信州・佐久で、ものづくり

信州・佐久在住の「ものづくり」の裏方である生産技術一筋二十数年。一芸より多芸を求められる人間から見た「ものづくり」論。

歯科用イオン導入装置 開発苦労話 その32

2016年09月25日 20時08分07秒 | 日記

東京・豊洲の市場盛土問題・・・

マスコミでは騒ぎを大きくしないよう土壌(地下水)の汚染は基準以下と言っていますが、『食の安全』から判断すると基準以下ではアウト!で「検出されない」でなければなりません。それでは「組織の常識、世間の非常識」のお話を進めましょう!

歯科用イオン導入装置の開発でも、そうだったのですが、古参の方は法規制の緩かった過去の成功事例から、なかなか抜け出せません。反対に昨今のコンプライアンスや目の前の顧客、ISO審査員や行政担当者のコメントは「神の言葉である」みたいに自分以外の組織構成員に強要します。つまり自分は改革しないが、他人には革新のために粉骨砕身努力せよ!と都合の良い話を作っちゃいます。

具体的には・・・会議で決めたことを会議後に変えちゃう!

会議では黙っていて、会議が終わると自分の部下に言います・・・「自分は会議で決まった方針に納得していない。オレの言う通りにやれ!」

民間会社では多いのではないでしょうか。でも民間会社において経営者の朝令暮改(朝令朝改?)はあって当たり前(経営責任者ですから)!経営者の方針と違うことを部下に指示する管理職はアウト!ですね。もちろん、この会社でも・・・ありましたねぇ。おかげで悪者ですわっ!

正しいことを言われると「我が社の社風に合わない」なんて御託を並べる管理職って、「オレは会社の大看板とお前のクビ握ってんだぜ!」と個人対組織の構図に持ち込みますからね・・・いったい何人、社長が居るんだ!

今後の東京・豊洲市場も「言った・言わない」、「報告ない・連絡ない・相談もない(ホウレンソウですわっ!)」、「記憶にない」などの言い訳オンパレードになるのでしょうか?


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