フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(28)が大きな〝影響力〟で、改めて世界を驚かせている。

 国際スケート連盟(ISU)は11日までに2022年度の収支報告書を公表。収入源の現状に関する記載には「広告費はデジタルにシフトしている。GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の存在感が高まる中で、ISUの主要市場である日本でも同様の動きが加速している。さらに日本の人気スケーターが競技界から去ったことも、この問題をさらに深刻にしている」とつづられている。

 この見解に対し、ロシアメディア「SPORT24」は「ISUは日本のフィギュアスケーター・羽生結弦のプロ転向がフィギュアスケート全体の人気に与えた影響を指摘した」と報道。同国メディア「sports.ru」なども、収支報告書を参考に同様の内容を伝えた。

 日本のネット上では「普通にわかることですやん」「当然のことながら何を今さらの大合唱ですね」などの意見が続出。活躍のステージを変えてもなお、羽生の存在感は別格というワケだ。