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かーたん日記

日々の事や猫の事など、とりとめのない話ばかりです。

よりによって

2016年06月15日 | 狂言
秋に行なわれる、茂山家のW襲名披露公演。

現在の当主である千五郎さんが、亡き父の「千作」という名を引き継ぎ、長男の正邦さんが新たに「千五郎」の名を継ぎ茂山家の当主になります。

そんな貴重な襲名披露公演、名古屋でもあるので是非観に行きたく、会員先行予約をせねば・・・・と申込日を見たら、6月18日(土)10:00から。

かかりつけの病院への診察日時も6月18日(土)10:00から・・・・なんてこったい。

それを聞いた妹が「じゃあ、お姉ちゃんが診察を受けている間に私が代わりに電話しとくよ」

ありがたや・・・・と思いきや。

先日、人間ドッグの結果が届いたと言うことで、結果をかかりつけの先生に見せなきゃならないのと、妹は人間ドッグ当日、尿検査が実施できなかったので、今回ついでに尿検査を受けると言うことで、妹も電話できなくなりました(;´д` )

今年は上半期だけでトラブル続き。

得意先は自己破産、母は腰のヘルニアが悪化、妹は原因不明の手足のしびれ(脳・頸椎のMRI検査と末梢神経の伝達の早さを調べる検査をしましたがどれも異常なし)、私は右目の視野欠落だけでなく今度は左目に変性(黄斑変性になりかけ)、子宮頸がんの検査も大至急しなくちゃならない。

・・・・神様、嫌がらせですか?
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お豆腐の和らい2016

2016年05月06日 | 狂言
昨日は、年に一度のお豆腐の和らいの名古屋公演でした。

しかしここでトラブル。

一緒に行くはずだった妹が、前日の知人との飲み会で酔いつぶれ、二日酔いで動けずまさかのドタキャン。

こういうときに限って、席は最前列のど真ん中。

役者さんたちからするとここの空席はさぞかし目立ったんでしょうなあ・・・・・ase

さて、この日は出番のないはずの宗彦さんが、スタンプ係とサイン係を兼用されてました。

しかしここでトラブル発生。

宗彦さんが会場に入ってきて、スタンプでミスをしたと・・・・なんでも、この公演ではスタンプを2個押すところを間違えて1個しか押していなかったとか。

慌てて会場をを廻って、自身がスタンプ担当をしたお客様を探していました。(スタンプは宗彦さんと網谷さんが担当されていました・・・・私は網谷さんに押していただきました)

そして解説の鈴木さんから、宗彦さんに関するもうひとつのアクシデント。

宗彦さんは、前日に名古屋で仕事をされていて、この公演があるとということで栄・伏見に宿泊してそこから、今回の公演会場・名古屋市北文化小劇場に出向いたわけですが、なぜかここまで2時間かかったとか。

伏見から会場までは通常、車ならば15~20分程度の距離。

彼は一体どういった手段で会場まで来たんでしょう?
ここからは本題の感想。

今回のお豆腐の和らいのテーマは「春夏秋冬」

それぞれの季節を題材にした狂言を採り上げていました。

土筆(つくづくし)・・・・簡単に言えば、甲と乙の男2人がそれぞれに読む古歌の最後の言葉の勘違いを、お互いにからかい合う内容なんですが、初見ではなく二度目かな?

以前はなんとなく観ていたせいか、この番組の面白さはいまいち分からなかったんですが、今回はとても分かりやすく楽しかったです。

が・・・甲を演じてらした井口さんの手と足が細かく震えていたように見えたのは気のせいでじょうか?

瓜盗人・・・・これは初めて観ましたかね。

これは案山子に化けた畑の主と素人とのこっけいな掛け合いが楽しかったです。

狐塚・・・・太郎冠者と次郎冠者のビビリ具合が秀逸。

茂山家の狂言は、こういう滑稽で楽しい番組では野村家と比べると格段に面白い。

表情豊かに演じるので、現代劇に近いものがあるのかも。

子の日(ねのひ)・・・・狂言で女が頭から着物をかぶっている場合、さらに男が一目ぼれする場合は、被っている着物を取ると女が醜女(しこめ)であるというオチはお決まりのパターンです。

