センムのブログ

日常の事柄、仕事から趣味まで風の吹くまま気の向くまま書いてみたいと思います。

床屋と美容院の違い

2011-01-21 | 日記
今日は仕事が終わってから髪を切りに行きました。
子供の時以来、ずっと床屋さんのお世話になっていたのですが、7~8年か前から美容院に行っています。

私はもともと軽いくせ毛の上、髪質も固いので自分の髪はいつも悩みの種でした。
さらに、床屋さんで切ってもらうと、耳の上あたりで膨らんだようにカットされること多く、その形もあまり好きではなかったのですが、どこのお店に行っても同じような結果なので、「そんなものか」と思っていました。

私の中では「男=床屋」という図式なので、美容院に行くという概念自体がありませんでしたが、いつの頃か「男も美容院に行っている」ということを知りました。
死ってはいたのですが、なにせ床屋のイメージが「どこへ行っても一緒」であるし、床屋と美容院にそれほど大きな違いがあるとも考えていなかったのです。

そうこうしているうちに、「自分自身を変えていかなければならない」という時期があり、その中の行動の一つとして「美容院へ行く」ことにしたのです。

といっても初めてのこと。しかも女の人のお店なので、どこへ行ったらいいのかもよくわからなかったのですが、最寄り駅前にあるお店が、オープンな雰囲気であるし、時々男性がカットしているのを見かけていたので、そこに行ってみました。

それ以来、ずっと美容院生活が続いているのですが、もう床屋には戻れないかもしれません。
最大の理由としてあれほど難儀していた自分の髪の管理が、別人になったかのように楽になりました。とこや時代はある程度伸びた時点でまとまらず、膨らむし乱れるし、嫌になったものですが、美容院に変えてから、そういった悩みは無用になり、伸びてもまとまるし、ついつい切りに行くのを先延ばしにしてしまうほど改善しました。

あまりに不思議なので、一度美容師さんに聞いてみたことがありました。
返ってきた答えは、「それはきっと目的が違うし技量も違う。私たちは伸びた後のことも含めてカットをするけれど、床屋さんの場合は切った"時"を一番の仕上がりにしている点が違う。また、美容師は仕事が終わった後、いつも練習しているけれど、床屋さんが練習しているのはほとんど見たことがない」でした。

結局のところ、常に新しい技術やセンスを磨いていかないといけない世界のようで、そのために日々努力をしていかなければならないようです。

これは決して優劣ではなく、別のものであるということを知ることができました。
自分のことにフィードバックすれば、大いに役に立ちそうな、そんな世界を見ることができるようになったのは、大きな収穫であったと、思っています。






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