北の勘吉

日々の出来事をつれづれなるままに書きしるし、残り少ない足音とする。

そういうことで、資金がいるわけで。

2008-05-30 07:16:21 | Weblog
きのうの夜は親戚の通夜に出席。生涯を短歌と版画に捧げた地元でも著名な人物で、父方の親戚。自由奔放な人柄と芸術に対する真摯な生き方は、多くの人たちに影響を与え、世界各国から勲章を貰ったほどの人だった。享年95歳。合掌。
 生涯をかけて何かを為すという生き方は、今のオレにとっては無縁なことだなあ。まあ死ぬまでには、生きた道しるべみたいなものを残したいと思っているけど。それはそうと、最近熟年の退職したらしいオヤジ連中がよく町中を散策している。健康のためにか、気分転換のためか、押しなべて白髪、残り少なくなった頭髪、地味な配色のジャージの姿は、何か表情が寂しそうなんだよね。まだまだ働ける世代を家庭の中に閉じ込めておくのは社会の損失。でもってオレは将来そんなオヤジ連中たちがいきいきと働ける場を作りたいと思っている。業種は農業関係で、利益は均等配分式の全員が経営者っていうやつ。もう経営者だけが儲ける時代じゃないんだよね。そんな構想もあるので、設立のために資金も作らなきゃ。何で作るかって?
モチ、ギャンブルでしょ。オレはそういう不埒な考え方の男です。

何かすっきりしないわ。

2008-05-29 06:08:26 | Weblog
もう6月だというのに朝晩はストーブを焚いている。ここ数日はおしつぶしたような曇天で、気分も鬱。すっきりしないのは景気のせいか、天気のせいか。これで毎日何もやることがなくて家に閉じこもっていたら、気がおかしくなるなあ。街行く人の表情が病的に見えるんだわ。
 ほんでもって昔ならダービーの週だと何か高揚感があったんだけど、別に新聞で馬の情報を調べるわけでもなく、別にいいわって感じ。それはそうと、この間のオークス、勝った馬どう考えても失格だべ。馬がセーフで騎手が2週間騎乗停止なんて理屈通らんべ。だから裁決委員はもとプロの騎手経験者じゃないと、微妙な裁定は出来ないだろう。だって車を運転していたドライバーは免停になるけど、事故自体は罰則なしという判定なんだぜ。ありえない。裁決委員が厳罰だわ。
 というわけで、又。

回遊する勘吉。

2008-05-28 07:23:42 | Weblog
日曜は朝3時に起きて、車で1時間ばかりの海へ。にしんが釣れるという情報をあてにして港に着いたのが5時。すでに港の埠頭は釣り人で一杯で、竿が乱立。すこし空いていた隙間にもぐりこんで釣り糸をたれる。にしんはサビキという小さな毛ばりが5、6本ほどついた仕掛けでルアーのように針を揺らせながら釣り上げる。回遊性の魚なので一度いなくなったら、しばらく魚影を見せない。だもんで、おれが始めたときは、にしんの消えたとき。隣の地元らしいオヤジが「もうどっか行ったなあ」の一言。海水をたたえたバケツの中に20センチくらいのにしんを入れているオヤジ。1時間くらい釣ってみたけど、竿先はぴくりともしない。でもって短気なオレはシマを変えて、カレイ釣りに変更。小さな砂ガレイを4匹釣ってお終い。で、本当の目的である砂浜の石拾いに。あーあ、満潮なんできれいな石が見当たらないんだよね。適当なものを拾って、次にオレが姿を現わしたのは、岬の森林地帯。カマを手にフキ採りに精出し。ふきのとうが芽吹いた頃に、雪が降ったものだから今年のフキは固い。
 3時間後にオレは時期はずれの町内会の花見の席に出没。思い切り飲んで帰ってオークスに挑戦するもかすりもせず。疲れたわ。今週はダービーか。

日々は淡々と過ぎていく。

2008-05-23 07:02:21 | Weblog
3時半、起床。家庭菜園にニンジンとほうれん草を植えに行く。早朝の菜園は人もまばら、管理人みたいな近くのじいちゃんと毎日のように畑にきているおばちゃんだけ。今年は野菜の生育が遅れそうだ。きのうの朝はフキを採りにいって、夜ビールのつまみに。そうそう、報告したか忘れたけど、朝野球の敗者復活戦は10対5で負け。これで名実ともに最弱の称号を得た。あーあ、根性なし。
 愛犬が亡くなってもう13日目。連れ合いが撮った写真をプリントして茶の間に張っているが、今にも吠え出しそうな感じ。今頃どんなところを散歩してるんだべな。日曜に犬の墓の上に敷く玉砂利代わりに、海に行って色とりどりの貝殻や石を集めに行く。その上に立派な御影石を墓石として置いてやろうと思っている。まだひきずってるわ。

異常な早起き親父。

2008-05-18 04:18:53 | Weblog
朝野球敗者復活戦も接戦に負け、最下級最弱決定となった。でも元A級の選手を補強するなんて、オキテ破りじゃん。まあ、いいか。さてとだ、今日も2時に起きて、これから畑の苗植えに行かなきゃ。芋、黒豆、玉ねぎ、大根、トマト、シソ、20日ダイコンと苗と種を揃えて万全の態勢。うす暗い中を、頭に手ぬぐい巻いて出陣だ。畑の種植えを終えてから、今年結成したソフトボールチームの応援。金もなく、体力を持て余した奴らが日曜の早朝から河原で玉遊びするんだわ。ヒマだなあ。
 今日のお馬さんはG1のビィクトリアマイル。前回からウオッカは武豊に乗り替わってるんだなあ。四位もダービー以後結果出せなかったから仕様がないか。でもって本命はウオッカ。対抗は藤田のエイジアンウィンズで、穴は安勝のジョリーダンス。押さえが17と18で、馬単9-6、9-4、9-17、9-18。9を頭の4、6、17、18の3連単。武がこけたらという嫌な予感から16、17、18の3連複でも勝負だ。おっ、もう4時か、今日も忙しいぞ。

