前回のメールからまだ4日…でもなんだか今日はソワソワしてしまう。何かが気になるような…
久しぶりにいい天気だったのと、彼女の長男Mくんの中学受験のことを話題にして、お昼ごろメールを送ってみた。
返ってくるのに時間はかかるだろうけれど、返ってこないことはないと信じて待っていた。
返信は15時前だった。
少し悲しいことがあったけれど元気でいる、今の季節は苦手。
受験は残念な結果だったけど、合格しても本人は行く気がなかったからよかったのかも、とのことだった。
今の季節は苦手? まさか…
ご飯をたくさん食べて日向ぼっこするようにね、と返すと、
『私もかも知れないけれど、あなたもね』
私も…って、やっぱり!
うつ病が再発してたんだ…
一昨年の終わりごろから彼女はうつ病になり、去年の夏くらいまで通院していた。
私はそばにいたのに何もできずにいた。それでも医師からもうこなくていいと言われたときには“あなたが支えてくれたおかげ”と彼女は言ってくれた。
たぶん冬季だけ発病するタイプだったのだと思う。だから今度の冬に入る前にはずい分心配していたのだった。
うつ病には日照時間が深く関係しているらしいと聞いていたから、去年もずっと日向ぼっこを彼女に勧めていた。
なんで言ってくれないの?“元気”じゃないじゃない!
もう…私が“軽度のうつ状態”なんて言ってる場合じゃないよっ
『私は毎日まだジタバタしながらだけど、ちゃんと前を向いていこうとしてるから大丈夫。でもあなたがもう少し楽に、正直に生きていないと振り向いてしまうよ。
苦しいときは苦しいって、誰かに言って。
同じ友人でも、どうせなら親友を目指したいから』
本当はもっと違う言葉で伝えたかった。
だけど…これからは友人として彼女を支えなきゃいけないから。
正直じゃないのは私か…。
『あなたが前向きに動いているならそれでいいんです。私も無理しないようにしているから安心してください』
彼女はあまり本心を明かさない。私がそばにいた頃もそうだった。
人一倍寂しがりのくせに、いつも他人と距離を置く。
そういう部分を愛しく感じていた反面、やっぱり自分に対しても同じだったことを悲しくも思っていた。
『あなたには本当の自分を見せられそう』
そう言ってくれた時期もあったのに…。
きっと彼女は、もう誰にも本当の自分を明かすことはないかも知れない。
それ故、ひとりで何もかも抱え込んで…。
そして私がそばで支えてあげることも、もう叶わない。
もっと私がちゃんとしていれば彼女をひとりにしなかったのに。
そばで見ていれば再発の兆しがわかったかも知れないのに。
こんな後悔しても、もう仕方ないけれど…悔しくてたまらない。
彼女に自由に生きていって欲しいから決めた終わりなのに…。
もしかして彼女には再発がわかっていたから私を遠ざけたのかな。
逆に、私とのことが再発を促してしまった?
私はどうしたらいいんだろう…
“友人として”は、難しいよ
久しぶりにいい天気だったのと、彼女の長男Mくんの中学受験のことを話題にして、お昼ごろメールを送ってみた。
返ってくるのに時間はかかるだろうけれど、返ってこないことはないと信じて待っていた。
返信は15時前だった。
少し悲しいことがあったけれど元気でいる、今の季節は苦手。
受験は残念な結果だったけど、合格しても本人は行く気がなかったからよかったのかも、とのことだった。
今の季節は苦手? まさか…
ご飯をたくさん食べて日向ぼっこするようにね、と返すと、
『私もかも知れないけれど、あなたもね』
私も…って、やっぱり!
うつ病が再発してたんだ…
一昨年の終わりごろから彼女はうつ病になり、去年の夏くらいまで通院していた。
私はそばにいたのに何もできずにいた。それでも医師からもうこなくていいと言われたときには“あなたが支えてくれたおかげ”と彼女は言ってくれた。
たぶん冬季だけ発病するタイプだったのだと思う。だから今度の冬に入る前にはずい分心配していたのだった。
うつ病には日照時間が深く関係しているらしいと聞いていたから、去年もずっと日向ぼっこを彼女に勧めていた。
なんで言ってくれないの?“元気”じゃないじゃない!
もう…私が“軽度のうつ状態”なんて言ってる場合じゃないよっ
『私は毎日まだジタバタしながらだけど、ちゃんと前を向いていこうとしてるから大丈夫。でもあなたがもう少し楽に、正直に生きていないと振り向いてしまうよ。
苦しいときは苦しいって、誰かに言って。
同じ友人でも、どうせなら親友を目指したいから』
本当はもっと違う言葉で伝えたかった。
だけど…これからは友人として彼女を支えなきゃいけないから。
正直じゃないのは私か…。
『あなたが前向きに動いているならそれでいいんです。私も無理しないようにしているから安心してください』
彼女はあまり本心を明かさない。私がそばにいた頃もそうだった。
人一倍寂しがりのくせに、いつも他人と距離を置く。
そういう部分を愛しく感じていた反面、やっぱり自分に対しても同じだったことを悲しくも思っていた。
『あなたには本当の自分を見せられそう』
そう言ってくれた時期もあったのに…。
きっと彼女は、もう誰にも本当の自分を明かすことはないかも知れない。
それ故、ひとりで何もかも抱え込んで…。
そして私がそばで支えてあげることも、もう叶わない。
もっと私がちゃんとしていれば彼女をひとりにしなかったのに。
そばで見ていれば再発の兆しがわかったかも知れないのに。
こんな後悔しても、もう仕方ないけれど…悔しくてたまらない。
彼女に自由に生きていって欲しいから決めた終わりなのに…。
もしかして彼女には再発がわかっていたから私を遠ざけたのかな。
逆に、私とのことが再発を促してしまった?
私はどうしたらいいんだろう…
“友人として”は、難しいよ