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坂部たかし 個人活動日記

全国市議会議長会研究フォーラムin大分

2010年10月20日 | 個人活動日記
議長会研究フォーラムに参加するため大分に来ています。
基調講演では河野洋平元衆議院議長が”衆議院議長を辞めて昨今思うこと”をテーマにお話をされました。国会のねじれは悲観するものではなく、偏ることのないバランスの取れた政策を打ち出すよい機会であり、議員は強いリーダーシップを求めるのではなく、相手の意見に耳を傾け議論・主張しながら結論を見出す手法や環境を早く整えることが必要。地方議会においても首長と議会とで対立するのではなくお互いの意見を尊重しながら主義主張をぶつけ合いながら妥協点を見出し、最良の結果を見出さなければならいない。との趣旨で受け止めました。

また、その後のパネルディスカッションでは議会のあり方(議員定数、報酬など)がテーマで、明治大学中邨教授を始めとしたパネラーの貴重な見識を伺い事ができました。
地方分権時代に向かいさらに強くなる首長の権限に対抗できる議会を作るためには、議会事務局の強化や専門的なシンクタンクの組織、そしてその上で議会のインプット・アウトプットを市民に透明性を高めた上で作っていく。
市民との関わりを深め・距離を縮め、信頼される議会、市民代表としての議員の位置づけを明確にし、適正な議員定数・報酬について市民と向き合いながら決めていくことが求められている。

自分の中では今までより明確な議会改革の方向性が見えた一日となりました。

地方議会のあり方が問われる知事選、市長選、統一地方選が控えています。

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