「宗教に関心」学生 増える傾向
NHKニュース3月21日 4時7分
「現在、信仰をもっている」「宗教に関心がある」と
答える学生が増える傾向にある一方で、いわゆる「カルト教団」の問題への
学生たちの知識が十分ではないことも伺えるとする調査結果がまとまりました。
調査は、現代の学生たちの宗教への関心や考え方を探ろうと、研究者で
作る「宗教と社会」学会などのメンバーが平成7年から行っているもので、
11回目の今回は去年の4月から6月にかけて、全国30の大学の学生を
対象に無記名のアンケート方式で行い、4094人から回答を得ました。
このうち「宗教にどの程度関心があるか」という質問で、
「現在、信仰をもっている」と答えた学生は全体の16.1%で、前の年
より4.2ポイント増えてこれまでの調査で最も高くなりました。
また「信仰はもっていないが、宗教に関心はある」という学生は37.7%で、
「信仰をもっている」という答えと合わせると、53.8%と半数を超えました。
宗教への考え方については、「どんなに科学が発達しても、宗教は人間に
必要だ」という考えに、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と
肯定的に考える学生は、合わせて59.9%でした。
中略
調査にあたった国学院大学神道文化学部の井上順孝教授は、
「オウム真理教の一連の事件が起きた当時と比べると、宗教に対する拒否感
は減少する傾向にあり、全体的に学生の宗教への関心や距離感は、
『オウム事件以前』の状態に戻ったとも言える。一方で、国内では
『カルト対策』に取り組んでいる大学がまだ少ないこともあって、カルトに
ついての知識が十分ではないこともうかがえる」と指摘しています。
詳細
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130321/k10013340111000.html
宗教=カルト的な報道は、止めてほしい
(´・ω・`)でも、確かに増えましたね
、
。
少数派なもんですから、潰され易いんです。
未来のことも考えて、闘わないといけないこともあります。
あとは、邪教かどうか明確な線引きをしないほうがいいと思います。時代によって、説かれる教えが違ってきますので
人間心で定義するのは危険です。自由競争に任せるべきです。
カルト問題は確かに深刻だし、もっと啓蒙が必要だ。しかし宗教を警戒させるのは無意味どころか有害。割りを食うのは真面目な団体。本物のカルトは正体を隠して近寄ってくる。
宗教団体を装った犯罪集団や、営利目的の詐欺集団と真面目にやっているところを混同しないことです。
人間にとって一番大事なものがわからず、騙されるというのは騙される側にもかなりの反省点があると思います。
もちろん、騙す側が悪いのは当然です。
目利きができないのが分かっているからこそ、宗教に近寄らないという選択をする人がいるのでしょう。騙されるほうにも問題があると世間から言われるのなら、なおさらです。
悪質な団体をしっかり取り締まる体制を作って、宗教に安心して近づける社会にならないと、国民の大半が信仰を持つような国にするのは無理だと思います。世の大半は「凡人」ですから。
また『宗教の窓口』という公平な第三者の機関を全国で造り、宗教団体の教祖、信者数、各施設、活動状況、評判、社会的実績、賞罰などを正確に一般の人へ紹介できるようにすれば良いと思います。(窓口でクレーム処理や業務改善命令、宗教団体の脱会がすんなり簡単にできるようにもする)
今の中国と似て非なる宗教政策です。
ですから、自己責任を前提として自由がいいと思います。
やはり公平な第三者の機関の協力で宗教団体の脱会、退会がすんなりとできるサポート体制がある程度必要だと思います。