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かーたん日記

日々の事や猫の事など、とりとめのない話ばかりです。

バサラオ・大阪公演

2024年10月13日 | 劇団☆新感線

昨日は、約2年ぶりに新感線の舞台を観に行ってきました。

 

新感線での生田斗真と中村倫也の共演は約8年ぶり。

8年前の舞台は残念ながらチケットが取れなかったので、生田斗真の舞台を観るのは「Cat in the Red Boots(2007年)」以来。

中村倫也は、新感線ではない舞台(2009年の「流れ姉妹 たつことかつこ 獣たちの夜」)以来15年ぶり。

ちなみに、中村倫也に関しては本来ならば、2020年に彼の出演舞台のチケットが取れて、そこで初めてのはずだったんですが、コロナ発生で直前になって上演中止になり、その後も彼は新感線には参加していてその際もチケットは取ったんですが(2021年10月30日の舞台)、まだまだコロナが落ち着いていなくて遠出するのに躊躇していたのと公演日の少し前に父が寝たきりになるかも・・・という事態に陥りこの時も行くのを断念してしまいました。

https://blog.goo.ne.jp/sakuracat/e/f62b7f1f9b76541855b927037ca6da78

そういう意味ではようやく二人が観られる舞台でした。

ここからざっくりとした感想になりますがネタバレもあるので、見たくない人はここで終わっていただければ。

生田斗真演じるヒュウガは自身の美貌と目力で人を魅了する不思議な人物だけど、自分の行いを邪魔するものはたとえ国といえどもつぶしても構わないと考える恐ろしい人物でもある。

中村倫也演じるカイリもともと幕府の隠密だったもののその生活に疲れ果ててその任務から足を洗おうとして幕府の将軍から命を狙われる羽目に。

カイリは狂い咲き桜下で自身に魅入られた女性たちとともに「バサラ」の宴にを催しているヒュウガに出会う。二人はここで手を組むことになるんですが、そこからはとにかく騙し・騙されの応酬。

はっきり言って登場人物のほとんどが悪人だし助からないし。 

舞台を観た感想としては、久々の新感線らしさの詰まった舞台でした。

いのうえ歌舞伎ではあるものの、歌も盛りだくさんでRシリーズにも近い感じでした。(Rシリーズと違って生演奏はありませんが)

オープニングも狂い先の桜の木の華やかなセットの中、中吊りで登場するヒュウガやタイトルの演出なども、最近物足りなさを感じていた中、久々にいい感じの演出になっていました。

主演ふたりが歌がうまいので、歌唱シーンも聞きごたえばっちり。

殺陣もとてもうまいし見ごたえ抜群。

古田さんも非道な帝っぷりが見事。ただ、やはり寄る年波に勝てないのか殺陣の部分がかなりスローになっていて動きも小さいので、はたから見ると手を抜いているように見えてしまうのが残念。でも存在感はさすがでした。

西野七瀬さんはテレビで見ていると無表情で一本調子なせりふ回しの印象でしたが、この舞台ではせりふ回しも起伏が激しかったし、殺した男しか愛せずなおかつその男のどくろを首にかけているという変態っぷりもい違和感なく演じられていました。

りょうさんはあの顔立ちなので和装とそれに合わせたメイクがとてもよく似合っているし、さすがの貫禄。

 

30分の休憩を含めて3時間30分強の舞台でしたが、中だるみもなく最後までとても楽しめました。

ただ、最後の最後で一つ解せないことも。

そヒュウガがいよいよ念願のヒノモトノの王になる前日、今まで味方を装っていたカイリがヒュウガに牙をむくんですが、それはある復讐のためにヒュウガが王になる直前の気持ちが絶頂になっているときに絶望に突き落とすべく命を狙うんですが、その理由が(舞台の冒頭でヒュウガに魅入られた女性たちが、彼を守るために役人と戦い命を落とすんですが)ヒュウガをかばって死んだ女性の中ひとりが、カイリの村(ヒュウガが焼き払った・・・ちなみにヒュウガとカイリは同じ村の出身)にいた女性で、カイリはひそかにその女性を想っていたから(ちなみに名前は知らないんだとか)

