SIDE:Carのブログ

絵本ユニット[SIDE:Car]のブログです。アクセサリーなど小物も作りつつ活動中。

キャラメルボックス賢治島探検記

2006-02-20 01:18:00 | Weblog
その物語は、違う形であの頃のままで、もういちど懐かしく輝き響く。
キャラメルボックス2006チャレンジシアターvol3
賢治島探検記inシアターモリエール

午前中、友達と横浜でランチ。その後、友達と別れKマさんとキャラメルボックスを観るべく新宿へ。乗り換えで立ち寄った渋谷駅で偶然、会社の同僚と遭遇激ビックリ。渋谷駅には3分程しかいなかったのに。。偶然は力を持っていると思った。

というわけで、行って来ました。
キャラメルボックス賢治島探検記inシアターモリエール2/18 19:00の回
※まだ公演中の舞台につき、これから観る予定の方は下記文章ご遠慮ください。ネタバレバレです。

会場に入ったとき、思わず洩らした「狭っ!」
20席が10列ほどしかなく、ステージも作りました感満載。椅子も大きいとは言えず、前後ろ隣が近い。そこで知ったのですが、このシアターモリエールでやるのは15年振りだとか。すいません。私はキャラメルの舞台は好きでよく観に行きますが、役者さんの名前までは覚えていません。。って感じなので、もっともっと、すっごくこの賢治島を観たかった人がいっぱいいるんだろうと思います。さとこも、大のキャラメル好きで、今回チケット取れなかったそうなので。。ライブでもそうなんですが、いつもながら申し訳ない気がやっぱりします。観たかったけど観れなかった方の為に、拙いですが、感想、いきます。

賢治島探検記、今回の演目は
プロローグ「探検隊来る」
第1話「雪渡り鈴鳴らし」(宮沢賢治作「雪渡り」より)
第2話「注文の厳しい料理店」(宮沢賢治作「注文の多い料理店」より)
第3話「ゴーシュ弾かれのセロ」(宮沢賢治作「セロ弾きのゴーシュ」より)
第4話「無口な風の又三郎」(宮沢賢治作「風の又三郎」より)
第5話「高速銀河鉄道の夜」(宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」より)
エピローグ「探検隊帰る」

大学生らが宮沢賢治の作品を演じていく、という話。
宮沢賢治の作品は、よく知ってるのもあったし、知らないものも。。
よく知っている作品は、新しく響き。知らない作品は、知らない筈なのに、何故かとても懐かしく輝きました。不思議な気持ち。でもこの気持ちは、大切にしていた何かだと、思った。

新人ばっかりって聞いてたけど、新人って書いてるけど。何度か観たことある顔だったから、この人、新人だったの!?ってKマさんと2人で驚き。初々しい感じも、あんまりしなかったな。。

私って、顔は覚えるんだけど、名前は覚えないタイプなんですよ。でも今回はばっちりみんなの名前を覚えました!2列目で顔が良く見えたのもあるんですが、この賢治島は役者さんの名前がそのまま劇中使用されていたのでw
キャラメルの舞台って、ストーリー自体が重かったり考えさせられることが多く、いつもその物語にどっぷり私が入り込んでしまい、ひとつの物語として受け止めてしまうため、役者さんに対しての親しみ感っていうのは、私自身はそれほど感じることはなかったんですが。。
今回は違った。ステージが近いというのがあったのか、舞台上で役者さん達が名前を呼び合っていたからなのか、1人5役以上やっていたからなのか、とても親近感が湧きました。観終わったころにはもう、役者さん達が愛くるしいのなんのって~w

坂口さんの子役に始まり、三浦さんの犬役、岡内さんの楽長、石川さんのカッコウ、畑中さんの母ネズミ。。
筒井さん(新人に見えない)が子ネズミ役で、倒れてブルブル震えてたりするシーンがあったんですが。。倒れてブルブルする顔が目の前にあり、正直「ギャー!」って、心の中の叫び。。
いる!こんな動物いる!!見たことあるよ。「生命の奇跡」とかそんな感じの番組で。
すげーな。役者ってすげーな!

石琴のサヌカイト(綺麗な音色!)を使用して一曲披露してくれたり、鍋や金物を使ってのパーカッション等、役者自身が楽器に挑戦もしていて。。ステキ。激イイ!
音楽も好きな私にとっては、もうグッと来ました。

当日のゲストはザバダックの吉良さん。でっかいマトリョーシカを手に持って、、と思ったら、マトリョーミンというマトリョーシカの形をしたテルミンだそうで(欲しい)。そのマトリョーミンで一曲披露。「大きな古時計」。すげー。テルミンで音程掴むってすごくね!?2日前にマトリョーミン手に入れたばっかりで一曲披露ってすごくね?そんなチャレンジャーは始終手が震えっぱなしでした。でもスゴイ。

カーテンコールで畑中さんが胸の前に手を合わせている姿が、バンプの藤原さんとカブっていたのだけれど、もしかして畑中さんってバンプ好きなんかな?そう思ったら、畑中さんにグッと来ました(笑)

今回の賢治島、とても心に響いた。大好きな作品です。
たかはし
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