この番組も然り。

女が出てきた時点でオチが分かってしまいました。

ちなみに子の日は冬と言う事でしたが、本来は春だそうですが、時期的に新春と言う事で、実質的には冬のようなものなので、今回の公演では無理やり冬の狂言と言う事にしたようです。

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狂言ござる乃座in名古屋・19th

2016年04月25日 | 狂言
昨日、名古屋城にほど近い名古屋能楽堂にて、毎年恒例の「ござる乃座」名古屋公演に行ってきました。

去年は残念ながら人間ドッグと被ってしまい観に行けなかったので、2年ぶりの観劇です。

名古屋能楽堂は、他の能楽堂に比べると比較的新しく(とはいえ来年で20年経ちますが)、会場も広めです。(大体の能楽堂はキャパ400ほどなんですが、名古屋能楽堂は600を超えます)

ちなみに、他の能楽堂にはない特徴として、ここは毎年能舞台の松の絵が、若松と老松で交互に変更されること。(普通は老松のみ)

ちなみに今年は老松でした(開演前に撮りましたが、フラッシュをたくと周りの方が迷惑と思いフラッシュをたかずに撮りました・・・その為、若干画質が荒いです)


若松だとこんな感じ↓
http://moon.ap.teacup.com/0902/275.html
さて、観劇の感想ですが・・・・

最初の番組は「梟山伏」・・・・茂山家だと「梟」というタイトルになっています。

様子のおかしい男を治して欲しいと、男の兄が山伏に依頼するんですが、男は梟に取り憑かれていて、山伏の祈祷の甲斐もなく程なくして兄も取り憑かれ、しまいには山伏まで取り憑かれてしまうという話。

この番組、私は茂山家でさんざん観ていて結構好きなんです。

上演時間が長すぎず、オチもしっかりしていて気楽に笑える番組です。

が、多少のオーバーアクションを入れてでも、お芝居を観るような感覚で気軽に笑える演出にしている茂山家とは違い、日頃から所作の美しさを重要視する野村家だと、こういう番組は笑いも控えめ。

茂山家では、山伏が最後のオチで滑稽になるようにからか、登場したときから大げさに偉そうにしている演技をし、最後に梟に取り憑かれた兄妹に襲われるときは、これまた大げさにビビるんですが、今回の山伏は終始無表情で大人しい感じ。

梟に取り憑かれた演技も、茂山家の方が一枚上手でした。

次の番組は鎌腹。

なかなか山に働きに行かない男に、業を煮やした妻が鎌を持って追い立てるのを、仲裁人が見つけて止めに入るモノの、男は鎌で腹を切ると宣言。

しかし、妻は男の宣言はどうせ当てつけだと取り合わず、仲裁人と共に立ち去ってしまい、引っ込みがつかなくなった男は何とかして腹を切ろうとするモノの、結局は出来ないまま。

ちなみに、解説によると昔は「腹切らず」と言うタイトルだったそうですが、オチがタイトルになってしまっているので、「鎌腹」の方が良いですね。

この番組は、珍しく男が妻の鎌による攻撃から(悲鳴を上げながら)逃げてくるシーンから始まります。

普通、狂言って大概は「この辺りに住まい致すモノでござる」等の名乗りから静かに始まるもんですが、最初から騒がしく始まるのは滅多にないですね。

で、こちらも以前茂山家で観たことがありますが、最初の悲鳴はやはり茂山家の方が迫力満点でした。

野村家の品の良さが良くも悪くも作用してるな・・・・と感じました。

次は初めてでして、舞囃子「頼政」

こちらは、どちらかというと能に近い形でして、狂言師は出てきません。

その名の通り舞と囃子です。

私はこの辺は一切詳しくないので(演者の方々には失礼な話ですが)、自分、よく寝ないで最後まで観られたなと。

でも囃子や謡い等、厳かな感じで滅多に味わえない雰囲気を経験できたことはすごく良かったと思います。

最後は「通円」

解説によると、先ほどの「頼政」のパロディ的要素があるそうなんですが、通円と頼政がセットで上演されるのは珍しいそうです。

で、通円というのは亡霊なので、演じる萬斎さんは面を付けての演技です。

通円が如何にして死に至ったのかを、舞と謡にて表現するんですが、300人の道者を相手に1人残らず茶を点てようと孤軍奮闘する様子がロボットのパントマイムみたいで、以外とクスリと笑わせられる番組でした。