ここまで綿密にヒュウガを殺す計画を立てた割にはその理由がかなり弱すぎませんか?例えば、ヒュウガが村を焼き払った際に家族が殺されたとかならまだわかるんですが。

ただ、ヒュウガが言うには子供の頃からカイリはヒュウガを睨んでいて、その時点でカイリはヒュウガを殺したがっていたというんですが、ではその理由は・・・・というと特に明かされることはなく、最後の最後で動機がぼやけたかなと。

ただ裏を返せば、子供の時からの嫉妬とか一目ぼれの名も知らぬ女性の死が理由とかでここまで手の込んだ復讐を・・・・て事は、カイリもかなりの悪いヤツってことになるのかな。

あと、もう一つ解せない部分。

これも最後の最後のシーンで、ヒュウガを狙ったはずのアキノ(西野七瀬)の毒矢が誤ってカイリに刺さり(アキノの目はヒュウガに切られ失明しているのでりょうさん演じるサキドに位置を教えられながら矢を放った)、その刺さった矢を抜きざまにヒュウガに刺したんですが、カイリがヒュウガに唯一の解毒剤を差し出すも、それは飲めば確かに解毒作用があるものの、代わりに顔が見にくく崩れていくという恐ろしい副作用付。

ヒュウガにさあどうすると詰め寄ると、ヒュウガはそれを口に含みカイリに口移しで飲ませる。

そして、民衆の前で自身は毒矢で死にカイリは助かり顔が醜くなり、多分王になる男を殺した男として認識される。醜い顔のまま罪人として生きろということなのかな?

ただ、その割には口移しで解毒剤を飲まされてもカイリの顔がただれるという演出がなくそのまま終わってしまった。どういうこと?

このふたつが楽しかった舞台で唯一の疑問符が付いたところでした。

ちなみに途中で何度か生田斗真が歌舞伎のような動作をするんですが、六方指導として尾上松也さんが参加してたんですね(メタルマクベスの縁?)妹もあの動きは格好良かったと絶賛でした。

で、いつも場転のたびにスクリーン映像が入っていつもだと映像に説明の文面がスクリーンに映るんですが、今回はそこに珍しくナレーションが入っていて、誰かいなと帰ってから配役表を確認したら、(生田斗真の)弟君でした。口調からしてアナウンサーさんかな?とは思っていたんですが、まさか弟君だとは。

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薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-

2022年10月09日 | 劇団☆新感線

昨日、新感線の舞台を観に大阪へ行ってきました。座席はかなりいい席でした。

舞台の観劇自体が約1年ぶり、新幹線の舞台に至っては「けむりの軍団」以来、実に3年ぶりです。

体に響く音楽、久しぶりの感覚に心臓が高鳴りました。

客演の石田ニコルちゃん、神尾風珠君はとても歌がうまくて生瀬さんは時に恐ろしく時に面白い抜群の存在感の悪役でした。天海さんは相変わらずの美声に美しい身のこなし。前回同様舞踏会での男装シーンは、舞台の中で一番の盛り上がりでした。

シャルルが今回登場しないのは残念でしたが、しっかりVTR出演で笑いをかっさらっていました。

残念なところは、いつものクライマックスでの名乗りのシーンがエンディングのシーンになったので、ちょっと盛り上がりに欠けたこと。

あと、殺陣が古田さんを始めみんな動きが遅くてモタモタした感じが。古田さんや粟根さんは年齢的に致し方ないとこもあるし、天海さんは正直過去の新感線の出演した際にも殺陣が得意なイメージはなかったので、今回も予想通りなんですが、若手の客演の方たちも殺陣の経験がないのか動きにキレがなくて全体的に物足りない殺陣でした。

