スゥエットのスーツは888円、カットソーは1000円ちょい。部屋着、素材は…値段なりですね。
私の頭の中には小人が住んでいて、色んな事を言うのだ。良い話もしてくれるが、時たま嫌な奴にもなる。それが段々気になり、眠れなくなった。その小人を黙らせるには、奴の好物の肉を絶つ、すなわち私がベジタリアンになるしかなかった。 ジタバタしたが、なんとか奴は死んでくれた。最期に「せめて墓を作ってくれ」と遺言を残して。
仕方がないので、自宅の庭に墓を作って手を合わせていたら、気が付くと小人そっくりな人物が、私の横で手を合わせているではないか…！ 「な…なんで小人がいるんだ！」私は叫ぶ。すると相手は答えた。
「小人？失敬な！私は175センチある」完
そのニュースは突然飛び込んできた。私の親友のE子が私の好きなF君が、カエルになってしまったと告げたのだ。でも、私はどんな彼でも愛している… そして私はカエルのF君と結婚した。
しかしそれは真っ赤な嘘だった。Fを好きだったE子が彼女を好きなYという男子がたまたまカエルになってしまったのを、F本人だと、偽ったのだ。
それからずっと、カエル夫婦は仲良く暮らしているようだった。E子はFに告白したがフラれている。 それを知る周囲の人間達は、恋愛の不確定さと、やはり女子は愛されて結ばれるのが良いのかなと話すのだった。Fin
～saito sekaiのミニミニエッセイ～
昔の人って、親の言うままに結婚したと聞きます。ある人は、二回目に会った時には、もう結婚式だったとか。つまりお互いよく知らない同士で…信じられないと思います。そんな時代だった、と片付けられても、釈然しないけど、カエル夫婦に関しては、昔ながらの結婚に近いのかな⁉️
ある家の庭に、巨大な卵が落ちてきた。割れてびっくり！死んだはずの祖父が入っていて、もう会えないと悲しんでいた孫は、はしゃいでいた。手に手を取って再会を喜ぶ様を、塀から見ていた近所のサイコパスは、死んだ奴が生き返るなんて、そんなこと子供の教育に悪いと判断し、その祖父を孫の見ている前で、殺害した。完
①ある家の庭に、巨大な卵が落ちてきた。割れてびっくり！死んだはずの祖父が入っていて、もう会えないと悲しんでいた孫は、はしゃいでいた。手に手を取って再会を喜ぶ様を、塀から見ていた近所の者が「教育に悪いじゃないか！」と叫ぶのだった。
②生き返った祖父が孫と喜んでいる時、買い物から帰った祖母が、「あんた、生きていたの！」 その姿を見た祖父は生前夫婦仲が悪かったので、死んだふりをするのだった。 それを見ていた孫は「またおじいちゃんが死んだぁ～！」と言って大泣きしている。それを見ていた近所の写真が趣味の青年が「ああ…その表情…いいねぇ…」と言い何回もシャッターを切るのだった。完