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17年間のボッチ自宅介護を振り返る

1人で自宅で認知症の母親を介護、その間、父親も6年間の介護のすえ、どちらも家で看取る。その17年間はなんだったのか? 

14 2回目の入院(本当は3回目)

2025-05-16 11:08:55 | 介護
前回書いた、2007年(平成19年)8月8日にばあちゃんが迷子になってから12月の頭まで、何かあったか?
私は何も書いていなし、思いだすこともない。平穏無事だったか?


写真はこの時期のもので、指先を使うのが脳にいいというので、ばあちゃんにパソコンをさせてみた。もともとはじいさんがPCに興味ありそうだったので、わざわざ秋葉原に行って中古PCを買ってきた。じいさんは、全くダメ。キーボードというものを全く受け付けない。

それでは、認知症が本格的になってきた、ばあちゃんにと。以前、運送会社のパート(40代のころか?今から50年以上前!)で伝票打ちで英文タイプを使ったことがあるとのことで、キーの配置などはなんとなく知っていた。しかし、ローマ字入力というのが壁になり超えられなくて、2~3日で終わり。特別な教材を作れていたら、どうだったんだろうか??

この時期のじいさんの手帳をのぞいてみると、

2007年9月30日(日)  朝便意で目をさました。少しもれていた。朝のうち2回程であとはなし。
2007年10月4日(木)  S(私)に手つだってもらって、扇風機を収納した。この頃は掃除して収納場所に上げるだけでもつかれる。
2007年10月25日(木)  午後久しぶりにミシンを使った。針穴が見えず糸通しに苦労した。
2007年11月16日(金)  午後下痢を3回した。3回目には水様の便を少し失禁した。
2007年12月5日(水)  時々めまい 平衡感覚を失う。

こんなこと、今日まで知らなかったことだが、じいさんの方も、このころ、すでに下り坂をくだり始めていたんだなあ。じいさん、このとき85歳。

続けて、

2007年12月8日(土)  15:00頃、(ばあちゃんが)気分が悪いから夕食の準備をしてほしいという。めまい?足もとがふらつく。夕食後20:00頃 自分で床をとって就寝
2007年12月9日(日)  S子(ばあちゃん):3:00頃小用で床を出たがトイレ前で転倒ボコンという音がした。5:00頃にも小、床から私(じいさん)がついて行った。朝食せず。熱なし、頭痛なし、めまいなし、ただ平衡感覚がとれない。
2007年12月11日(火)  S子を病院へつれて行った。脳の検査をいくつもやって小さな脳梗そくがあるので、入院治療することになった。

ばあちゃん、2006年4月についで、2回目(私が世話をするようになってから。本当は3回目)の入院をすることになった。

私も、ばあちゃんの具合が悪い、特に歩き方が変だと気づき、病院に連れていくことにした。

タクシーを呼んで3人で行ったんだが、医者には、軽い脳梗塞だが、発症してから、数日たってるし、足のびっこはもう治らないよ、と言われた。また、おじいちゃんと息子さん、男2人だと、(ばあちゃんを)連れて帰っても大変でしょう、という先生の温情(?)でしばらく入院させてもらえることになった(本来なら通院で点滴、飲み薬ぐらいだったか)。急性期とか言う前だったか(?)病院ものどかさがあった。

私は、ばあちゃんを病院に連れ行った初めの日だけで、ほとんど見舞いに行かなかった。だけど、手帳を見ると、じいさんは毎日行っていたようだ。

すでに病院慣れしてきていたのか、私には深刻さが感じられなくなってきたころか。写真もない。

写真は12月4日に撮ったもの。このころすでに具合が悪かったのか? 私は気づかなかった。




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