お芝居以外で残念だったのは、配役表がなかったこと。

いつもだと、座席に置かれている様々な公演チラシと共に配役表が同封されていて、観劇中もそれを観ながら配役を確認していました。

ところが、今回は数ある公演チラシは袋に入れられた状態で入場直後のボックスに大量に入れられていて、観客が各自取っていくシステムになっていました。ところがその中に配役表は同封されておらずどこかに表示されていたQRコードで読み取る形式になっていました。

これでは観劇中は当然携帯は電源を切らなければならないので、観劇中の配役が確認できません。

今公演のチラシも入っていませんでした。私の中で実際に観劇した記念品代わりに私は配役表とチラシをとっておくんです。(パンフは、今はイーオシバイとかで注文できますから、本当に観劇に行ったという証拠になりません)

唯一、実際に行ったという形に残っているものはこれだけでした。

チラシや配役表の印刷代に費用がかかるのはわかるんですが、思い出としてほしかったかなあ。

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同じゲキ×シネでも

2022年03月19日 | 劇団☆新感線
今日は、偽義経冥界歌がWOWOWで放送されました。

DVDは購入済みなんですが未だ鑑賞していないまま、放送当日になり、一応録画しながら鑑賞しました。

私は新感線の舞台は好きですが、最近のゲキ×シネ及びDVD化された映像には不満があります。

元々ゲキ×シネは、舞台を観られなかった人には舞台を観ているかのような感覚を、観た人にも観たときと同じような感覚を再び味わうため、というのが目的だったはずです。

ところが、いつしかその目的はどこへやら、いつのまにか如何に映画に近づけるかというのにすり替わっています。

その結果、カーテンコールは特典映像に移動し、劇中は所々合成等の手が加えられてしまっています。
私は、幕開けからカーテンコールまでが舞台だと思っているし、ましてや血しぶきや(ゲキ×シネ版阿修羅城の)緋の糸縛りでの糸の合成はもってのほかだと思っています。

しかし、今回の偽義経を観ていて気付いたことがあります。

生田斗真主演の舞台だと、限りなく舞台のまんま・カーテンコールまでひとつの映像で繋がった本来私が求めていた形の映像になっているな、と。

以前の「ブァン!バン!バーン!」もカーテンコールまでつながって且つ限りなく手を加えられていない映像になっていました。

ただ、この時はこの作品がゲキ×シネになっていないからだと思っていたんですが、今回の作品はゲキ×シネ作品でしたしね。

ジャニーズ事務所がかかわってるからなのかな・・・・と思ったんですが、よくよく考えたら「花・鳥・風・月・極」も割と素直な舞台映像且つカーテンコール付きになっているので、回転劇場の作品から原点回帰したのかなと、ちょっと期待。

あと、今更ながら気づいたのですが、偽義経のDVDの箱をよくよく見たら、私がかつて好きだった副音声もついている!!

ちなみに、今日は乱鶯とけむりの軍団のDVDが届いた。

乱鶯はすでにWOWOWで放送されていて、粟根さんの幽霊姿を消したり等の加工が残念ながら悪人されているので期待していませんが、けむりの軍団はどうぞ私の好きな素直な映像でありますように。


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喜べない

2020年11月13日 | 劇団☆新感線
新感線の来年春の公演が発表された。

いつもなら、喜んでチケット発売日を待ちわびて、当日になったら速攻で申し込むんだけど・・・・喜べないよね。

まず、いつまでこの状態が続くか分からない状況で、東京へは(特に遊びが理由では)行けない。

そして、このコロナ禍を鑑みてキャストの人数削減で、古田さんやその他の中堅の劇団員さんは出るけど、粟根さんや聖子さんやじゅんさんが出ない(今回発表されたのが春公演なんで、他の劇団員さんはひょっとすると秋から冬にかけての公演に出るのかもしれないけれど)、ゲスト陣も阿部サダヲは興味あるものの「フレッシュな二人」とする方は正直興味ない(ファンの方、ごめんなさい)

