映画『悪人』をみてきた。
ストーリーは簡単にいうと。
出会い系サイトで知り合った女性を殺害した男が、そのあとで知り合った女性と逃避行をする、というのが軸にある。
だからといってその二人だけに感情移入して観ることはできず、被害者と加害者それぞれの家族や他の周囲の人間にも“自分の中にもある”同じものを感じた。
誰が本当の“悪人”なのか?
というコピーは有名だけど、どういう人を悪人と呼ぶのか、難しくてわからない。
たとえば、主人公の祐一(妻夫木聡)は人を殺したから悪人だ、と単純にいえるのか。
一般的にはそうかも知れないけれど…
ラストシーンの祐一の顔は、どう見ても悪人ではなかったと思う。
なぜなら、祐一が見せてやった夕日を見て光代(深津絵里)が微笑み、それを見た祐一は幸せを感じていたと思うから。
“その人の幸せを思うだけで自分まで嬉しくなれるような大切なひと”
そんな気持ちが祐一の中にはあったから、あの時は優しく笑うことができたのだと思う。
なのに祐一は捕まる直前に光代の首をしめて殺そうとした。
それは祐一がやっぱり悪人だったからなのか。
私の答えはもちろんNOだ。
きっと、自分を捨てた母親にお金を要求していたのと同じ理由からだと思う。
「一緒に逃げようって、私がわがまま言ったから」という光代の罪悪感を消すためだったんだと。
あるいは、相手の不在による寂しさを感じさせたくない、と考えたのか。
自分の見たい映画しか観ない私がこんなこと言ったら「なに言ってんだ
」って声が聞こえてきそうだけど、やっぱり『悪人』は、私の中でてっぺんにある作品。
あ、PG-12になっているけれど、私としてはR-15でもいいんじゃないかと
だって中一の娘にはホテルのシーンは見せられない…


ポチッと☆
ブッキー、悪人ていうか“別人”です
ストーリーは簡単にいうと。
出会い系サイトで知り合った女性を殺害した男が、そのあとで知り合った女性と逃避行をする、というのが軸にある。
だからといってその二人だけに感情移入して観ることはできず、被害者と加害者それぞれの家族や他の周囲の人間にも“自分の中にもある”同じものを感じた。
誰が本当の“悪人”なのか?
というコピーは有名だけど、どういう人を悪人と呼ぶのか、難しくてわからない。
たとえば、主人公の祐一(妻夫木聡)は人を殺したから悪人だ、と単純にいえるのか。
一般的にはそうかも知れないけれど…
ラストシーンの祐一の顔は、どう見ても悪人ではなかったと思う。
なぜなら、祐一が見せてやった夕日を見て光代(深津絵里)が微笑み、それを見た祐一は幸せを感じていたと思うから。
“その人の幸せを思うだけで自分まで嬉しくなれるような大切なひと”
そんな気持ちが祐一の中にはあったから、あの時は優しく笑うことができたのだと思う。
なのに祐一は捕まる直前に光代の首をしめて殺そうとした。
それは祐一がやっぱり悪人だったからなのか。
私の答えはもちろんNOだ。
きっと、自分を捨てた母親にお金を要求していたのと同じ理由からだと思う。
「一緒に逃げようって、私がわがまま言ったから」という光代の罪悪感を消すためだったんだと。
あるいは、相手の不在による寂しさを感じさせたくない、と考えたのか。
自分の見たい映画しか観ない私がこんなこと言ったら「なに言ってんだ


あ、PG-12になっているけれど、私としてはR-15でもいいんじゃないかと

だって中一の娘にはホテルのシーンは見せられない…





