たちが
選んだ政権は独裁者が支配するとんでもない政党
になってしまった、という驚きである。

1. 予算は削られていないばかりでなく、
史上最高の赤字国債を発行する。

2. 「正三角形」という外交政策でアメリカ
との関係がギクシャクし始めた。

3. 中国との距離が縮むのはいいが、
どうも朝貢・屈辱外交のようだ。

4. 陳情を幹事長が一手に引き受け、
というのは結局利権の独り占めではないか。

5. 自民党に「政治とカネ」の問題を国会で
追求されるのはブラックジョークだ。
 
このほかにも鳩山首相自らの政治資金管理が
デタラメで、かつ親からの相続・贈与で
あったこと、などが判明し、ツー・トップ
もろともリーダーとしては認められない、
というのが国民の感覚である。そうなると
民主党の今の看板では支持率が下がり続け
るのは当たり前で、どう転んでも反転は難しい。
夏の参議院選挙まで持たないという完全な
「デジャブー」状況となってしまった。

国民は「小沢民主党」とはすでに決別している
 しかし、小沢幹事長が退けば、鳩山首相も後
ろ盾がなくなり、軽く吹っ飛ぶ。迷走と妄言を
繰り返す首相を退陣させれば小沢幹事長も今ま
でのような強権政治はできなくなる、など両者
が一蓮托生であることは間違いない。国民の心
はすでに「小沢民主党」とは完全に決別して
いる。これは検察が今後小沢問題でどう出るか
と関係なく、健全な政党だったら自ら判断し
なくてはいけない局面である。

 しかし、民主党の場合、ここから先が難しい。
というか、まったく五里霧中なのである。衆議院
だけでも300議席を超え、テレビ討論などでの論客
を多く抱えながら、民主党には指導者がいない。
党首経験者は今の首相と幹事長のほかにも菅直人、
岡田克也、前原誠司の3氏など、自民党にも引けを
取らないくらい多士済々の印象を受ける。しかし
、これらの人はいずれも(首相ではなく)野党
党首としてもいかがなものか、という事態を招い
て交代させられている。つまり伸びシロが少な
いことはすでに実証済みである。

 もう一つの問題は小沢幹事長がいなくなったら、
民主党はどうなるのか?と言う問題である。今まで
はカネと選挙、そして人事と基本政策、さらに
連立維持など、すべてに関して小沢氏に一元化
されていた。民主党が旧社会党から自民党まで
の寄せ集めであり、国民新党や社民党との連立が
維持されてきたのは、小沢氏がいたからである

小沢氏がいなくなれば、あるいは幹事長ではなく
なれば、まず鳩山首相が吹き飛ぶ。民主党幹部で
鳩山氏を強く支持する人は少ないからだ。本人に
ビジョンと政策があり、人望と国民的支持があれ
ば別だが、そのいずれも「ない」ことはこの4カ月
で実証済みである。首相になって100日間のハネ
ムーン期間でさえも、言っていることはコロコロ
変わるし、麻生前首相を上回る「アー勘違い!」
発言を連発している。

「最後は自分が決める」と言いながらズルズルと
結論を伸ばすのも、これで4人連続となる「(たたき
上げではない)家業としての」首相に共通の現象で
ある。これは生まれ育ち、染色体などの問題だから、
小沢氏のくびきが外れたら突然変わる、というもの
でもないだろう。鳩山氏は間違いなく、小沢氏と
運命共同体(首相の言葉では一蓮托生)なのである。

長期政権を樹立するための小沢氏の野望
 その後、民主党政権の誰が首相になっても
ピラミッド型に組織を維持することはできないだろう。
独裁者のいいところはイラクのサダム・フセイン
やユーゴのチトーのように、少数派であっても、
国を一つにまとめることができる、という点である。
小沢氏が去れば、民主党は「自民党化」する。
田中角栄氏以降の自民党は「自分党」と言われ
ていたように、森羅万象を取り扱う総合百貨店
である。これは利権が分散しているからである。

