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パキスタンがインド映画全面禁止、批判に報復 -

2016年10月25日 12時25分05秒 | 旧・政治・経済、報道

http://www.cnn.co.jp/showbiz/35090949.html

パキスタン、インド映画の放送禁止 カシミール緊張で 2016.10.22 Sat posted at 17:03 JST

ニューデリー(CNNMoney) インドとのカシミール地方の主権争いが先鋭化するパキスタンのメディア規制当局は22日までに、国内の衛星テレビやラジオ局に対しインド製作の映画やショーの放送を禁止すると通達した。21日から発効するとしている。規制当局は声明で、違反行為は放送業務の認可の一時停止で罰せられると述べた。カシミール地方では最近、両国の実効支配地周辺で銃撃戦などが発生し、緊張が高まっている。これを受けインドの映画製作者の団体は9月下旬、両国関係が正常化するまでパキスタン人俳優、歌手や技術者を起用しないとの方針を表明。同国の映画館チェーンや複数の政党の間でも、今後公開予定のパキスタン人俳優などを使った映画へのボイコットを呼び掛ける動きが出ていた。

一方、パキスタンの映画館もインド映画の上映を拒否する対抗措置で応じていた。メディア規制当局の今回の措置は両国間の「映画戦争」にさらに拍車をかける格好ともなっている。パキスタンの映画館の上映作品は、インド映画製作の中心地である「ボリウッド」に大きく頼っている。興行収入の60~70%はインド映画が生みだしているとの推定数字もある。ボリウッド映画が稼ぐ総収益でパキスタン市場が占める比率は小さいため、メディア規制当局による放送禁止の措置も大きな打撃にならず、被害を受けるのはむしろパキスタン側とも指摘されている。パキスタン内ではインド製作のテレビドラマの人気も根強く、放送が禁止されても抜け道を見付けて楽しむ視聴者が出てくるとの見方もある。

パキスタンがインド映画全面禁止、批判に報復 - 産経ニュース

パキスタン政府は21日から国内のテレビやラジオでインドの映画やドラマなどの放送を全面禁止することを決めた。ロイター通信が20日、報じた。カシミール地方を巡りパキスタン批判を強めるインドへの報復措置としている。インドの娯楽文化はパキスタンでも人気。パキスタン当局によると、家庭向けの販売も禁止されるという。禁止期間は不明。インドの映画業界でもパキスタン人俳優を起用しないよう求める声が高まっていた。

 7月にインド北部ジャム・カシミール州で分離独立派のイスラム過激派司令官が治安部隊との戦闘で殺害され、パキスタンがインドを非難。インドは9月に同州で兵士19人が死亡した軍基地襲撃事件を機に、パキスタンが「テロを支援している」と批判し、両国間の緊張が高まっている。(共同)

 


 

パキスタン政府がインド映画の放送を禁止 国境での紛争がエンタメにも

パキスタン政府が、国内のテレビやラジオでのインド映画の放送を禁止すると発表した。米ニューヨークタイムズ紙が一面で報じた。

9月の国境付近での衝突を機に、印パ両国の緊張が高まっている。

印パ対立の根は深い

両国の対立は、インドがイギリスから独立した1947年にまで遡る。

独立の際、ヒンドゥー教徒の多い地域と、イスラム教徒が多い地域とで分かれて建国した。前者が現在のインド、後者が現在のパキスタンとなった。その際、宙に浮いたまま帰属が決まらず、両国が互いに一部を実効支配しているのが、国境付近のカシミール地方である。この地域の帰属をめぐって、両国間では3度紛争が起きている。9月には、武装勢力がカシミールのインド軍基地を襲撃し、インド兵が計19人死亡した。これを「パキスタン側からのテロ行為」としたインド政府は、9月29日、特殊部隊をカシミール・パキスタン支配地域まで派遣し、武装勢力の拠点を攻撃。印パ両国の対立は深まっている。

この印パ関係の悪化を受けて、インドの大手映画グループは、パキスタン人俳優を起用した映画を上映しないという方針を発信。インド映画監督として著名なカラン・ジョハール氏も、今後パキスタン人俳優は起用しないと発表するなど、インド内でも「反パキスタン」のムードが高まっていた。今回のパキスタン政府による「インド映画の上映禁止」という方針は、インド内での一連の動きに対する「報復」であるとパキスタン政府は述べている。

憎しみの連鎖を乗り越えるための「映画」を

映画というソフトは、「異文化理解」のためにも使えるが、「ヘイト感情」を高めることにも利用できる。しかし、本来人々を楽しませるエンターテインメントである映画が、対立を深めるものとして使われるのは、大変残念なことだ。

両国の対立の歴史は長く、中国の影響もあるため、一筋縄ではいかないが、両国が憎しみの連鎖を乗り越えることを願いたい。また、映画というツールが、国家間の対立を煽ることではなく、相互理解を促し、両国の関係改善に役立つことを祈りたい。(片)

【関連記事】

2016年9月20日付本欄 カシミールでインド兵17人が死亡 中国がうごめく印パ紛争に「光」はあるか

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11939

2016年2月号 宗教対立を乗り越える日本の「調和の力」 - 「慈悲の力に目覚めるためには」 - 大川隆法総裁 法話・霊言ガイド

http://the-liberty.com/article.php?item_id=10662

 

 


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