壊れたライター

なんて事はないヴィヴィアンのどこにでもあるライターですが、
当時の私はこのデザインにものすごく魅了されました。

なんにでも愛着を感じて使いたい私は100円ライター程下世話なモノはなくって、
火を付ける度に「私」の時間をくれるものがいい。

いつもそうやって買い物はしているつもりですが（いや、衝動買いもたまにはあるが…。）、
これも当時、周りがジッポーしかないのかよ！って思っていた時に手に入れたもの。

なんだかネジが激しく突き出ているなーと、思っていて、治そうと思って引っ張ったらより取り返しのつかない状態になってしまったのですねー。

で、今日修理に出してきました。
１カ月程かかるそうで。

それまではかなりさみしいです。

使うからにはその魅力を認めたモノがいい。
モノに対して「自分」を感じているのはストイックな様でかなりナルシストな１面でもあるのか？

でも時間を大切にしたいのなら、時にはモノにこだわってもいいんじゃないかな？
身分不相応だけれど、ちょっとだけ贅沢をして。

琥珀さとこ