コロナウィルス騒ぎの影響で、こちらの二月の経済活動はほぼストップしている状態でした…。一月中旬くらいから武漢以外の都市でも感染者が出ているニュースが出始め…一月末には全国的に様々な規制が発令されました。今となっては治っていない人の人数(上海)も50人を割り込んでおり、だいぶ収束しつつある様に感じますが、私の家の周囲でコロナウィルスに感染した人の住所を表す地図を見ると…
こんな状況で、一番近いと直線距離にして50mくらいの所にも感染者が働いていた場所があったりしました(苦笑)ここ3週間程はこのにっくき赤印は増えていない印象です。
2月3日~10日で東京出張をした私は、その後14日間の自宅隔離の措置の中におりました。ただ、ここ数日大連等で行われている日本人の隔離と違い、臨時の出入証を持っていれば自由に出歩ける状況にありました。
ただ、3日までと違い、上海に戻った後は非常にめんどうな事になっていました。(私の住んでいる上海市ミンハン区の場合。区によって規制・措置がだいぶ変わってきます)まず、スーパー・商店から各種ファストフード・レストランに至るまで、全て入店前に「台帳記入(日時・氏名・電話番号・パスポート番号・住所)とその場で検温」が絶対になりました。
検温はほぼ自分で行います。(大きなスーパー・ショッピングセンター等には専用スタッフがいます)自宅に戻った時も、自宅のある団地の入り口では検温が必須となります。熱もないのに一日に4回も5回も検温する日々。人生初です(これは未だ続いてます)
そのうち、ミンハン区では「レストランの店内での飲食禁止」となりました。テラス席等屋外でに席がある場合はそこだOKという状態です。未だ2月ですからね…寒いったらありゃしません。コロナウィルスに感染しなくても別の純然たる風邪とかになりそうでした…。
いざ3月になると、少し風向きが変わってきました。中国の報道でも日本や韓国の状況が良くないと言うのが流れていました。3月1日に外出すると、なんと町中に…
こんな4カ国語が躍っていました。
・出かけるのを避けてください
・こまめに手をあらってください
・マスクをして下さい
・上海に着いたら登録してください
と至る所にあります。確実に外国人も対象になってきました。高級レストランになると、日本人や韓国人と見るや「いつ上海に来たか?」確認するお店も出始めました。これからまた数年前の抗日運動のようななんとも住み辛い状況がやってくるのでしょうか…?
そして本日、上海の会社の在宅勤務措置が解け、無事に出社できました。が、ビルに入る前に様々なチェックと登録が・・・
なんともいかつい感じの人が忙しそうに一人一人対応していました(笑)
峠は越えたように思えるものの、まだまだ不便が続きそうな今回の騒ぎ。果たして何時元通りになるのやら…。