アヒルと鴨のコインロッカー

こんにちわ。ミッチェルです☆

伊坂幸太郎さんの『アヒルと鴨のコインロッカー』を読みました！


椎名は大学へ入学する為、関東から東北のとある町へと引っ越してきた。
引っ越してきて最初に出会ったのは、『シッポの曲がった黒いネコ』で、その次に出会ったのが隣の部屋に住む「河崎」と名乗る謎めいた青年だった。河崎は初対面にも関わらずこんな話を持ちかけてきた。「一緒に本屋を襲わないか」と…。

そして本屋襲撃決行の当夜。なぜか椎名はモデルガンを片手にボブ・ディランを口ずさみながら本屋裏口に立っている。河崎の目的は『広辞苑を盗る事』だったのだが……。なぜここの本屋で？なぜ広辞苑を？そしてなぜ裏口に自分が？？その理由には驚くべき真実が隠されていた！(°o°)
『君は、彼らの物語に飛び入り参加している。』
そう。椎名は知るはずも無い…この物語はすべて、2年前から始まっていたのだから…。


とにかく色々なメッセージが込められている作品だと思います。ちょっぴり切ないです(=_=)
この作品は映画化され、今年の初夏頃に公開予定だそうです☆この物語をどういう風に映像化し表現したのか…？非常に気になります……。公開されたら、ぜひ観に行ってみたいです！(^o^)v

ちなみに…この物語は、2年前と現在とを行き来しながら進んでいきます。実はこういった次元を行き来する話の進め方の本ってかなり苦手でした。だって、読んでいるうちによく分からなくなってきてしまうんだもん…(^^; (私のオツムに問題がある気がするけど…(笑))
しかしこれは、あまり行き来している感が無いくらい自然な流れで話が進められていたせいか、割とすんなり読むコトが出来ました。こういうスタイルのものでも迷わず読めるのは、今のところ伊坂さんの作品だけです(笑)