 小沢氏は中国利権(田中・橋本氏などが占有)
でも台湾利権(金丸氏が担当)でもロシア利権
(森、鈴木宗男氏など)でも、何から何まで自民
党から移植することに専念してきた。沖縄普天間
の問題でも辺野古を反古にしたのは、すでに自民
党がその利権を押さえているからだ、と言われて
いる。自民党は業界別、地方別、国別に利権を
分散し、それぞれの「専門家」がお互いの利権を
認めることによって長期政権を維持してきた、
とも言える。

 これを一番良く知る小沢氏が利権(すなわち
陳情の対価)を一元化し、強引に既得権益を剥が
して独裁体制の構築に余念がなかったのは、そう
することによって長期政権を築く、という野望が
あったからにほかならない。その意味では小沢氏
はまさに田中角栄の愛弟子であり、「越山会」
ならぬ「陸山会」と言う言葉も35年遅れの
「デジャブー」である。

ポスト小沢体制で起こりえる5つの事態
 今の民主党は小沢氏の強烈な指導体制の下に
首相でさえも意味不明の意思決定を次々としている。
これらがポスト小沢体制の中ではほとんどすべて
宙に浮くことになる。数ある小沢裁定の中から
いくつかの事例を考察してみよう。

1. 鳩山首相では選挙が戦えない、という
理屈で退陣に追い込まれる。

2. JALに送り込んだ稲盛CEO(最高経営責任者)
をバックアップする人がいなくなる。国土交通省
の役人とJALの中の組合や派閥の動きが活発になり
週3勤務の稲盛さんでは押さえが利かなくなり、
改革も宙に浮く。

3. 国民新党と社民党との連立は解消に向かう。
一見まったく必要のないこの連立こそ、まさに夏
の参議院選挙用の便宜であったが、小沢氏以外の
民主党議員でこれを支持している人は基本的に
いないと考えられるので、連立を解消して、必要な
ときにはより政策的に近いと思われる公明党との
連立に向かう。

4. 普天間問題は時間切れとなり、自民党の作った
日米合意を踏襲することになる。

5. 経団連や官僚が民主党を分割支配するように
なる。少なくとも政・官・財の対話が復活し、官僚
の国会答弁も一部復活する。
 
このほかの珍現象としては、「一・一コンビ」の
復活で市川雄一氏を常任顧問にして小沢氏に近づ
こうとしていた公明党は肩透かしを食った形になり、
これを静かに沙汰止みに葬ることになる、なども
想定範囲の事象となる。

続きは  http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100127/207396/?P=5


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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日本人の危機感は正しい (情報屋)
2010-01-28 11:36:44
日籍華人参政支援協会
http://rjhr.duan.jp/
「人権擁護法案」の悪影響です。
インドネシアで「華人差別禁止法」が成立しましたが、これによって、華人が政治的影響力を増した事は事実のようです。
「海外脱出」中国人がカナダで大暴走 ノンフィクション作家 河添恵子
http://blog.goo.ne.jp/publicult/e/f4f0b0377e00cecb18f2d101716c8e20
>民主主義国家であるカナダでは、市民権を獲得しさえすれば、政治の世界にも口出しできるからだ。
 バンクーバー島の南端、ビクトリア市の市長は中国系、リッチモンド市の地元有力議員も中国系で、国政にもかかわっている。
また、某メーカーの日本人女性社長はこう警鐘を鳴らす。
「日本人は順法精神があり、その国のルールを守る反面、『政治はお上に任せればいい』という考えで参加しない。中国系はそうではない。やりたい放題やっておいて、自分たちがマジョリティになると、こんどは自分たちに都合のいいルールを決めて、押し付ける。いまや人数も増えており、同じ利益に向かって団結するため、カナダ社会の影響力も増している」
返信する
情報屋さん (桜咲久也)
2010-01-30 13:58:53
情報ありがとうございます(*`・ω・)ゞ
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