チビ太の墓。

2008-05-16 07:08:22 | Weblog
きのう会社の後輩が墓石屋から、犬用の御影石を持ってきてくれた。30cm×8cm位で厚さも6cm位ある立派なもので、わざわざ研磨してくれた。棚石もつけてくれて、あとはどう名前を掘りこむかだけ。愛犬の墓は80cm×60cm位の面積の周りを22個の円錐形のコンクリートで囲ってある。土の上に玉砂利をひいて、その上に貰ってきた墓石を置くつもりだ。貰った御影石を見たら、オレの家の墓石よりも立派に見えたんだけど。
 きようも朝3時半に起き、朝野球の試合をちらっと見物。帰って自宅前の畑にエンドウ豆の苗を植える。今週はもう芋と黒豆を借りている家庭菜園に植えに行かねば。それを終えたら、キュウリ、トマト、南蛮、ヤーコン、大根その他植え込みに大忙しになるのよね。まだ霜の心配はあるけど、もう植えなきゃ。きょうは北海道らしい抜けるような青空だぞー。

春満開、気持ちもすこし上向きに。

2008-05-15 07:35:28 | Weblog
起床3時半。春から夏にかけては大体4時くらいまでに起きる。野菜作りに朝野球、山菜採りに魚釣り、早朝のオレは急がしいんだよね。あと早朝のギャンブル検討もあるし。きょうも新聞の競馬欄を眺め、サッカーくじをネットで購入し、畑に植える作物の図面を描き、土曜の朝野球のスタメンを考えたり。合間にメタボ腹矯正の腹筋運動をし、きようの仕事の段取りを書き込む。もう起きて4時間、何か仕事に行く前にぐったりしてきたな。先ほどまで降っていた雨も上がり、すっきりと晴れ上がった空。きようも一生懸命仕事して、帰ってから大井競馬で勝負だ。気分は雨上がり決死隊だな。行ってきまーす。

フキ食うぞ。

2008-05-14 07:40:51 | Weblog
朝起きると霜。車のフロントガラスも凍っている。家から15キロ位の山里まで車を走らせ、フキを採ってきた。フキはまだ小さく、お目当ても水菜は小さいのであきらめ。フキは熱湯で茹で、スジをとる。これがけっこう時間かかるのよね。スジをきちんととらないと、食べたら顔に縦スジがはいるのです、ウソだけど。きのうは会社の駐車場に生えていたアスパラガスをもいできて、夜食べました。この季節になるとあちこちにエサが出没するんだよね。「食えるもんは根こそぎ食え」がモットーで、車にはカマ、スコツプ、クワを常備してるんです。
 きのうペット屋に行って愛犬の死去を告げると、にゃっと笑って「持っていくかい」との言葉。成長しすぎた犬は売り物にならず、欲しい人にやるんだけど、固く固辞。「欲しくなったら、いっでも言って」と言うけど、まだオレはひきずってるし。ペット屋もゴールデンウィークをはさんで二匹の犬が死んだそう。「かわいそうだけど仕方ないよ」と呟いてました。

埋葬。

2008-05-13 05:56:32 | Weblog
日曜の朝、愛犬を家裏の桜の木の横に埋葬した。毛布でくるんだ遺体の手の感触が残っている。まだ茶の間に寝転んでいそうな気もする。いまごろ何処を散歩してるのだろう。愛犬をつないでいた外のスペースは、一本の桜を植え、その横は花壇にすると連れ合い。部屋には生前のスナップ写真が張られている。もう犬は飼わない。
 生きているということが、どれほど貴重なことか、よくわかった。あと2、3日したらギャンブルも解禁だ。儲けて、知り合いの石屋に犬の石碑を作ってもらうわ。今週は朝野球の敗者復活戦、えー、実はもう春の一回戦を終えて記録的な大敗を喫しているんで。じゃがいもも植えなきゃならんし、ウドやフキも採りにいかなきゃ。ペット屋に行けば、犬やるよと言われそうだし。あーあ、生きてるって感じすんなあ。さあコーヒーでも飲むか。

去り行く友。

2008-05-10 08:00:02 | Weblog
時期はずれの雪。朝にチビ太は散っていった。5時に起きるとチビ太は台所下で寝ていた。オレの顔を見ると、外へ出せとの催促。玄関を開け、いっも用を足している物置前に連れて行く。小用をするでもなく、散歩に行きたそうなそぶり。息が荒いので、茶の間に連れ戻す。チビ太はこぶりの便をじゅうたんに落として、虚空を見つめていた。ややあって走るようにまた台所下の板の間に身をしずめる。息は荒く、そして弱まり静かになっていく。足のけいれんが始まったので、連れ合いを起こす。手をあてた体の息はすこしずつ消えてゆく。かすかな痙攣のあと、チビ太は旅立った。5時20分。
 15年一緒に過ごした家族がいなくなった。チビ太は茶の間の毛布の上に静かに横たわっている。まだ吠える声が聞こえそうだ。オレはなにもしてやれなかったけど、一匹の犬として立派な生涯を過ごしたチビ太。今までありがとう。今日一晩ゆっくり寝ていけや。明日お前とおなじ15年たって今年満開に咲き誇った桜の木の横に新しい寝床作ってやるから。また逢おうな、チビ太。