フルーツバスケット*アニメ

 

う～ん。
8巻までは面白かったのですが、最終巻が・・・・・・
いや、アニメとしてはしょうがないのだろうが、私はドン引きした。
何が、問題って『紫呉』さん。
・・・・・キモイ。

もとい、いい人です。紫呉さんが、まともにいい人（ありえない！！）で、ドン引き。

きっと、そこでドン引きしてしまった、私に問題ありだ。間違いなく。

しかし、私は原作の人間としてはかなり歪んでしまっている紫呉さんが好きだし、歪んでいるからこそ紫呉というキャラが際立っている思うので、透くんに土下座する紫呉は見たくないわけ。
原作FANはどう思ったんでしょうか？
紫呉さんだし、問題なかったのか？
紫呉さんがいい人にならなきゃ、アニメもおもしろかったのに
9巻の3話は『まとめるぞー』という制作側の気持ちがみえすぎて、ちょっと。8巻までは、原作いかしつつ、アニメオリジナルシーンを合わせつつうまくやってたのに、最後はアニメとして上手くまとめるために、原作はなれて無理しちゃった感がいなめません。
逆に言えば、アニメとしてはうめくまとめていると思います。
透くんと魚ちゃん、花ちゃんとか夾とユキとか、透とアキトとか。それぞれの関係性がすっきりと『いい方向にむかっている』って感じでしめててよいのではないでしょうか。

キャスティングも成功だと思う。
見るまではユキ君は久川さんなのて思ってたのですが、よかったです。素敵だした。王子さまでした。

透くんもばっちしやし。

個人的には紅葉君の声がすごい似合ってたと思う。ああいうキャラだし『可愛い』男の子声だったら、私はひいてた。自分の中のイメージに近かった。
後は楽羅。
・・・・・・・・・・さいこーですさすがです。
私の耳には何を演じてもセーラー○ーンにしか聞こえませんが（笑）。合ってたと思う。普段と感情が高ぶったギャップがイメージ通り
フルバのキャストは自分の中のイメージと近くてびっくりした。おかげで、8巻までは楽しめたよ（こだわる。）

アキトさんはアニメだと完全男の子になってて、「ふ～ん」。しかも呪いのせいで短命って設定だし。アニメだとあのまま続いたら、間違いなくアキトも透を好きになるよね（笑）。

基本原作好きなので、しょうがないのですが、夾のもう一つの姿を見たときの透くんの行動が納得いかない。
ああいうときはアニメみたいに悩んでグダグダしちゃうと受け入れるのが難しくなると思う。透くんぽくない。一度拒否しても透くんは謝れる子だから、「資格がないです・・・・」とか言う前にまず、誤りに行くと思う。だから心の奥にある感情に突き動かされて、感情で走って、受け入れたちゃった原作の方が納得できてしまう。
ユキが現れたのは、あんまり気にならないけど。

一番いいところが、紫呉も透もらしくなくなってしまい残念。
うまく、作ってある作品なだけに最後ですげー残念な気持ちになってしまいました
何度もいうけどアニメとしては上手くまとまってるのよ、本当。・・・・残念