家のLANがどうしても調子が出ず、ブログアップがままならない状況が続いています。
さて、先回の小話の解説になるのですが、それにはベースを理解する必要があるので、お暇なら読んでみてください。
映画「レッドクリフ」を説明するのに、「そもそも後漢の時代に……」ってとこから始まるようなものですが。
「聖書」には「旧約聖書」と「新約聖書」があります。何が書かれているかというと、旧約聖書はイスラエルの歴史、神から与えられた律法(おきて)、神とイスラエルの契約、そしてメシアの預言(注:予言ではない)、
新約聖書はイエス・キリストの生涯とその言葉、そして伝道者パウロの書簡が主で、一部黙示録のような預言書があります。
つまり旧約聖書とは、神とイスラエル人とが契約を結び、いずれメシアが「イスラエルのために(←ここが重要)現れる」ことが書いてあり、そのために律法を守り、正しい行いをせよ。ということです。
先回の小話のポイントは、旧約聖書で予言されている「メシアの出現」が後のイエスキリストであるかどうかという点です。
キリスト教ではイエスをメシアとしています。
(キリストとメシアは同義語で一般的には「救世主」と訳されます、原語では「油注がれたるもの」という意味になり、前者はギリシャ語、後者はヘブライ語です)
しかしユダヤ人はイエスをメシア(キリスト)と認めていません。
なぜ、ユダヤ人のために現れたイエスを、ユダヤ人はメシアと認めないのか。
それはまた次のお話で。
おまけ
今の国際問題の混乱の原因の一つと思われるものを紹介。
旧約聖書によると、神はアブラハムという人物と契約を結び、土地を与え、その子孫を星の数ほど増やすと約束しました。が、このアブラハムには子供がいなかったので、アブラハムの妻は召使いの女との間に子供を作ってはどう?と進言し、これを聞き入れたアブラハムは召使いのハガルを妾として、間にイシマエルが生まれました。
しかしその後、このアブラハムの妻であるサラにも子供ができ、イサクを産みました。
この、
イシマエル→アラブ民族の祖先
イサク→イスラエル(ユダヤ人)の祖先
であり、神はそれぞれを祝福して、その子孫を増すと約束してます。
つまり今のパレスチナ問題とは、数千年前から続く兄弟ゲンカであり、妾の長男と正妻の次男ですから、どちらも譲れないですね。
第1回 国際問題の解決の道をある一面から言うと…… http://blog.goo.ne.jp/sakura448/d/20111012
金型、金属加工について何でもお問い合わせ下さい。
有限会社木村製作所
http://www7b.biglobe.ne.jp/~meister-kimura/
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映画「レッドクリフ」を説明するのに、「そもそも後漢の時代に……」ってとこから始まるようなものですが。
「聖書」には「旧約聖書」と「新約聖書」があります。何が書かれているかというと、旧約聖書はイスラエルの歴史、神から与えられた律法(おきて)、神とイスラエルの契約、そしてメシアの預言(注:予言ではない)、
新約聖書はイエス・キリストの生涯とその言葉、そして伝道者パウロの書簡が主で、一部黙示録のような預言書があります。
つまり旧約聖書とは、神とイスラエル人とが契約を結び、いずれメシアが「イスラエルのために(←ここが重要)現れる」ことが書いてあり、そのために律法を守り、正しい行いをせよ。ということです。
先回の小話のポイントは、旧約聖書で予言されている「メシアの出現」が後のイエスキリストであるかどうかという点です。
キリスト教ではイエスをメシアとしています。
(キリストとメシアは同義語で一般的には「救世主」と訳されます、原語では「油注がれたるもの」という意味になり、前者はギリシャ語、後者はヘブライ語です)
しかしユダヤ人はイエスをメシア(キリスト)と認めていません。
なぜ、ユダヤ人のために現れたイエスを、ユダヤ人はメシアと認めないのか。
それはまた次のお話で。
おまけ
今の国際問題の混乱の原因の一つと思われるものを紹介。
旧約聖書によると、神はアブラハムという人物と契約を結び、土地を与え、その子孫を星の数ほど増やすと約束しました。が、このアブラハムには子供がいなかったので、アブラハムの妻は召使いの女との間に子供を作ってはどう?と進言し、これを聞き入れたアブラハムは召使いのハガルを妾として、間にイシマエルが生まれました。
しかしその後、このアブラハムの妻であるサラにも子供ができ、イサクを産みました。
この、
イシマエル→アラブ民族の祖先
イサク→イスラエル(ユダヤ人)の祖先
であり、神はそれぞれを祝福して、その子孫を増すと約束してます。
つまり今のパレスチナ問題とは、数千年前から続く兄弟ゲンカであり、妾の長男と正妻の次男ですから、どちらも譲れないですね。
第1回 国際問題の解決の道をある一面から言うと…… http://blog.goo.ne.jp/sakura448/d/20111012
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