歯科用イオン導入装置で使用するフッ化ナトリウム溶液は取り扱いの難しいことを御説明致しました。
いわゆるプロフェッショナルケアですね。医療機器と言えばプロフェッショナル用の機器となるということです。商品開発において非常に重要なキーワードとなります。
例えば記念写真を撮影する時・・・ポケットカメラで撮影しても、プロ用一眼レフカメラで撮影しても実はあんまり変わらない、って知っていますか?画素数が違うだろう、レンズが・・・と言ったところで実際に、その差をチェックしていますか?プロが撮影するからにはプロ用の一眼レフを使わないとお客様が納得しないのですよ!成果物が同じだとしても!
患者様から見えるような機器はプロフェッショナル用の雰囲気が必要ってことですね。見た目は大事ですね!筆者が中身の検討用の試作品を見せるとデザインばかり評論されて、さんざん悪口を言われましたが、最終的な商品はデザインが重要です。しかし中身を準備できない、調達できない会社にとってデザインばかり議論してもムダです。
中身と安全性と信頼性を備えてデザインの良いこと・・・プロフェッショナルケアたる医療機器の具備すべきポイントですね。さらに重要なキーワードがあるのですが、これを話すと筆者の商売に影響が出るので、やめておきます。中身とか法令とか、じゃないですよ!
記念撮影ついでに言っておきますと、医師が患者に対して説明する際の説得力のある情報のアウトプット、つまり図表や写真、3Dグラフィックなどは喜ばれますので、セールスも楽です。もっと詳しく言うと、意味の分からない数字やグラフではなく、良い方向へ向かっているのか、悪い方向へ向かっているのか、具体的に何が悪いのか、治療で何をどうするのか、などなどをグラフィカルな表現も開発対象ですね。