正直、ネタものは映像化されにくいので(ただ、紅天狗は元ネタのあるパロディながら、映像化されているのでひょっとしたらひょっとするかもしれないけれど)できれば観たいけれど、とにかく東京の感染状況が改善されるという保証がなければチケットは取れない。

なにぶん、うちは自営業。

経営者の立場で、遊びで東京へ行ったがために感染しました・・・・では示しがつきませんし、私は初期とはいえ糖尿と高血圧を抱えていて罹るとリスクを伴う立場なので、人一倍気を付けないと。

昨日の決算の話も出たばかりだし、公演が決まったからと言って浮かれられる気持ちにはなりません。
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半沢直樹

2020年08月11日 | 劇団☆新感線
今度の5話に粟根さん出るんですね。

どの程度の頻度か知りませんがちゃんと役名もついている。

粟根さんを民放の地上波で(この間のWOWOWは除外)お見かけしたのは、去年のVS嵐(「偽義経冥界歌」の宣伝のためのゲスト出演)以来だから1年半ぶりかしら。

しかも、ドラマ出演として私が前回拝見したのはずいぶん昔、それも2本ともNHK。

民放の地上波は初めてかも。

ただ残念なのは、入れ替わるように古田さんと成志さんが入れ替わりに抜けてしまったこと。

まあ、でも一応録画しておこう。
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劇場の灯を消すな!

2020年08月02日 | 劇団☆新感線
先月から月一で放送されているWOWOWのオリジナル番組。

先月はシアターコクーンで松尾スズキ率いる大人計画による番組でしたが、昨日は劇団☆新感線による、サンシャイン劇場版でした。

粟根さんの勝手な劇場案内、古田さんと成志さん+ゲストによる勝手な座談会、井上さん傘下の勝手な聞き放談、最後は高田さんと入江雅人での二人での朗読劇。

ちなみにこの番組では、毎回朗読劇を行うというのが共通した企画になっているようです。
で、冒頭から粟根さんによるサンシャイン劇場の解説付き案内。

粟根さんがテレビで、しかも素のしゃべりでここまでがっつりテレビに出ることはないので、ある意味貴重な映像です。

勝手な座談会は、古田さんと成志さんのコンビなのでそこはもう安定の面白さ・・・・に加え、店長に扮してじゅんさん演ずると轟天、店員さんとして中谷さん演じるウマシカさんも参加するので、面白くないわけないじゃないですか!!

もう純粋に笑わせていただきました。

ただ、トークの中でチラッと「踊れいんど屋敷」が紹介された際に、上演が2008年とっていましたが、あれ、間違いなく2000年の間違いですよね。

勝手な聞き放談は、演劇ジャーナリストの女性がいのうえさんに聞きまくる内容ですが、ワカドクロに対して熱く語るんですが、この作品を選んだ理由としてはごくごく簡単「格好いいから」と、結構ミーハーな理由。

この作品を映像を観ながらいろいろと聞きまくるわけですが、これを観ているとまた観直したくなっちゃいますね。

朗読劇は、入江さんはもともと一人芝居が得意な方なので、さすがというか・・・・ただ、雲南や出川哲郎と同じ劇団SHA・LA・LA出身という事で、彼らと歳はほとんど同じはずなんだけど、なんというか、髪型のせいなのかもしれないけれど、ずいぶんおじいちゃんっぽくなっちゃってるというか・・・・・わざとそういう役作りだったのかもしれないけれど。

高田さんも、ただ朗読するだけでなく声色の変化や表情の変化がとても巧みで、さすがでした。

番組全体としては、新感線ファンからするととても見ごたえのある内容でうれしい限りだったんですが、長尺版をオンデマンドで・・・・とかいうのは勘弁してほしいです。

近年どのドラマやバラエティでもそうだけどそれだったらちょっと一昔前にやったように放送しきれなかった部分は深夜で・・・・ていうくらいにしてほしいなあ。
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やるんだ