ちなみにこういう番組だと、所作の美しさ・謡の上手さ(特に萬斎さんは声質が良く声の伸びが良いから、聞き惚れます)は野村家の方が格段に際立つので、見応えあります。

何だかんだで最後まで楽しかったです。

ちなみに能楽堂あるある。

お客さんの中には、必ず「正面席」と「中正面」席を勘違いして、違う席に座ってしまい、本来座るはずの別のお客さんに指摘されて、慌てて自分の正しい座席に移動する人が居ます。

能楽堂って、「正面」「中正面」「脇正面」と席の種類がありますが、「中」とつくせいか、中正面を正面席と勘違いする人が結構居るんですね。

が、実際は「正面席」が舞台から観て真っ正面の席なんです。
https://www.bunka758.or.jp/scd24_p03.html
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襲名披露公演

2016年03月04日 | 狂言
先日一報が届いた、千五郎・正邦親子の同時襲名披露公演。

早速、会報が届き公演の詳細が。

とりあえず名古屋公演は土曜日なので良かった・・・・そして「唐相撲」をやると言うことでかなり楽しみですが、チケットが取れるかどうか。

茂山家の公演は、本拠地である京都や大阪では知名度抜群なので、会場は満席になりますが、こと名古屋になると知名度がまだ広まりきっていないせいか空席が目立つことも。

しかし、今回は襲名披露公演ですからね・・・・とにかく数ヶ月先の会員先行予約にかけますか。
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新しくなる「茂山千五郎家」

2016年02月29日 | 狂言
今秋、千五郎さんと正邦さんが同時襲名だそうで。

これで千五郎さんが五世・千作に、正邦さんが十四世・千五郎となり、正邦さんが新たな当主となるわけです。

滅多にない大きな転換期です。

名古屋でも襲名披露公演があるそうで、興味がありますが、チケット取れるのかしら・・・それ以前に万が一、公演が平日だと、観に行くのはできませんが。
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お豆腐の和らい・2015 名古屋公演

2015年09月21日 | 狂言
今年は、父の介護の関係上、今年初めての狂言鑑賞になりました。

今年は、「狂言ハイブリッド」と称し、去年好評だった東京公演「狂言解体SHOW」と、名古屋・京都公演「狂言experience」を合体。

最初の番組「雁礫」は通常通り、次の番組「太刀奪」は解体SHOW・・・つまり、演じている最中に演技を止めて、司会の千三郎さん初め、各シーンの解説をすると言うもの(ちなみに、解説の間、演者は止められたシーンのまま、じっとしなければなりません)

一番気の毒だったのは、後見の鈴木さん。

後見として舞台に現れ、正座をしようと中途半端に屈んだところでストップをかけられたので、長いこと中腰のままでした。

最後の「千鳥」は狂言experienceで謡の部分を観客も一緒に謡うという趣向でした。

やはり一番楽しかったのは、二番目の「解体SHOW」で、解説が入ることで、納得できる部分が多かった事と、わざと演者が大変なところでストップをかけられるので、楽しさも倍増でした。

ただ、今回は珍しく例の謡がないまま終わってしまって、あれ!?と思いました。
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なんでかなあ・・・・

2015年06月11日 | 狂言
今年の茂山家、お豆腐の和らい・・・9月21日(月・祝)

なんでかなあ・・・・祝日と言うことは、父を家族だけで見なきゃならない日だよなあ。

どうやったって無理じゃない。

今年のござる乃座は人間ドックと被っちゃって観に行けなかったし・・・今年は狂言とつくづく縁がないなあ。
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今年は断念・・・

2015年03月17日 | 狂言
毎年恒例の「狂言ござる乃座 in NAGOYA」、人間ドッグの日と重なってしまい観られなくなりました (ノД`)・゜・。

自分の場合、去年の人間ドッグで初めて初期の糖尿と診断され、血圧もかなり高かったので受けないわけにはいきませんから。

命あっての物種、また何らかの形で名古屋で公演があればそちらで、そうでなくても来年のござる乃座で必ず観ます。
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お豆腐の和らい2014

