職場役員研修を終え

アイシン労働組合アイシン精機支部の春取りに向けた職場役員研修にて、産業・ものづくりを守るための取り組みと題して、アイシン精機出身の仲県議、石川碧南市議、中嶋刈谷市議、そして私の４名で総勢約４６０名の職場役員さんに議員の活動報告を行いました。
今回の報告は議員としてよりも同じアイシンの従業員として、日本のものづくり産業の取り巻く状況を同じくする事と、その上で今後自分たちがどのように行動していくべきかを中心に、組合役員さん、職場役員さんも一緒になって議論しました。
国政の場では超円高、交易問題、欧州の金融危機など取り組まなければならない大きな課題はあり早期の対応を期待していますが、労働者の立場から国内での仕事を守り雇用を次代に引き継いで行くにはどのような取り組みが必要なのか？主体的な意識を持ち合わせなければなりません。
アジア勢の台頭などにより自動車・電気業界の連続赤字・貿易赤字や国内産業の空洞化懸念など、ものづくり産業を取り巻く厳しい環境はリーマンショック時をはるかに上回る状況です。
明るい未来を築くため、働く仲間・労使が縦横連携して、新たな発想や創意工夫により新産業を開拓するフロンティア精神を持ち、ピンチをチャンスに変える取り組みがまさしく今から始まるのです。