2020年03月18日 | 劇団☆新感線
「偽義経冥界歌」の東京公演、予定通り19日から上演されるとのこと。

私は20日のチケットを取っていたのですが、早々に諦めました。

最初は上演されれば行く気満々でしたが、同行する予定だった妹が今回の新型コロナウイルスの騒動で行く気をなくしていたこと。

自営業をしている立場上、遊びに行ったあげくにウイルスにかかりました・・・ではシャレにならないと家族に言われたこと。

仮に私一人で観に行ったとしても、帰りはどこにも寄らずに何も買わずに速攻で帰るように言われ、それじゃあ旅行気分にも浸れないしビクビクしながら東京に行くのもなんかしんどいな、ということで私自身も行く気が削がれてしまい(まあ、去年大阪で観に行っているからというのもある)、じゃあ行くのやめた・・・・となりました。
そうこうする内に、政府からの自粛要請で中止期間が17日まで延長され、19日から再開となっていたものの、ここ数日のうちに国立劇場や松竹関連の劇場、さらにはジャニーズの公演まで、自主的に今月いっぱい公演中止が決定となり、偽義経の主役もジャニーズだし、ひょっとして新感線も今月いっぱい・・・・と思っていたら、予定通り続行の知らせ。
http://blog.vi-shinkansen.co.jp/?p=2982

感染防止対策を色々とるとはいえ、かなり勇気のいる決定かと。

先日、宝塚が1日開演しただけで賛否が出ましたからね。

それに万が一誰かひとりでも感染者が出たら、責任問題が生じます。

もちろん、それを承知の上であえての再開でしょうからかなりの覚悟の上だと思います。

演者もスタッフもかなりの緊張感でしょう。

こうなれば、なにも起こることなく無事に済んでくれることを願うしかありません。

ここまで長期間にわたる閉塞感をどこかが打破して欲しいという気持ちもあるし、かといって感染が広がるのも阻止したいし、この匙加減がなかなかに難しいところです。

個人的には、あまりにも過剰なまでの恐怖感を抱くよりは、基本的な対策(徹底した手洗いとマスク)を個人個人がきちんとしていけばいいと思うんですけどね。

あと、仕事ならいざ知らず、この時期に海外旅行に行くのだけは勘弁してほしいかなと(それくらいならばせめて国内旅行で地方の観光地を支援するとかさ)
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けむりの軍団

2019年08月18日 | 劇団☆新感線
昨日、新感線の観劇で東京へ。

約2年ぶりの(東京では)豊洲以外の劇場。

今回は赤坂サカス内の赤坂ACTシアター。

やっぱ施設内に飲食店がいっぱいあるのはいいよねsymbol1

豊洲の時は劇場周辺にはコンビニはおろか自販機1機すらなかったからなあ。

途中から屋台はいくつか出てたけど、夏場のくそ暑いときにあったかいフード食べる気ないし、母が同行すると母は肉がダメだから肉料理は選択肢にないし。

劇場内にも多少のフードやドリンクはあったけど落ち着いて食べられないしね。

その点、サカス内はレストランいっぱいあって楽しいこと。

昨日はとても蒸し暑かったので「藪そば」でツルっとサッパリとお蕎麦。

以前、大名古屋ビルヂングに出店していた東京のお蕎麦屋さんで食べたとき、とてもしょっぱくて(名古屋ではそばつゆにはみりん等が入るからちょっと甘めなんだけど、ここではその甘みが全くなかった)、東京に行った際に食べた東京ラーメンと銘打たれたお店のラーメンもしょっぱかったので、東京のはしょっぱいんだと印象があったので今回も心配だったんですが。