2014年11月02日 | 狂言
昨日は京都へ「お豆腐の和らい」を観に行ってきました。

今回は、名古屋公演当日が妹の用事と重なったので(妹の用事とは、知人に誘われたウルフルズのコンサートだったのですが、当日台風直撃の可能性大という事で、コンサートは中止になり、振替公演に決まりました)、今年は京都公演に行きました。

公演前に南禅寺を観に行ったり、昼食を摂ったりしていたので、開場に着いたのは開演30分ほど前。

チケットのもぎりは相変わらず茂山家の方たち。

背後で他のお客さんが「サインをお願いします」と言っていたのが聞こえたのですが、後で聞くとどうもカレンダーを購入するとサインをお願いできたのと、スタンプもそこで押してもらえていたみたいなんですが、とりあえずと先に座席に入っていって、休憩時間はトイレに行ってしまったので、結局スタンプをもらい損ねてしまいました・・・・。
今回のテーマは、狂言エクスペリエンス。

英語の意味はよく分かりませんが、要は私たち観客にも狂言を体験してもらおう・・・・という趣旨のようです。

今回は子供も結構いたのですが、ワークショップをしている子供のうち何人かはどう考えても親に無理矢理連れてこられたんだろうなあ・・・・という感じが態度で見て取れました。

特に小学生の男の子は何かヤバい感じで、すり足の時にわざとスピードを上げて舞台全面ギリギリまで近づいて、指導役の網谷さんに止められたり、笑の演技の時は声は大きいんだけどなんか無表情だったり、終わった後も貸し出した足袋を脱がせているときに「いいじゃないの~」と言っていたので、脱がせていた狂言師さんはワークショップを気に入ったのだと思っていたんでしようが、男の子は日本エレキテル連合のギャグを連発していただけで「そっちなんだ・・・・」と狂言師さんは苦笑い。

私の席は2列目だったので、全部見えてたし聞こえていたんですが、この男の子の態度はちょっと見ていて不愉快でした。

こういう態度に出るくらい乗り気でない子供を、親御さんはムリヤリ参加させる必要なかったんじゃなかったかな・・・・と。(実際ワークショップに立たせて親御さんがそれを写真に撮るという光景がよく見受けられました・・・・ただし、ほとんどのお子さんはちゃんと乗り気でしたたよ・・・・ごくわずかのお子さんがそういう態度だったという事です)

ワークショップは開演前に行われていまして、それからがようやく本編。

まずは丸石さんからのトークから。

ところが、リクエスト狂言の投票結果や、それによる配役の発表等は本当にリアルタイムでの進行なので、配役が間違っていたり丸石さんが間違えて読んだり、トークが終わりそうな時でもまだ千五郎さんの着替えが終わってなかったりと、アクシデント連発で結構面白かったです。

そうこうして、リクエスト狂言一発目「胸突」で金を返さない男を千五郎さん、金を貸した側の男を茂さんが演じました。

ストーリーとしては、金を返さない男が、貸した男に返金を迫られた際に胸を突かれて、わざと大げさに痛がり、結局は借金を踏み倒すというもの。

とても滑稽で面白かったのですが、千五郎さんがちょいちょい台詞に詰まっていたのが気にかかりました。(前回・・・・と言ってもずいぶん前ですがその時に観に行った際もやはり千五郎さんの台詞詰りが気になったものですから)

その後は、舞台上着付けエクスペリエンス。

リクエスト狂言で投票した際に名前を書いて、それをくじ引き形式で抽選された2人が舞台上で今回のリクエストで選ばれなかった演目に使用する予定だった着物を、狂言師さんに着せてもらいながら、童司くんが着物を着る際の決まり事や着付けのコツ等を解説してくれました。

ただ、この時に選ばれた人のうち1人がどう見ても幼稚園か小学生低学年の女の子で、明らかに親が子供の名前で投票したのは明らか。

着付けの間、女の子の顔はずっと仏頂面、着付けに選ばれた人にはなんと故・千之丞さんの扇子をプレゼント!!という、サプライズがあったのですが、女の子の答えは「いらない」

