誰のために生きるか。

愛犬が一週間の入院から帰宅。病院ではずっと点滴をしていたようで、片足の点滴部分がはがれている。きょうで帰宅して3日目、丈夫な犬なのでもちこたえているが、食欲はなく、たまに水を飲むくらい。段々と弱っていくのが分る。オレが家に帰って頭をなでてやると、尻尾を振るのが痛々しい。
　きのうテレビでチベットに行きたいという高齢の母親を手製のリヤカーに乗せて二年余り旅する中国の話が放映されていた。二次大戦後の中国の内乱に巻き込まれ、過酷な労働のなか子供たちを育て、山奥に住む母。老いて息子と一緒に暮らし、どこにも行ったことがなく、チベットに行きたいという母の希望をかなえるために自ら高齢の身をおして母を乗せたリヤカーをひく息子。チンピラみたいな気ままは生活をしているオレにはずんと響く話だった。肉親やひとのために生きるという生活、一番大切なものは何かを感じさせてくれる物語だった。そんな思いもあるんだけど、週末になると賭博に魅入られるオレなんだわ。
　愛犬はいま茶の間のじゅうたんで寝入っている。元気なときもう少し散歩に連れていってやればよかったな。

生あるものは、すべからく。

おら武、差し返せ、ばか差されるな！というわけで8と13から買った3連単はパー。岩田よ、2着でいいのに。うーむ、直線では「取った」と思ったけど。甘い、一瞬の幻想なのね。8-13-14を3連複で買ってれば、、そう思う根性がダメなのね。だけど公営出身の騎手ってうまいよな。やっぱ土、日しかレースのない中央との経験値の差だな。武を差しまうんだから仕方ないわ。
　2日の連休も終わってきようは仕事。2日休むと、何か仕事したくなるのはオレって意外と仕事人間かもしれないわ。風邪で休んだ事ないけど、正月の3連休に合わせていつも風邪で寝込むからなあ。それにしても愛犬のいない生活は寂しいもん。連休明けには帰宅しそうだけど、体力も弱ってるみたいだし。この前WOWOWで題名忘れたけど、犬と人間の関わりを描いたオムニバスやってたのちょっと見たけど。なんか分るような。元気になってくれよ。

男54歳、愛犬入院に涙す。

きのうの休みは、家庭菜園の畑おこしの後、山菜の探索へ。フキもタランボも水菜もまだ早い。ふきのとうの茎も食えるんで、それだけ採ってご帰還。
　家族が入院したんで、ちょっと鬱気味。家族といっても愛犬のことですが。おん年16才。心臓も肝臓も気管もやられ、えさが食べられないので近くのペット病院に。雑種だけど鼻筋の通った男前のいい犬で、16年も一緒に暮らしていると、ホントかわいいんです。良くなってくれればいいんだけど、まあ人間でいえば80才近くの御老体なんで。
　家族が入院しても賭け事は封印されず、きのうは中央競馬30レース、競輪10レースやって見事な的中ゼロ。そんなんで天皇賞も力が入らんが、ここは8枠のアサクサキングスから。相手は8と14と3と10で、13からの馬単と13と8を1着固定の3連単。でもどんな動物でも自分の与えられた生を一生懸命生きてるよな。何が勝ってもいいから無事に走っておいで。あーあ、だけど今まで身近にいた愛犬が二日いないだけで、寂しいもんだ。帰ってきたら上等の牛サガリ食わせてやっからな。

尊厳死。

きようの天気予報では30度以上の温度になるそう。こんな時期に真夏日かよとも思うが、確かに朝から暑くなりそうな予感。買いだめされたガソリンがあちこちで燃え上がって気温が高くなるという予想じゃないの。まあビールがうまい一日になるからいいか。
　きのうは若松の11レースをゲット。本当に的中させようと思ったら競馬よりも競輪、競艇のほうがいいかも。それはそうと上野のパンダが亡くなったんだなあ。オレが上京した年に初めて上野にきたパンダ。オレも次の年、見に行ったけどパンダよりもゴリラのほうが印象に残っているなあ。なぜかというと、その日ゴリラは機嫌が悪かったらしく、何されたと思います。ふん、ゴリラのやつオレに自分のウンコを投げつけて、あやうく当たりそうに。投げられた人はたぶん他のもいるだろうけど、以来ゴリラをテレビなどで見るとウンコのイメージがわいてきて。まあトラウマというかゴリラウマだわ。「てめえ、なに見てんだよ」って感じで投げつけたと思うんだけど。まあいずれにしても動物の死って無垢な存在だけに、オレみたいなオヤジにもちょっとした感情がわいてくるわ。