実際はそんなことなくとっても美味しくいただきました。
さて、肝心の舞台の方ですが、久々の痛快活劇といった感じ。

ただ、いつものネタものとは違うし、かといっていのうえ歌舞伎のような悲劇な感じや重々しい感じは抑え気味。

二つのジャンルをバランスよく融合した感じかな。

その中でも古田さんと成志さんのタッグは、もう安定の面白さ。

ただ、ネタものではないせいか成志さんのはじけっぷりも今までのネタものに比べると少しだけ抑え気味かな。

早乙女太一は、この舞台の中で唯一悲劇性を背負った立場・・・とはいえ、こちらもいつものいのうえ歌舞伎ほどではなく、どもり癖がひどくて相手に言っていることが伝わらないという面白キャラを一生懸命演じてられました。

ただ、彼はイケメンな上に表情があまり変わらないので、お笑いキャラに完全になりきってない感もあるものの、それはそれで初々しさもあり(田中圭バリにコロコロ表情を変えられる器用さがあればいいんだけれど)

舞台は休憩20分を入れて3時間ちょっと・・・・でもあっという間でした。

完全なる悲劇にはならないのでストレスフリーで観ることができました。

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偽義経冥界歌

2019年03月17日 | 劇団☆新感線
昨日は「偽義経冥界歌(にせよしつね めいかいにうたう)」を観に、大阪へ。

観劇で大阪へ行くのは3年ぶりでしょうか。
https://moon.ap.teacup.com/0902/1313.html

久方ぶりに降りた新大阪は、、お土産もずいぶんおしゃれなものが増えて駅弁もいい感じのものがいっぱいに。

まあ、それはおいといて。

会場は私にとっては初めてのフェスティバルホール(新感線としては過去にも生田斗真主演の舞台で使っていますがその時は私、初めて新感線のチケットが取れなくて観劇していないので)



会場は名古屋で言うところの愛知県芸術劇場のような雰囲気のホールでした。

妹母は1階席の17列のドセンター、私は2階席の4列目でした。

私は2階席のフロアにあるトイレに入りましたが、1階に比べて2階席のキャパは断然少ないのに、トイレは26個もあり(ただし狭いけど)、スタッフの方が誘導するのもあってか、トイレに入れるまでに5分かかったかどうか。

1階フロアのトイレが激込みならば2階フロアで入った方がいいかも。

ネタバレもあるので続きは次ページにて。

これから観劇予定で観たくないって人はここまで。
タイトルが「偽義経冥界歌(にせよしつね めいかいにうたう)」というだけあって、主人公である偽義経こと玄久郎は1度死にます。

で、生き返って苦悩しながらも自身を犠牲にして、自身とともに生き返って悪行を繰り返す先祖たちを倒していくわけです。

なので2幕からは、生田斗真ら生き返る人物を演じる役者さんはみんな白塗りです。

話としては常にだれかが戦っています・・・まあ、要は陣地争い・権力争いに端を発したお話ですからね。

今回の演目は、従来の新感線らしいものに・・・と聞いていましたが、それでも以前に比べると歌や踊りは少なめ。

1幕は人物紹介や物語の発端等、説明的なものが多いので結構詰め込みすぎかな・・・と思わないでもなかったですが、2幕からは怒涛の展開で後半は泣けるシーンも。

特に黄泉津の方(よもつのかた)の最期のシーンは、妹曰く「IZO(森田剛主演の新感線の舞台)以来の号泣」だったらしい。

まあ、最後の玄久郎が去っていく(死をイメージした)シーンは、IZOの以蔵が処刑場へ向かうラストのシーンに似てるかな・・・・と思ったかな。

でも、演出というか見せ方がさすがでとても感動的でした。

もう一度観たいけど、なにぶん公演期間が短い。

来年の東京公演のチケット確保に賭けよう。
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長い!!

2019年03月08日 | 劇団☆新感線
今度観に行く新幹線の舞台「偽義経冥界歌(にせよしつね めいかいにうたう)」の上演時間が発表された。

1幕が1時間35分で休憩25分を挟んで2幕が1時間45分。

つまり休憩を入れて3時間45分という長丁場。

13時開演でも、終わって劇場出るころには夕方5時近く・・・・終わってから京都へ行って夕飯食べたいんだけどなあ。
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