会場は笑っていましたが、女の子はとにかくムスッとした表情。

その後の着付けに選ばれた高齢の女性は、とにかく大喜びでこちらは安心して観ていられました。

次はリクエスト狂言2本目「蟹山伏」で、蟹の精が出てくるのですが、蟹の精を演じたのは正邦さん。童司くんも「デカい蟹の精」と笑いを取っていましたが、本当にデカいし声も迫力があるので、かなり貫禄のある蟹の精でした。

でも蟹の精の動きがコミカルなので、貫録ぶりとのギャップが帰って面白かったです。

最後は唯一決まっていた演目で、二人大名。

ただし、最後の謡の部分を私たち観客も一緒に謡うという、これもある意味観客参加型。

タイトルにある二人の大名を、千三郎さんと宗彦さんが演じたのですが、千三郎さん、暫く見ない間に髪が大分白くなっていてちょっとびっくりしました。これは妹も同じ感想を持ったようです。

演目自体はすべてコミカルで面白いものでとても楽しかったでのですが、観客参加型のイベントで参加した子供の態度がちょっと・・・というのがあったのでちょっと残念でしたね。

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お豆腐の和らい2013

2013年10月14日 | 狂言
会員専用のスタンプカードを見る限り(公演の度にスタンプを押してもらえて、ある程度たまると景品がもらえる仕組み)、私にとっては実に約一年ぶりの茂山家の狂言。

父の事があるので、今年になってから観劇等で出かける機会がグッと減り、茂山狂言を観る期間がこれほど空いたのも、初めての事です。

今回の会場は、今までの栄・ナディアパーク内にあるアートピア・ホールではなく、西区役所の隣に併設されている西文化小劇場というところ。

まあ、今までの会場が700席余りと狂言にしては広すぎましたし(現に、いつも席は半分ほどしか埋まりませんでした。)、今回の会場の方が(350席弱なので)広さ的にはちょうどいいのでしょう。

しかし、それでも今回もやはり3分の1ほど席が空いてました。
ちなみに、一緒に観に来た妹がちょうどお腹の調子が悪く、会場に着いてすぐにトイレに行こうとしたら、どうもトイレが会場ロビーじゃないとないようで(なにぶん初めてなので、他にもあったのを気付かなかっただけなのかもしれない・・・ちなみにこの時は、まだ開場前で会場内のロビーには入れず)、妹がまさに危機一髪。

必死にトイレを探してると、誰かにぶつかりそうになり(会場入り口の廊下が極端に狭いので)・・・・後で妹に聞いたら、そのぶつかりそうになった相手は逸平君だったようです。

なんせ、私はトイレ探しに必死だったのと、逸平君は背が高いので、私の顔が正面に向いた時の目線の部分は、逸平君の胸辺りで、黒い服しか認識できてなかったのよ。

その後、すぐに会場に入れるようになったので、危機は何とか脱しました。

で、今回の公演ですが、いつもなら各番組の前に狂言師さんが出てきて、これから始まる狂言の解説をするのですが、今回は解説はあえてなくし、休憩なしでぶっ通しで3番組が演じられ(狂言師さんに質問したい人は、事前に配布された質問用紙に質問を書きこみ、休憩の間に回収しに来た茂山家の方々に渡します。)、観客からの質問に答えるアフタートークが開催されました。

狂言の方はというと、各番組のシテの方がそれぞれ台詞に詰まっていた気がします。

モッビーは実際にアフタートークで台詞がすっぽり抜けたとおっしゃってました。

一番ひどいというか、まあまだお子さんなので覚えきっていなかったのが、腰祈で山伏を演じた虎真君。

後見がお父さんでもある正邦さんだったんですが、この日は完全に虎真君のプロンプターと化していました。

虎真君、まだ子供なので台詞が詰まった時にうまくごまかすことができないようで、台詞がつまるたびに「えっと・・・・」とつぶやくんですね。

で、ふと正邦さんが気になってそちらに目を向けたら・・・・コワい!!!

正邦さん、怖すぎるよ!!!

完全に怒り心頭しせゃないですか!!!

妹と二人して「あれ、絶対舞台裏でど叱られてるよね・・・」と話していました。

それくらい正邦さんの目が怖すぎました。

ちなみに、当初は腰祈の腰の曲がったおじいさんを演じるのは、今回演じられたあきらさんではなく、茂さんの予定だったそうですが、偶然にも本当に腰を痛めてしまって配役が変わったそうです。
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