佐古田電機日記

京都府舞鶴市で(車のでんきやさん)をしています。
取り扱い商品・作業などを記事にしていきます。

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バッテリー修理

2021年07月03日 | バッテリー


バッテリーの修理?と思われる方も多いかと思いますが、ターミナルの締め付け不良によりスパークする事で、画像の様にポール部が溶ける事になります。

当然、接触面積が少なくなり導通不良を起こすだけでなく、さらに悪化する恐れもあります。

小さなバッテリーでは、交換した方が安いのですが、ある程度の大きさになるとポールを修理する方が価格を抑えることが出来ます。



まずは古いポールを切り落として、ガイド(型)を固定、後は鉛を溶かし込んで接合・肉盛りを行います。



中までしっかりと接合出来ていれば完成ですが、慣れるまでは溶け落ちたり、すぐに外れてしまったりと、意外と難しい(自分だけ?)作業となります。

以上、バッテリーの"ポール"修理でした(^^)




バッテリー上がり

2017年12月11日 | バッテリー
重機のエンジン始動不良の修理依頼を受けて、現場での作業を行いましました。

バッテリー交換をして欲しいとの内容でしたが、充放電の点検や、バッテリー交換に至った経緯も調べておかないと再発する恐れもあるため、計測機器を準備して向かいました。

建設機械だけに重機のそばまで車で行くことは出来ず、工具やバッテリーを瓦礫の中を数往復して運びます(汗)

バッテリーの状態やターミナルの状態を点検するのですが、+ターミナルが画像の状態でした。
これでは放電どころか充電も出来ない状態でしたので、まずはバッテリー、ターミナルの交換を行い、充放電の点検も行った結果問題はなかったので、泥の付着等の要因からくるターミナル腐食の導通不良の焼損という結果になりました。

バッテリー単体の不良もあれば、外的要因でバッテリーが不良になることもあるため、単純にバッテリー交換だけでは済まないこともありますので、注意は必要ですね。