気が付けば4月も残りわずか、今週末からはGWが始まりますね。北海道ではGWと云えば桜の開花かもしれませんが、4月の半ばを過ぎたあたりからなかなか気温が上がらず肌寒い日が多いせいかGWに桜が開花するのかなと気になっている筆者です(笑)
さて、本日の話題は『かすべの煮付け』です。
過去に何度か煮魚を話題に取り上げだことがありますが、今後は煮魚シリーズということで書いていきたいと思います。煮魚シリーズがあるなら焼き魚シリーズもあるのかなという突っ込みが入りそうですが、もちろん焼き魚シリーズも作っていきますよ(笑)
話が元に戻りますが、筆者は本日の昼食にこれ↓をいただきました。かすべの煮付け定食です(日替わりランチで税込680円)。
魚屋のかすべの煮付けは、程良い甘塩っぱさ加減の醤油で煮付けられており、もちろん身は柔らかく、骨である軟骨も有るのか無いのか分からないくらい柔らかくてとっても食べやすい!!醤油出汁がよく染みていることもあって、これがご飯に最高に合うんですね。
また本日のかすべは真かすべなので、柔らかいながらも身の締まりがよく、食べ応えもありました。それからかすべは鮮度が落ちると臭み(アンモニア臭)が出るのですが、さすがは魚屋が売っているかすべだけあって、全く臭みがありません(煮る前の下処理もしっかりしています)。
とにかく最高に美味しいかすべの煮付けでございました!
ところで、かすべってどんな魚かご存知ですか?
かすべとは、北海道や青森で獲れるエイを総称しての呼び名で、主に2種類のかすべがスーパー等で売られています。それは、真かすべと呼ばれるものと、水かすべと呼ばれるものがあります。
真かすべは、正式名称をメガネカスベと言います。実物は下の写真です。
水かすべは、正式名称をソコガンギエイと言います。写真は無いのですが、外見はメガネカスベに似ています。
一見、同じようなかすべなのですが、身質の違いから(真かすべの方が身質が締まっている感じ)、真かすべの方が高級とされています。
市販されているかすべは皮を剥がされて販売されますが、入荷してくるときは下の写真のように半身サイズの大きさです。これを更に小さく切身にして店頭に並べます。
かすべは北海道ではとてもポミュラーな魚だと思いますが、それもそのはずで北海道以外にはあまり生息していないようですからね。
かすべの特徴は、何といってもコラーゲンがたっぷりと含まれていることと、骨はすべて軟骨なので食べられてカルシウムを摂取できるということですね。
魚は良質のたんぱく質を取ることができる食べ物ですが、コラーゲンとカルシウムを同時に摂取できる食べ物ってそうそうありません。つまりかすべは美容と健康に良い魚というわけですね(納得!)
というわけで、皆さんかすべを食べましょう!特に女性の方は、年齢肌が若返るかもしれませんよ(^^)
【本日の付け合わせ】
礼文産のしまそいの刺身です。身が締まり、脂が程良く乗っています。噛むとほんのりと甘みが感じられます。
しまそいはクセが無く、でも旨みのある白身ですよ!
あさりの生姜煮です。あさりと生姜は相性がバッチリ!ご飯のおかずはもちろん、酒の肴にもいけますね!
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